インタビュー
【インタビュー】キュートでアンニュイな吸血鬼役で魅了するカナダの新星―『ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン』 主演サラ・モンプチさん
人を殺せない吸血⿁のサシャと、生きることを諦めようとする人間の青年ポール。生きづらさを抱えた二人の出会いと心の共鳴を、繊細な感情描写とユーモアいっぱいに描く異色のダーク・ファンタジー『ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン』 で主人公サシャを演じたサラ・モンプチさんにインタビューした。
【インタビュー】「人間なんてみんな、罪人だ!」深く温かいまなざしで描き出す “罪”と“傷” ―『一月の声に歓びを刻め』三島有紀子監督&山嵜晋平プロデューサー
三島有紀子監督の長編映画第10作となる『一月の声に歓びを刻め』がテアトル新宿ほか全国で絶賛公開中だ。監督自身が幼少期に遭遇した性暴力をモチーフに、「洞爺湖 中島」「東京 八丈島」「大阪 堂島」の3つの島で生きる人々の“罪”と“傷”を深く温かいまなざしで見つめ、自主制作で完成させた本作。自らの心の深淵をのぞき続けながら物語を紡いだ三島監督と、自らも映画監督として活動しながらプロデューサーとして奔走した山嵜晋平さんに話を聞いた。
【インタビュー】『悪魔がはらわたでいけにえで私』― 恐怖が痛快で爆笑でハートウォーミング!? 宇賀那健一監督の “リーサルウェポン” がついに劇場公開!
奇才・オブ・奇才、宇賀那健一監督が「僕のリーサルウエポン!」と語る、脳髄直撃の暴走ホラー活劇『悪魔がはらわたでいけにえで私』が2月23日(金)についに日本での劇場公開を迎える。海外映画祭でも上映は満席が続出、北米配給も始まり、すでに海外のマニアの間では話題沸騰中の作品だ。“観る危険物”との呼び声も高い本作にかける思いを監督に聞いた。
映画の核となる部分は「自分の運命と尊厳をコントロールしようと奮闘する」という考え―『ジャンプ、ダーリン』フィル・コンネル監督インタビュー解禁!
カナダの片田舎で暮らす祖母と、久しぶりに祖母に会いにきた孫との関係をクィア・カルチャーの中に描き、海外のLGBTQ+映画祭で多数の受賞とノミネートを獲得した話題作『ジャンプ、ダーリン』のフィル・コンネル監督のインタビューが届いた。1月19日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
【インタビュー】『愚鈍の微笑み』宇賀那健一監督―映画の力を信じて、不条理と隣り合わせの世界を描き続ける
田辺桃子、小出薫、森田想をトリプル主演に迎えた宇賀那健一監督の最新作『愚鈍の微笑み』が10月20日(金)よりシモキタ – エキマエ – シネマ K2ほかにて全国順次公開される。コロナ禍以降、 “不条理と隣り合わせである世界” を描き続ける宇賀那監督が、今作では「反戦」をテーマにファンタジー映画を撮りあげた。そこにはどんな思いが込められているのだろうか――。
【インタビュー】ジャンルレスで描く究極の愛! 宇賀那健一監督が “超セカイ系”映画『Love Will Tear Us Apart』を撮った理由
宇賀那健一監督が “究極の愛” を描く最新長編作、『Love Will Tear Us Apart』が8月19日(土)より全国順次公開となる。主演の久保田紗友をはじめ、青木柚、莉子、吹越満、麿赤兒、前田敦子、高橋ひとみ、ゆうたろう、田中俊介ほか魅力いっぱいのキャストが集結する本作は、観ている人の感情をぐちゃぐちゃにかき回すサスペンスホラー&ラブロマンス作品。日本公開に先駆け海外映画祭でも話題を呼んでいる本作の裏側に迫った。
かつて心の拠りどころだった映画とミニシアターへの思い―『銀平町シネマブルース』主演・小出恵介さんインタビュー
新宿武蔵野館ほかで2月10日(金)より公開中の『銀平町シネマブルース』は、時代遅れの⼩さな名画座 “銀平スカラ座” を舞台に映画を愛する人たちが繰り広げる群像悲喜劇。城定秀夫監督をメガホンを執り、いまおかしんじ氏が脚本を手がける本作で、主人公の映画青年の近藤猛を演じたのが小出恵介さんだ。自身も学生時代に映画監督を目指し、ミニシアター文化に心酔したという小出さん。本格的な映画主演復帰となる本作への思いや、ミニシアターにまつわる思い出などを語っていただいた。
映画愛と10年来の友情が結実した念願のタッグ!―『餓鬼が笑う』平波亘監督&柳英里紗さんインタビュー
映画・TVドラマの監督や舞台演出を手がける傍ら、多くの現場を助監督として支えてきた平波亘監督の長編作『餓鬼が笑う』が12月24日(土)より全国順次公開となる。「記憶」をめぐるラブストーリーと、今を生きる若者のリアリティが愛と不条理に満ちた摩訶不思議な世界で交錯する本作には、主演の田中俊介をはじめ豪華俳優陣が個性豊かなキャラクターを演じる。そんな本作で、骨董市場の若き女主人を演じたのが柳英里紗。映画を愛する二人は、時に共演者、時に助監督と役者、時に飲み仲間として10年来の友情を結び、本作でついに監督とメインキャストとしてタッグを組んだ。
『道草』片山享監督インタビュー―片山享が見つめる「価値観」の不確かさと難しさ
片山享監督の今年5作目となる劇場公開作『道草』が12月9日(金)よりシモキタ – エキマエ – シネマ『K2』で公開される。俳優事務所のハイエンドが製作を手掛ける映画の第2弾となる本作は、画家の青年が他人の価値観に翻弄されていく姿を通じて、「自分らしさとは何か」「価値とは何か」という普遍的なテーマを描く物語だ。主人公の榎木道雄役には『河童の女』で映画初出演にして主演に抜擢された青野竜平。ヒロインの富田サチ役は映画・テレビ・舞台と話題作への出演が相次ぐ田中真琴。さらに、モデル・俳優として注目されるTao、片山組に欠かせぬ名バイプレイヤーの大宮将司、谷仲恵輔、山本晃大、入江崇志ら魅力と実力を兼ね備えたキャストが集結する。
【特集:宇賀那健一監督 VOL.2】『渇いた鉢』宇賀那健一監督×安部一希さん(主演・プロデューサー)インタビュー―殺人事件の“被害者遺族”を描く問題作に込めた思い
宇賀那健一監督特集の第二弾は12月10日(土)より池袋シネマ・ロサほかで全国順次公開される『渇いた鉢』について、主演兼プロデューサーを務めた安部一希さんと宇賀那監督のインタビュー。ある日突然、最愛の家族を奪われ、殺人事件の“被害者遺族”となった主人公・松村大地。彼の出口のない喪失感と絶望、世間の身勝手な好奇心に晒され狂おしくも空虚な日々を生きる姿をただひたすら描き切った本作は、いかにして生まれたのか。この冬一番の問題作の舞台裏に迫った。