言語化しがたい“大人の孤独”を体現した二人の演者―『さすらいのボンボンキャンディ』影山祐子さん&原田喧太さんインタビュー

  • 2022年10月28日更新


延江浩の同名短篇小説を、サトウトシキ監督が映画化した『さすらいのボンボンキャンディ』が、2022年10月29日(土)より東京・渋谷のユーロスペースほか全国順次公開となる。心の空白を抱えて街をさまよう34歳の仁絵と、電車の運転士になる夢をあきらめた48歳のマサル。互いに家庭を持ちながら逢瀬を重ねる男女の姿を通して、拭うことのできない孤独を描き出す本作。初主演とは思えぬ大胆さと無二の存在感を魅せた仁絵役の影山祐子さんと、ロックミュージシャンとしてのカリスマ性を封印して役に挑んだ原田喧太さんに、作品への想いや互いの印象などを語っていただいた。

(取材:富田旻 撮影:ハルプードル)


「偶然の再会」と「熱烈なラブコール」で実現したキャスティング

― 影山さんは、どういった経緯で主役に抜擢されたのでしょうか。

影山祐子さん(以下、影山):サトウトシキ監督は、映画学校時代の恩師なんです。卒業からしばらくして連絡がきて「自分の教え子が映画を撮るから、出てみない?」って。その教え子というのが、今作の脚本を書いた十城義弘さんだったんです。その作品を観て、トシキさんが「よかったんじゃない」って言ってくださって。そんなお付き合いがあって、今回のオファーをいただいたという感じです。

― 専門学校では演出を専攻されていたそうですが、卒業して何年も経ってから、しかも演者でお声がかかったというのは、何か理由があったのですか。

影山:在学中、実習で撮る作品に自分たちが出演することもあって、そこで演じることへの意識が芽生えました。卒業後も友達の自主映画に出演する機会があって、その中で徐々に意識が高り、演技のワークショップなどに参加するようになって。
あるとき出演作の宣伝で訪れた劇場で、たまたまトシキさんと再会したんです。そこで出演作のチケットを渡したのが、トシキさんに私を演者として知っていただいたきっかけです。2013年頃ですね。

― 偶然の再会から今作のオファーまで、運命的ですね! 原田さんは、原作者の延江浩さんからの熱烈なオファーを受けてのご出演だったそうですね。

原田喧太さん(以下、原田):映画化が多分ハッキリとは決まっていない頃に、延江さんから「映画化するなら喧太でやりたいんだよね」とは言っていただいていました。ただ、マサル役とは聞いていなかったです。もう随分前ですね。

― ロックミュージシャンの原田さんと電鉄会社の車掌のマサル、イメージにかなりギャップがあるように思います。オファーがきたときはどんなお気持ちでしたか。

原田:戸惑いました。ここまでガッツリ映画に出演するのも久しぶりでしたし、スケジュール的に難しかったので、一度はお断りしたんです。

― あらためてご出演を決めたのはなぜですか。

原田: スケジュールが空くまで待つと言っていただいて、本当に1年半くらい待ってくださったんです。あと、バイクの免許も持っていなかったので、撮影までに取りました。

― まさに熱烈なラブコールを受けてのご出演だったのですね!

約2年かけて仁絵と自分との距離を縮めていった

― 影山さんが演じる仁絵がとても魅力的でした。正直、女性からの目線が厳しくなりがちな役というか、同性に魅力的と思わせるのは、なかなか難しい役だと思うんです。

影山:そうですね。女性からの目線はすごく考えましたし、あまりイヤな思いはしてほしくないとは思いました。

― さらに、仁絵のような掴みどころのない魅力を持った女性って、男性目線のファンタジーで描かれることも多い印象があります。共感とまではいかなくても、仁絵の感情の動きに説得力があるかどうかで、女性の好き嫌いが分かれる作品だと思います。

