インタビュー
《『枯れ木に銃弾』司慎一朗監督インタビュー》 年齢に夢の限界はない。75歳の新人監督が【シニア・ノワール】に描く、怒りと愛と現代日本
若い頃から映画監督を志し、紆余曲折の末に75歳にして初の長編映画が劇場公開を迎える司 慎一朗監督。2月20日(金)より公開される『枯れ木に銃弾』は、現代社会からこぼれ落ちた高齢者夫婦の“怒り”と“愛”を【シニア・ノワール】という新ジャンルを掲げて描く衝撃作だ。司監督自身が年齢を重ねる中で、身をもって感じた社会からの疎外感や自己価値への問いかけを、人生の終盤における挑戦と再生の象徴として撮り上げた本作。作品に込めた想いと、その人生の片鱗に迫った。
オールNYロケで描くピュアで異色なラブ・コメディ『ブルックリンでZ級監督と恋に落ちた私』宇賀那健一監督インタビュー
宇賀那健一監督の勢いが止まらない。1月に日本・台湾の合作ホラー『ザ・カース』とR18のハードコア・スラッシャー『インコンプリート・チェアーズ』が立て続けに劇場公開されたばかりだが、2月13日(金)からはオールNYロケで繰り広げる『ブルックリンでZ級監督と恋に落ちた私』が公開を迎える。ホラー、スラッシャーに続きスクリーンに放たれる今作は、まさかのラブ・コメディ。だが、ただのラブコメ枠に収まらないのが宇賀那作品。キュートなロマンスとともに宇賀那監督らしいパンクでシュールな視点から「創作への情熱」や「言語をこえた心の触れ合い」といった揺るぎないテーマが描かれる。
【『時のおと』片山享監督インタビュー 】方言は「音階」。福井の四季と人々の営みを実直に紡ぐ「音」の映画
福井の美しい四季を背景に、その土地でしか聴けない「音」を題材に紡いだ映画『時のおと』が1月31日(土)ポレポレ東中野ほか全国順次公開される。「方言は街を構成する音階である」という哲学のもと、『轟音』などで国内外から注目を集める福井県出身の片山享監督が手掛けた意欲作だ。福井県の5つの街で1年をかけ四季を巡りながら撮影された本作には、各地の住民たちが多数出演する。彼らが生きる中で奏でる音と俳優たちの演技が溶け合い、劇映画でありながらも圧倒的なリアリティをもって過去から未来へと続く人と街の営みをみずみずしく映し出す。自ら撮影も手がけた片山監督に、そんな本作への想いを聞いた。
【インタビュー】『ザ・カース』―鬼才・宇賀那健一が『呪詛』チームと放つ、日台合作ホラーの新境地
誰かの“キラキラした日常”であふれるSNSが、古色蒼然とした“紙人形の呪い”を拡散させる媒体となる――『悪魔がはらわたでいけにえで私』『ザ・ゲスイドウズ』などで世界から注目を浴びる鬼才・宇賀那健一監督が、台湾のホラー映画『呪詛』のチームとの共同制作した映画『ザ・カース』が1月16日(金)より公開される。デジタルとアナログの融合、ジャパニーズホラーと台湾ホラーのコラボレーション、『呪詛』チームによる緻密で容赦のない表現と宇賀那監督のファンタスティックな演出が生み出した、新たなトラウマ系ホラーの撮影秘話を聞いた。
【インタビュー】『じっちゃ!』―名バイプレイヤー・小野武彦が青森県つがる市で見つけた”あずましい”人生の風景
四季折々の⻘森・つがる市の⾵景を舞台に、東京からIターン移住した孫娘と、市内でメロン農家を営む祖⽗の絆を描くヒューマンコメディ『じっちゃ!』(千村利光監督・脚本)が10月31日(金)より全国順次公開となる。青森県つがる市の市制施行20周年を記念して製作された本作で、主人公ゆき(中村静香)の祖父・三上泰助を演じたのが、名バイプレイヤーとして活躍してきたベテラン俳優、⼩野武彦さんだ。観る⼈に“望郷の思い”を呼び起こすハートフルな本作の物語を通して、⼩野さん自身の故郷や人生への想いを語ってもらった。
