インタビュー
反町流・“究極の上司” の極意とは? —『WOWOWオリジナルドラマ 今どきの若いモンは』主演・反町隆史さんインタビュー
反町隆史さん主演『WOWOWオリジナルドラマ 今どきの若いモン』が、4月9日(土)より放送・配信開始する。原作は、就活生やビジネスマンの間で絶大な共感を生んだ吉谷光平氏による同名人気コミック。商社の営業部を舞台に、反町さん演じる“究極の上司”石沢一と、新人社員の麦田歩(福原遥)や、麦田の教育係で意識高い系社員の舟木俊(中村海人:Travis Japan/ジャニーズJr.)ら個性豊かな部下たちとのやりとりを描く、“お仕事コメディ”だ。念願だったというWOWOWオリジナルドラマの初主演を飾る反町さんに作品の魅力や役への意気込みをうかがった。
醜悪に満ちた《大人の寓話》が描き出す日本社会の闇—『猿ノ王国』 藤井秀剛監督 インタビュー
カルト映画『狂覗—kyoshi』から4年——。世界三大ファンタスティック映画祭の一つ、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭にてアジアグランプリを受賞した『超擬態人間』の藤井秀剛監督が、自身によるコロナ禍の経験を醜悪に満ちた大人のおとぎ話として転化。先の読めない物語展開とサスペンスで現代の日本における《縦社会》の責任問題を問う異色の《復讐》サスペンススリラーが誕生した。他に類を見ない映像表現と脚本で社会問題をあぶり出す藤井監督が、本作を通して伝えたかった想いとは——? ミニシア編集部に届いた公式インタビューを緊急掲載!
【スペシャルインタビュー1】『西成ゴローの四億円』前篇/死闘篇 —上西雄大監督&奥田瑛二さんインタビュー
『ひとくず』の上西雄大監督が、奥山和由氏を製作総指揮に迎えて描くマネー・クライム・エンターテインメント、『西成ゴローの四億円』(前篇)と『西成ゴローの四億円 死闘篇』(後篇)が2月より全国順次公開となる。娘の命を救うために捨て身で金を稼ぐゴローを主人公に、家族愛や格差社会の闇をアクションシーンたっぷりに描く痛快な娯楽作だ。本作で脚本・主演も務めた上西監督と、ゴローの最大の敵となるフィクサーこと莫炉脩吉(まくろ・しゅうきち)を演じた奥田瑛二さんに、本作にかける熱い思いを語っていただいた。
摩訶不思議な不条理コメディが世界を熱狂させる理由—『異物 -完全版-』宇賀那健一監督&主演・小出薫さんインタビュー
宇賀那健一監督の最新作、『異物 -完全版-』が1月15日(土)より全国順次公開となる。2019年に制作されたエロティック不条理コメディ『異物』と、2020年以降のコロナ禍に果敢に挑みながら完成させた『適応』『増殖』『消滅』の4つの短篇作品が繋がった長篇作だ。20ヵ国70以上の海外映画祭に入選し、11のグランプリを獲得、あらゆるジャンルの映画祭の多種多様な部門で入賞を果たしている話題作は、一体どんな映画なのか? 宇賀那監督と、『異物』『消滅』の主人公・カオルを体当たりで演じた小出薫さんに作品への思いを聞いた。
『フタリノセカイ』飯塚花笑監督 × 片山友希さん × 坂東龍汰さんインタビュー
愛し合いながらも結婚や子どもという現実問題に悩む、シスジェンダーのユイと、トランスジェンダーの真也。フタリの10年にわたる愛の軌跡を描く『フタリノセカイ』が1月14日(金)より全国順次公開となる。監督・脚本を務めたのは、飯塚花笑。トランスジェンダーである自身の経験を起点に、「性別、常識、時間を越え、どんな形にも囚われることのない“愛”を描き出したかった」という本作には、多様な問題を乗り越え、共に生きようとするカップルの普遍的な愛と葛藤が描かれる。W主演を務めるのは若手実力派として注目を浴びる片山友希と坂東龍汰。注目の三人に、撮影当時を振り返りながら作品への思いを語ってもらった。
【スクリーンの女神たち】『誰かの花』和田光沙さんインタビュー
“スクリーンで女神のごとく輝く女優”にインタビューをする本コラム。今回は、横浜シネマ・ジャック&ベティ30周年企画映画『誰かの花』(奥田裕介監督)に出演される、和田光沙さんにご登場いただきました!ベランダから落下した植木鉢による死亡事故。認知症の父親に疑念を抱く息子——その真実を巡り、さまざまな立場の人の真実と正義が交差するサスペンスフルな人間ドラマを、緻密な脚本で描く本作。被害者の妻である灯(あかり)を演じた和田さんに、作品に込めた思いなどをうかがいました。
【緊急インタビュー】『灯せ』再上映—表現者・安楽涼が灯し続けようとするもの
今年8月に池袋シネマ・ロサで1日限定緊急上映された、安楽涼監督の最新短編作『灯せ』が、12月25日(土)〜30日(木)に再び池袋シネマ・ロサで上映される。24分という短編、しかも一度限りの上映ながら大きな反響を呼んだ本作は、緊急事態宣言下の東京を舞台に、表現の場を求めて葛藤する3人の若者たちの姿を描く群像劇だ。コロナ禍において「しょうがない」を受け入れ続けることに限界を感じた安楽監督が完成させたという本作。そこに込められた“思い”と “人知れず抱えていた葛藤” とは——?
自分自身を体現する場所を求めて—『アリスの住人』主演・淡梨さんインタビュー
家庭養護施設「ファミリーホーム」を舞台に、児童虐待の悲しみやトラウマを抱えながらも強く生きようとする少女たちの成長を描く澤佳一郎監督の最新作、『アリスの住人』。本作で樫本琳花さんとともにW主演を務めるのが淡梨さんだ。モデルとしてデビューし、上田慎一郎監督『スペシャルアクターズ』(2019年)の教祖役で注目を集め、今作では主人公つぐみの心を開くキーパーソンとなる賢治役を演じる淡梨さん。本作に込めた思いと、素顔の魅力にも迫った。
(撮影:ハルプードル)
<MIRRORLIAR FILMS Season1> 確固たる信頼関係で生み出された無二の世界観—『暴れる、女』武正晴監督&友近さんインタビュー
自由で新しい映画製作の実現を目指して発足した短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」の第一弾、『MIRRORLIAR FILMS Season1』が9月17日(金)より公開される。9名の個性豊かな監督たちが集結する中、武正晴監督が友近さんを主演に迎えて描いた一作が『暴れる、女』だ。模範囚を演じ切り、塀の外に出たとたんあらゆる欲望を開花させる女・響子を怪演した友近さんと、数々の作品で友近さんに出演オファーをしてきた武監督に、撮影の裏話やお互いへの思いなどをうかがった。
『フィア・オブ・ミッシング・アウト』河内彰監督&小島彩乃さんインタビュー
親友を亡くした女性の “とり残される怖さ” と悲しみ、その先に見えてくる光景を描いた物語『フィア・オブ・ミッシング・アウト』が、7月31日(土)より池袋シネマ・ロサほかにて全国順次公開される。メガホンを執ったのは、本作でPFFアワード2020入選を果たし、瀬々敬久監督や真利子哲也監督も才能を高く評価する注目の新鋭・河内彰監督だ。そんな河内監督と、最愛の人を亡くした深い喪失感を儚くも美しく演じ切ったイ・ソン役の小島彩乃さんにインタビューをした。独特の映像美の中に普遍的な温もりと刹那を見事に紡ぎ上げた二人の思い、とは——。