原田:なるほど。

― でも、影山さんの演じた仁絵からは、漂うように生きる浮遊感と、内面に抱えた孤独がリアルに伝わってきて、引き込まれました。友達になりたいタイプではないですけど(笑)。

影山:あははは。すごくうれしいです。

― 影山さんは、脚本を最初に読んだとき、仁絵に対してどんな印象を持ちましたか。

影山:「大変な人だな」っていう印象でした。あまり理解できなかったし、受け入れがたい面もいっぱいありました。それで原作を読んだら、小説ではもっと大変な女の人で(笑)。

原田:ははは、そうだね(笑)。

― どのように役との距離を縮めていったのでしょうか。

影山:トシキさんとたくさん会って、話をしました。それから、いろんな映画を観たり、人に相談したり、さまざまな経験をして、考えの幅も広がっていきましたし、自分の年齢が仁絵と近くなって、年齢的にも “社会と自分” みたいなものを考えるようになって。もっとちゃんと向き合わなくてはと思いました。オファーをいただいてから撮影まで2年くらいかけて話し合い、役との距離を縮めていきました。

― どんなことを人にご相談されたのですか。

影山:仁絵のような女性をどう思うかとか、これから自分が俳優としてどうなっていくべきか、とか。それと、濡れ場があるけど、どうしよう……みたいなことですね。

― 濡れ場を演じることに対しては、やはり悩まれましたか。

影山:肌を晒すことへの苦悩ももちろんですが、仁絵やマサルのことをちゃんと好きになれるか、気持ちが作れるか、みたいなことですね。それと、周囲の反応をあまり想像できていなかったので、こういうお仕事を引き受けることで、どういうことができるようになって、またできなくなるのかみたいな部分をちゃんと考えなきゃなとは思いました。

苦労したのは「好きだけど、気持ちが離れていっている」の表現

― 原田さんは、どんな気持ちで濡れ場に臨まれましたか。肌を露出することの意味が女性とは違うかもしれませんが、人前でそういったシーンを演じることへの抵抗感などはありましたか。

原田:やはり抵抗感はありました。単純にやったことがなかったので、演技としてちゃんとできるか正直不安もありましたし。久しぶりに大きな役を演じるので、まずそこに足を踏み入れていいのか、僕の中ですごく悩みました。映画の内容的にも、この先どう自分が見られるだろうというのも少しだけ考えましたし。

― 悩みながらも、どのように役を受け入れたのでしょうか。

原田僕も知り合いの役者さんとかに相談しました。正直に「どうすればいいか、どう演じればいいか、自分ではわからない」って。そしたら、「わかんなくていいんだよ、とりあえずやるべきだ」って何人かに言っていただいて。それでだんだんと自分の気持ちも固まっていきました。

― マサルと原田さん、一見共通点は無いように見えます。

原田:マサルはロクでもないヤツですからね(笑)。まぁ、ミュージシャンもロクでもない人は多いけど(笑)。とにかく自分にとって難しい役で、最初に台本を読んだ時は、正直わからなかった。何度も台本を読み込みました。

― どのようにマサルの感情を汲みとって、ご自身の中に落とし込んでいかれたのでしょうか。

原田:言葉をどう発していくかで伝わり方がまるで変わるので、そこはかなり意識しました。例えば、同じ「帰ろうかな」というセリフでも、すごく軽く言うのか、真剣に言うのかで意味がかなり違ってくる。自分なりに、マサルの性格を想像して、一言ひと言のセリフを発するようにしました。

― 原田さんが一番難しいと感じたのは、どういった演技ですか。

原田:仁絵のことは好きだけど、気持ちが離れていっているのを表現するところですね。言葉尻や態度で、どうすればちょっと距離を置いているって伝わるかな、とか。そこは難しかったですね。

