インタビュー

摩訶不思議な不条理コメディが世界を熱狂させる理由—『異物 -完全版-』宇賀那健一監督&主演・小出薫さんインタビュー

映画『異物 -完全版-』インタビュー宇賀那健一監督の最新作、『異物 -完全版-』が1月15日(土)より全国順次公開となる。2019年に制作されたエロティック不条理コメディ『異物』と、2020年以降のコロナ禍に果敢に挑みながら完成させた『適応』『増殖』『消滅』の4つの短篇作品が繋がった長篇作だ。20ヵ国70以上の海外映画祭に入選し、11のグランプリを獲得、あらゆるジャンルの映画祭の多種多様な部門で入賞を果たしている話題作は、一体どんな映画なのか? 宇賀那監督と、『異物』『消滅』の主人公・カオルを体当たりで演じた小出薫さんに作品への思いを聞いた。

『フタリノセカイ』飯塚花笑監督 × 片山友希さん × 坂東龍汰さんインタビュー

愛し合いながらも結婚や子どもという現実問題に悩む、シスジェンダーのユイと、トランスジェンダーの真也。フタリの10年にわたる愛の軌跡を描く『フタリノセカイ』が1月14日(金)より全国順次公開となる。監督・脚本を務めたのは、飯塚花笑。トランスジェンダーである自身の経験を起点に、「性別、常識、時間を越え、どんな形にも囚われることのない“愛”を描き出したかった」という本作には、多様な問題を乗り越え、共に生きようとするカップルの普遍的な愛と葛藤が描かれる。W主演を務めるのは若手実力派として注目を浴びる片山友希と坂東龍汰。注目の三人に、撮影当時を振り返りながら作品への思いを語ってもらった。

【緊急インタビュー】『灯せ』再上映—表現者・安楽涼が灯し続けようとするもの

映画『灯せ』安楽涼監督今年8月に池袋シネマ・ロサで1日限定緊急上映された、安楽涼監督の最新短編作『灯せ』が、12月25日(土)〜30日(木)に再び池袋シネマ・ロサで上映される。24分という短編、しかも一度限りの上映ながら大きな反響を呼んだ本作は、緊急事態宣言下の東京を舞台に、表現の場を求めて葛藤する3人の若者たちの姿を描く群像劇だ。コロナ禍において「しょうがない」を受け入れ続けることに限界を感じた安楽監督が完成させたという本作。そこに込められた“思い”と “人知れず抱えていた葛藤” とは——?

自分自身を体現する場所を求めて—『アリスの住人』主演・淡梨さんインタビュー

家庭養護施設「ファミリーホーム」を舞台に、児童虐待の悲しみやトラウマを抱えながらも強く生きようとする少女たちの成長を描く澤佳一郎監督の最新作、『アリスの住人』。本作で樫本琳花さんとともにW主演を務めるのが淡梨さんだ。モデルとしてデビューし、上田慎一郎監督『スペシャルアクターズ』(2019年)の教祖役で注目を集め、今作では主人公つぐみの心を開くキーパーソンとなる賢治役を演じる淡梨さん。本作に込めた思いと、素顔の魅力にも迫った。
(撮影:ハルプードル)

<MIRRORLIAR FILMS Season1> 確固たる信頼関係で生み出された無二の世界観—『暴れる、女』武正晴監督&友近さんインタビュー

『暴れる、女』インタビュー_武正晴監督_友近さん自由で新しい映画製作の実現を目指して発足した短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」の第一弾、『MIRRORLIAR FILMS Season1』が9月17日(金)より公開される。9名の個性豊かな監督たちが集結する中、武正晴監督が友近さんを主演に迎えて描いた一作が『暴れる、女』だ。模範囚を演じ切り、塀の外に出たとたんあらゆる欲望を開花させる女・響子を怪演した友近さんと、数々の作品で友近さんに出演オファーをしてきた武監督に、撮影の裏話やお互いへの思いなどをうかがった。