【インタビュー】『となりの宇宙人』主演・宇野祥平さん― 役づくりは「わからないところから始める」
アパートの庭に不時着した宇宙船の中から出てきたのは、“正体不明の全裸の男”だった――!? SF界の巨人・半村良の異色短編小説を、いまおかしんじの脚本で映画化した、ちょっぴり不思議で官能的な“SF人情喜劇”『となりの宇宙人』が東京の新宿武蔵野館ほかで絶賛公開中だ。監督は、ピンク映画を中心にキャリアを積み本作が一般商業作品デビューとなる小関裕次郎。そんな小関監督の熱いオファーを受け、主人公の宇宙人「宙さん」を演じたのは名優・宇野祥平。愛おしくもユニークな宇宙人を独特の存在感で好演した宇野さんに、本作への思いを聞いた。
【外⼭⽂治監督インタビュー】「東京予報 ―映画監督外⼭⽂治短編作品集―」2025年、東京の“かたすみのひかり”を描く——8年ぶりの短編集に込めた想い
『ソワレ』『茶飲友達』などの外⼭⽂治監督による「東京予報―映画監督外⼭⽂治短編作品集―」が5月16日(金)よりシモキタ – エキマエ – シネマ『K2』を⽪切りに全国順次公開される。2025年の東京の “かたすみのひかり” をコンセプトに描く3部作『名前、呼んでほしい』『はるうらら』『forget-me-not』には、田中麗奈はじめ豪華キャストが集結。「先⾏き不透明な時代に、この短編作品が天気予報のような明⽇を⾒つめるお守りになれば――」そんな願いを上映タイトルに込めたという外山監督に、8年ぶりとなる短編作品集への想いを聞いた。
91歳のヒロインが輝くおとぎ話 『アンジーのBARで逢いましょう』―松本動監督が語る、草笛光子と紡いだ温かな現場
石井隆監督、大林宣彦監督など名匠たちの助監督を経て、自身の監督作品が国内外で高い評価を得てきた松本動(まつもと・ゆるぐ)監督。その最新作は、主演の草笛光子が映画史上最高齢のヒロインに扮する『アンジーのBARで逢いましょう』だ。風のように現れた謎の “お尋ね者” アンジーが、いわくつきの物件で開いたBARを舞台に、訪れる人々の人生をそっと変えていく、心温まる大人のためのおとぎ話。脚本は『十三人の刺客』などを手掛けた天願大介。長きにわたり第一線で活躍し、91歳という年齢を迎えて一層輝く草笛光子の新たな魅力を引き出した松本監督に、制作秘話や込めた想いを語ってもらった。
純粋で不器用で摩訶不思議なパンク映画— 宇賀那健一監督が語る『ザ・ゲスイドウズ』の世界
数多の海外映画祭で賞に輝き、いま国際的に熱い注目を浴びる日本人監督・宇賀那健一。そんな宇賀那監督の最新作は、再起をかけて田舎に移住した売れないパンクバンド“ザ・ゲスイドウズ” の奮闘を描く音楽映画だ。主人公でバンドのボーカルのハナコを演じるのは、モデルとしても活動する夏子。ほかメンバーには、多国籍バンドALIなどで活躍する今村怜央、ゴールデンボンバーの喜矢武豊、映画監督のロコ・ゼベンバーゲンと異色のキャストが集結。激しいパンクロックと穏やかな田舎のコントラスト、犬やカセットテープが喋り出す摩訶不思議な世界観など、ジャンルの垣根を超えた宇賀那ワールド全開の意欲作について、監督に話を聞いた。
【インタビュー】キュートでアンニュイな吸血鬼役で魅了するカナダの新星―『ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン』 主演サラ・モンプチさん
人を殺せない吸血⿁のサシャと、生きることを諦めようとする人間の青年ポール。生きづらさを抱えた二人の出会いと心の共鳴を、繊細な感情描写とユーモアいっぱいに描く異色のダーク・ファンタジー『ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン』 で主人公サシャを演じたサラ・モンプチさんにインタビューした。