― 演じていくうちにマサルに対する印象は変わっていきましたか。

原田:ものすごく真っ直ぐな人間だとは思いました。ただ、どこに対しても真っ直ぐなんですよね、妻にも、仁絵にも。ずっと悩みながら仁絵といたとは思うけど、結局は都合が悪くなったら逃げちゃうんですよね。

― 女性の気持ちからすると、もちろん逃げたのはズルいですけど、私は意外とマサルを悪く思えないんですよね。

影山:わかります。なんか責められないですよね。「なんだ、アイツ!」ってならない。

― 適当に楽しむこともできる関係性なのに、マサルがちょくちょく現実に引き戻すというか。そこが彼の実直さでもあるし、思わず追いかけてしまう部分でもあるんですよね。ちょっとした表情や仕草にもそういうのを醸し出してくるんですよ、マサルは。あえてそう演じていらっしゃるなら、原田さんかなりワルい男です!

原田:(冗談ぽく)もちろん、あえてですよ(笑)!

影山:あははは(笑)。

― そういう部分に説得力があったし、仁絵がマサルを好きになる流れも、会ってすぐ二人がシンパシーを感じ合う部分も、観る側の“感覚”に訴えかけるように描かれている。そういう部分で男女問わず大人が楽しめる作品になっていると思いながら拝見しました。

映画を観た知人たちから「やってよかったね」

― 公開前なので作品を観た方は限られると思いますが、男女で感想の違いなどはありましたか。

影山:男女というよりは、年齢かな。上の世代の方からは「なんか懐かしい」と言われることが多かったです。私の同世代や下の人は、人との付き合い方とかを「今、ああいうことをやる人いるのかな」と言っていました。経験によって感想が違う印象でした。

― コロナ禍も経験して、他者との繋がり方も数年でより希薄になったように思います。今なら孤独な男女が出会うシチェーションはマッチングアプリとかになるのかもしれないですね。少なくとも、球場で初対面の人とカツオの刺身はシェアしないでしょうし(笑)。

原田:僕の知り合いは、夫婦で試写に来てね。嫁はめっちゃ怒っていました。「なに、あの女、サイテー!」って。でも旦那のほうは「ものすごくマサルの気持ちわかりますよ!」って(笑)。

影山:あはは(笑)! やはり男女で分かれるんだ。

― ご夫婦やカップルで観ると、思わぬ争いの火種になるかもしれません(笑)。でも友人同士で観ると、そのあとかなり盛り上がる作品だと思います! お二人の演技についてはどのような感想がありましたか。

影山:知人や友人の意見ではありますが、「やってよかったね」と、いろいろな方に言っていただきました。

原田:僕も、知り合いだから客観的に作品を観てはいないと思うんだけど、「まんまでしたよ」とか「普通の喧太さんだった」って(笑)。

― 今、原田さんとお話ししていると、マサルとは別人ですが、作品の中で自然にマサルを演じられていたというのは納得です!

影山:うんうん。

映画の中で顔つきが変わっていくのを自分でも感じた

―  仁絵のジュビアルの魅力も作品にとって大きいと思います。砂糖菓子を彷彿とさせるふんわりした肌の質感とか色の白さが、タイトルのボンボンキャンディという響きをいっそう甘く感じさせて。「この女優さん素敵だな」って思わせる作品にもなったと思うんです。

原田:うん。そう思う。

影山:えー、うれしい(照)。

― ちょっとボーイッシュなショートカットも、変に色っぽくなりすぎないというか、すごく素敵でした。役のために切られたのですか。

影山:いえ、たまたまそのときショートカットだったんです。でも、私もこの役はショートカットでよかったなと思いました。

原田:ね! 長かったら全然印象違っていたよね。

― お二人とも脱ぐシーンが多いということで、ボディケアなどはされましたか。

原田:ほんとうはもう少し身体を締めていこうと思っていたんですけど、「車掌だし、こういう人だから、そんなに鍛えても違うのかな」と思って。鍛えてはいましたけど、それがあまり見えない程度にしてはいました。

