インタビュー

映画館に行くきっかけとなる存在に―『転がるビー玉』などで気になる女優、萩原みのり

最近、気になる映画で見かける気になる女優の一人に萩原みのりがいる。2019年、『お嬢ちゃん』での感受性あふれる演技が評判を呼んだかと思うと、2020年は1月31日(金)公開の『転がるビー玉』に続いて、『37セカンズ』『街の上で』と出演作が目白押し。自身も気になる映画はなるべく映画館で観るようにしているという萩原に、縦横無尽に語ってもらった。

映画監督・片山享インタビュー(前編)— 生きてりゃなんとかなる、幸せは自分で決める、思った時にやれ

俳優としてキャリアを重ねてきた片山享が、映画監督としても着実にその評価を高めている。生まれ故郷の福井県で初メガホンを執ったのが2017年。3年弱というキャリアながら、歩みを止めることなく映画製作に携わり、複数の国内映画祭での受賞や入選を経て、ついには池袋シネマ・ロサで月間を通して監督作6本が公開されるという、大きな飛躍を成し遂げた。そんな “映画監督・片山享” が目指す映画作りとは何なのか——? 片山監督の創作に込めた思いに迫るべく、前後編の2回に渡るインタビュー行った。

おしゃれでポップなベトナム―『サイゴン・クチュール』のグエン・ケイ監督インタビュー

ベトナムから思いっきりファッショナブルでキュートな映画がやってくる。2019年12月21日公開の『サイゴン・クチュール』は、1969年のサイゴン(現ホーチミン)から現代にタイムスリップした仕立て屋の娘の出会いと冒険を描くスタイリッシュなSFファンタジーだ。ベトナムの伝統文化と最先端ファッションを融合して特上の娯楽作に織り上げたのは、脚本家やプロデューサーとしても活躍する若手女性監督のグエン・ケイ。来日した監督に話を聞いた。

ホラーコメディーに青春群像に―『魔法少年☆ワイルドバージン』『転がるビー玉』の宇賀那健一監督インタビュー

宇賀那健一監督インタビュー2018年に『サラバ静寂』が評判を呼んだ宇賀那健一監督は、マルチな活動で知られるクリエイターだ。高校生のころから俳優として舞台に立ち、2014年には会社を設立。自ら配給、宣伝を手がけたり、東京・渋谷にダイニングバーを開いたり、志向性の幅は極めて広い。年末から年明けにかけて『魔法少年☆ワイルドバージン』『転がるビー玉』と監督作が相次いで公開されるが、これがまたガラッと趣の異なる作品で驚かされる。この多様性、バイタリティーはどこからくるのか。

大画面がお得な2本立て―『歩けない僕らは』主演の宇野愛海、『ガンバレとかうるせぇ』主演の堀春菜インタビュー

宇野愛海(右)と堀春菜11月23日(土)から全国順次公開される佐藤快磨監督の新作『歩けない僕らは』は、37分の短編ながら、同じ佐藤監督が手がけた2014年の作品『ガンバレとかうるせぇ』との併映で上映される。『歩けない〜』で主役の新人理学療法士を演じたのは、アイドルグループ「私立恵比寿中学」元メンバーの宇野愛海。その同僚として出演している堀春菜は、『ガンバレとかうるせぇ』がデビュー作。2人のきらりと光る感性をスクリーンでたっぷりと味わえるまたとない機会と言えそうだ。

「よかったよ」の言葉を糧に―『愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景vol.1』主演の瀬戸かほインタビュー

女優を続けていけるかどうか、すべてを懸けてみたい。それくらい重要な作品だったと打ち明ける。10月19日(土)公開の『愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景vol.1』(越川道夫監督)で主人公のユリを演じるのは、モデルとしても活躍する瀬戸かほ。深い悲しみを抱えて生きつつ2人の男に愛されるという複雑な役どころを、体当たりの表現で演じ切っている。「やってよかったなと今、すごく思います」と晴れやかな笑顔を見せる彼女の魅力に迫った。

一瞬の奇跡をとらえたきらめき―『左様なら』石橋夕帆監督&芋生悠、祷キララインタビュー

いろんな奇跡が重なり合って生まれた映画だと言っていいだろう。2019年9月6日公開の『左様なら』は、芋生悠、祷キララという注目の若手女優2人が主役を務めた学園群像劇で、石橋夕帆監督の初長編となる。原作はツイッターなどで若い世代から絶大な人気を集めるイラストレーター、ごめんの短編漫画で、映画化も、主役2人の起用も、すべてが必然の奇跡に導かれていた。石橋監督と芋生、祷の3人が顔をそろえたインタビューも、ある意味、奇跡と言えるかもしれない。(取材:藤井克郎 撮影:ハルプードル)

映画に懸ける情熱を鼓舞したいー『ダイナマイト・ソウル・バンビ』松本卓也監督インタビュー

松本卓也監督の最新作『ダイナマイト・ソウル・バンビ』は、とある映画の撮影現場を舞台に、自主映画と商業映画、本編とメイキング映像といったさまざまな対立軸を、複数の視点による多重構造で描いた意欲作。劇場公開は未定だが、今年3月のゆうばり国際ファンタスティック映画祭でお披露目された後、6~7月には富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭に出品され、熱狂的に迎え入れられた。帰国した松本監督に、富川での歓迎ぶりや、映画作りへの思いなどを語ってもらった。(取材・インタビュー撮影:藤井克郎)

『暁闇』— 阿部はりか監督 & 撮影・平見優子さんインタビュー

若手の登竜門として近年、数々の秀作を送り出しているMOOSIC LABから、またまた珠玉の青春映画が誕生した。昨年、長編部門の準グランプリに輝いた『暁闇(ぎょうあん)』は、中学3年生の男女3人の孤独な苦悩をみずみずしい感性で切り取った意欲作。演劇を手がけてきた阿部はりかさん(24)が初の映画監督に挑み、そのあふれんばかりの豊かなイメージを『少女邂逅』(枝優花監督)の撮影で評判を取った平見優子さん(25)がカメラに収めた。7月20日(土)からの公開を前に、同世代の2人に映画の魔力などについてたっぷりと話を聞いた。(取材・インタビュー撮影:藤井克郎)

生々しい感情と疾走感がスクリーンにほとばしる異色の青春映画!—『1人のダンス』安楽涼監督インタビュー

安楽涼監督が主演を務め、エレクトロユニットのOOPARTZとタッグを組んだ『1人のダンス』が5月25日(土)より池袋シネマ・ロサで2週間限定上映される。目の前のことに甘え、惰性の毎日を過ごす駆け出しのMV監督・安楽が、親友でアーティストのリュウイチからMV撮影を断られ、激しい怒りと衝動に駆られる姿を愚直なまでにストレートに描いた本作は、安楽監督と実の親友であるOOPARTZのRYUICHIとのリアルなケンカを、本人出演で映画化したという異色の青春映画。生々しい感情と疾走感がスクリーンにほとばしりる本作に込めた思いを安楽監督に話を聞いた。(撮影:ハルプードル)