監督 安楽涼×音楽 DEG『追い風』完全版が2020年夏、待望の劇場公開へ!

  • 2020年03月02日更新

映画『追い風』宣伝用

若手監督とミュージシャンのコラボで映画を制作・上映する「MOOSIC LAB(通称:ムーラボ)」。多くの話題作とフレッシュな才能を輩出してきたムーラボからまた一作、心を疼かせる作品が劇場公開へと飛翔する。作品のタイトルは『追い風』。『1人のダンス』の安楽涼監督がラッパーのDEGとタッグを組み、「MOOSIC LAB 2019 」の長編部門で最優秀男優賞とミュージシャン賞(DEG)、男優賞(サトウヒロキ/本作および『ゆうなぎ』に出演)の3冠を獲得した本作が、2020年夏に完全版となってアップリンク吉祥寺のスクリーンに放たれる。


「笑って何が悪い、笑う事は良い事。でも、その度、謝っている。自分自身に」

映画『追い風』ミュージシャンのDEGこと出倉は、いつでも笑っている。誰も傷つけたくない、だから笑う。しかし、心の内側ではその度に自分自身を傷つけている……。

DEGの優しさはけっしてブレず温かいのだが、彼自身の傷は常に内包され、人知れず化膿し続ける。心の中をぶちまけられない彼は、ミュージシャンとしても突き抜けることができずに悩んでいた。そんなDEGを思い、仲間たちは辛辣な言葉をかけるが——。

20年来の幼なじみで親友のDEGの生き様を、安楽監督が赤裸々に映し出した本作。自身が監督・主演を務めた『1人のダンス』同様に、半ドキュメンタリーのようなリアルなセリフと演技が印象的であり、DEGの前に現れる少年に投影される心象風景も鮮烈なインパクトを残す。ラストシーンに向かい加速していく展開、愛情深くも容赦のない描写といった安楽節は今作でも全開だ。この夏、劇場でDEGの心の叫びと圧巻のラストシーンにちりちりと胸を焼かれてほしい。

映画『追い風』 映画『追い風』
映画『追い風』 映画『追い風』

 

特報&作品・公開情報

『追い風』完全版
監督:安楽涼 音楽:DEG
脚本:片山享、安楽涼
プロデューサー:山田雅也
撮影:深谷祐次 録音:坂元就、鈴木一貴、新井希望
助監督:太田達成、小林望、登り山智志
ヘアメイク:福田純子 ウェディングドレス制作:磯崎亜矢子
スチール:片山享、ハルプードル
装飾:JUN 題字:広部志行 特別協賛:黒川和則
出演:DEG(出倉俊輔)、安楽涼、片山享、柴田彪真、関口アナン、サトウヒロキ、大友律、大須みづほ、ユミコテラダンス、柳谷一成、アベラヒデノブ、吉田芽吹、山本奈衣瑠、髙木直子、宮寺貴也、藤田義雄、木村昴、RYUICHI
製作・配給:すねかじりSTUDIO

【あらすじ】ミュージシャンの出倉は、いつでも誰に対しても笑う。誰も傷つけたくない、だから笑う。そうやって自分自身を傷つけながら、28年間生きてきた。周りの人たちは、それなりに幸せを掴みかけている。人に合わせ、愛想笑いをする出倉は、アーティストとしての評価を得られずにいた。そんな折、友人の結婚式の知らせが届く。その式に、ずっと好きだったひかりが来ると聞いた出倉は……。

文・編集:min

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