影山:暴飲暴食は気をつけました(笑)。私も痩せようって思っていましたけど、そんなに結果は出てない状態で臨みました(笑)。

― お二人とも綺麗でしたし、ヘルシーな感じがまたよかったです。

影山:撮影は長いし、健康的でいようとは思いました。完成したものを観て顔つきが変わっていくのは自分でも感じました。撮られているせいなのか、恋愛をしている感じになっているせいか。

― マサルに惹かれていっている姿が、生々しく感じられました。マサルも、仁絵が好きでしょうけども、仁絵のそれとは少し異質で、そこも男女の差なのかなっていう印象でした。二人が抱える孤独の描き方も違っていましたね。

原田:違いますよね。だから観た方の意見も割れるでしょうね。

大変なことを一緒に乗り越えて “戦友”  になれた

― 共演を経て感じたお互いの魅力と、第一印象を振り返って教えてください。

原田:初めて会ったのは、撮影に入るだいぶ前だよね。監督とライブに来てくれて、もう役に入り込んでいたのか、そんな雰囲気だった。その時はちょっとしか話さなかったから、おとなしい子かと思ったんだけどね……全然違った(笑)!

影山:あっはっは(爆笑)。

原田:撮影に入ると、役と作品に対する熱量がものすごくて圧倒されました。これは、もっとちゃんと向き合わなくちゃいけないって。僕もあらためて後ろから押されたような気がしました。

影山:撮影前は、超かっこいいミュージシャンの方が、マサルを演じるのが想像できなかったですし、どうなるんだろうと思っていました。リハーサルもなくて、冒頭の球場のシーンがほんとうに仁絵とマサルとして出会う最初の瞬間だったので、どこかでマサルを好きになる瞬間を見つけようという気持ちで臨みました。

でも、実際に喧太さん演じるマサルを見て、やんちゃな感じが面白いな、実際にもいるかもしれないって思えて。「ありえない」は、自分が勝手に決めているだけで、まだ世界を少ししか知らないのに否定するのは間違っていると思いました。マサルと喧太さんが初日で繋がって、そのあとは大変なことをいっぱい一緒に乗り越えて、今は戦友のようになれたと思います。

原田:うん、戦友! そうだね!

エンディングテーマの歌詞で完結する物語

― 人肌を求めるほどに孤独を知るという、大人の恋愛だからこその矛盾が、原田さんが作曲して歌われたエンディングテーマ「青」の歌詞ともリンクしていて、心に沁みました。

原田:詞は別の方に依頼したんですけど、偶然にも映画のストーリーと繋がったんです。

― え!? 偶然!?

原田:狙った部分もあるけど、細かい言葉とかは偶然です。曲を作った時点でデモテープにキーワードになる言葉だけ入れて、そこから発想を広げてほしいとお願いしたんです。映画の内容も説明していないし、男女の関係性だけ伝えて書いてもらったんですよ。

― ストーリーとシンクロしていますよね! 原田さんの情感あふれる歌声にさらに心が震えて……。

影山:私も編集作業の現場で完成作品を観て、「めちゃくちゃエンディングいい!」と思って、すぐ喧太さんLINEしました。

「言語化できないでいた感情を、たくさん話し合ってほしい」(影山)
「観た人それぞれのエンディングを作ってもらえたら」(原田)

― 埋めることのできない心の空白って、大人なら誰もが心の中に宿しているものだと思いますが、仁絵やマサルが持つ孤独には共感できましたか。

原田:僕の持っている孤独感とは少し違うけど、理解はできるとは思いました。わけもなく胸がモヤモヤする感じとかね。

― モヤモヤする感じ、わかります! 感覚的には知っていて言語化するのが難しい感情を、本作ではお二人が画として見せてくれた、そんな印象を持ちました。

影山:うれしいですね。以前、映画『花束みたいな恋をした』(2021年/土井裕泰監督)に少し出演させていただいたんですけど、坂元裕二さんの脚本で、最初に線を引いたのが「 出会いは常に別れを内在し……」というセリフでした。うまくいっている時って、その後に起こる嫌なことを考えちゃったりするので。