『フィア・オブ・ミッシング・アウト』河内彰監督&小島彩乃さんインタビュー

親友を亡くした女性の “とり残される怖さ” と悲しみ、その先に見えてくる光景を描いた物語『フィア・オブ・ミッシング・アウト』が、7月31日(土)より池袋シネマ・ロサほかにて全国順次公開される。メガホンを執ったのは、本作でPFFアワード2020入選を果たし、瀬々敬久監督や真利子哲也監督も才能を高く評価する注目の新鋭・河内彰監督だ。そんな河内監督と、最愛の人を亡くした深い喪失感を儚くも美しく演じ切ったイ・ソン役の小島彩乃さんにインタビューをした。独特の映像美の中に普遍的な温もりと刹那を見事に紡ぎ上げた二人の思い、とは——。

『ロボット修理人のAi(愛)』 主演・土師野隆之介— “運命的に出会った作品” で輝きを放つ次世代俳優!

ロボット修理人の少年と孤独な少女、そして旧型AIBOの不思議な出会いと“再生”を巡る物語、『ロボット修理人のAi(愛)』。7月10日(土)より全国順次公開される本作で、主人公の倫太郎を演じた土師野隆之介さんにインタビューしました。孤児だった過去を持ち、ひとり暮らしをしながらアルバイトに励む16歳の倫太郎は、榛名湖畔の町で、周囲の人々に支えられ暮らしていた——。明るく前向きに生きる倫太郎を活き活きと演じた土師野さんに、作品に込めた思いなどをうかがいました。

【インタビュー】コロナ禍で発揮する映画の底力 『裏ゾッキ』篠原利恵監督、伊藤主税プロデューサー

映画『裏ゾッキ』メイン画像メイキングの域をはるかに超えたドキュメンタリーが誕生した。全国で順次公開中の『裏ゾッキ』は、俳優の竹中直人、山田孝之、斎藤工(監督名は齊藤工)の3人が共同で監督を務めた『ゾッキ』の舞台裏を追った作品だが、オールロケを行った愛知県蒲郡市の支援態勢からコロナ禍における配給、興行の混乱まで、映画を取り巻く現状がはしなくも浮き彫りになっている。劇場用映画は初めてという篠原利恵監督と、本編の製作にも名を連ねる伊藤主税プロデューサーが、作品の投げかけた問いについて語る。

予告編大賞から長編の主役へ 『猿楽町で会いましょう』石川瑠華インタビュー

待ちに待った劇場公開が、いよいよ現実となる。新型コロナウイルスの影響で公開が大幅に延期されていた『猿楽町で会いましょう』(児山隆監督)は、「未完成映画予告編大賞MI-CAN」のグランプリ受賞作を基に、都会の片隅に生きる若い男女の気持ちのずれを双方の視点から描いた意欲作だ。2019年の東京国際映画祭で初披露されたときにインタビュー取材をした主演の石川瑠華は、その後、数多くの映画に引っ張りだこの存在となる。期待のホープが信じる映画の魔力とは――。

これは、愛の映画 。—『ひとくず』上西雄大監督インタビュー

映画『ひとくず』上西雄大監督インタビュー
ロングランヒット中&1月9日(土)より渋谷のユーロスペースにて再上映される『ひとくず』の上西雄大監督にインタビュー! 虐待を受けて育った少女と、子どもの愛し方を知らない母親。そんな二人の家に空巣に入った破綻者の男。奇妙な出会いから不器用に愛を紡ぎ、やがて家族となっていく三人の姿が世界中の映画祭で絶賛された本作。新型コロナウイルスの影響で一度は上映中止を余儀なくされたものの、作品を観た人々からの声援を受けて上映が再開されると、上映延長やリバイバル上映が次々と決まり、リピーターが何度も劇場へ足を運ぶ “おいくず” なる現象も生み出した。幼児虐待という重厚なテーマを扱いながら、劇映画としての魅力にもあふれる感動作はどのように生まれたのか? 主演・脚本・編集・プロデュースも自身で務めた上西監督に作品に込めた強い思いと撮影の舞台裏を聞いた。