原田:すごくわかる。

影山:そういう言語化できないでいたことを文字として読むと、ハッとしてみんなに伝わるようになるじゃないですか。だからこの作品も、観たあとに言葉にして、感想をたくさん話し合ってほしいと思います。

― あらためて、本作を観る方へメッセージをお願いします。

原田:僕個人としては、49歳でこの作品を撮って、今50を超えて、新しいところに踏み込んだ作品なので、一生どこかに刻まれていくんだろうなと思っています。内容を重く感じるか、ふわっと感じるかは、観る方によっても違うと思いますし、いろんな捉え方があってもいいと思う。いろんなことを想像して、それぞれのエンディングをみなさんが作ってくれたら、非常にうれしいです。

影山:私も最初は難しいと思って、距離を置いてしまった話ですけど、だからこそ深めがいのある役だし作品でした。とっつきにくいと思う方にも、今までこういった映画を観なかった方にもどんどん観てほしいし、シネフィルと言われるような人たちにも、もちろん観てほしいです。

そして、観た方たちの間で会話が生まれたらいいなと、勝手に夢見ています。素敵な俳優がたくさん出ていますので、ぜひ観てください。苦手って決めつけないで、ちょっと好きなポイントを見つけて、深めていく作業をしていただけたらうれしいです!

 

プロフィール

影山祐子(かげやま・ゆうこ)

1985年生まれ。監督を志し日本映画学校(現・日本映画大学)の演出コースへ進学。脚本家の丸内敏治や古厩智之監督に師事する。卒業後はMVや映画の制作スタッフを経験。並行して同級生の自主映画に出演するうちに俳優への意欲を持つ。三宅唱監督『Playback』に衣装スタッフで参加した出会いや経験が更に想いを強いものにし、俳優の道へ。2013年『トーキョービッチ,アイラブユー』(吉田光希監督)で劇映画デビュー。第14回東京フィルメックス等国内外で上映される。同年、俳優・染谷将太の監督作品『シミラーバットディファレント』に出演。その後も映画・ドラマ・MVと映像作品への出演が続く。近年の出演作には『花束みたいな恋をした』(2020年/土井裕泰監督)『ランブラーズ2』(2021年/山下敦弘監督)『はい、泳げません』(2022年/渡辺謙作監督)『激怒』(2022年/高橋ヨシキ監督)がある。


原田喧太(はらだ・けんた)

1970年生まれ。15歳でプロのギタリストとして活動開始。ソロ活動のかたわら、吉川晃司、及川光博、山下久美子、ピンク・レディー、デーモン閣下、大黒摩季、黒夢、江口洋介ら多数のアーティストのライヴとレコーディングに参加。映画出演作に『CAT’SEYE』(1997年/林海象監督)『THE CODE暗号』(2009年/林海象監督)『infinity波の上の甲虫』(2001年/高橋巖監督)などがある。

作品・公開情報

『さすらいのボンボンキャンディ』
(日本/2022/114分/R15+)
出演:影山祐子、原田喧太
雅マサキ、足立智充、嶺豪一、飯島大介、辻しのぶ、伊藤洋三郎
企画・監督:サトウトシキ 原作:延江浩(水曜社刊『7カラーズ』)
プロデューサー:森田一人 脚本:十城義弘、竹浪春花 音楽:原田喧太
撮影監督:小川真司(JSC) 録音:光地拓郎 編集:目見田健
製作・配給:インターフィルム
© 映画『さすらいのボンボンキャンディ』製作委員会/延江浩

『さすらいのボンボンキャンディ』公式サイト

※2022年10月29日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開

  • 2022年10月28日更新

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