今夏をさらにアツくする 青春映画! 主演DEG ×監督 安楽涼 『追い風』— 8月7日より劇場公開決定&コメント到着!

  • 2020年06月03日更新

映画『追い風』

ドン詰まり。上がるしか無ぇ——
『追い風』、8月7日より劇場公開!

猛暑が予想される8月を、さらにアツくする青春映画がスクリーンに放たれる——。作品名は『追い風』。「MOOSIC LAB 2019」長編部門で最優秀男優賞・ミュージシャン賞をW受賞したラッパーDEG主演の本作が、2020年8月7日(金)よりアップリンク吉祥寺ほかで全国順次公開となる。今回公開の劇場版は、MOOSIC LAB版から追加シーンを加えた完全版だ。

メガホンを執ったのは、2019年劇場公開の『1人のダンス』の監督・主演で注目を集め、今年2月公開の片山享監督作『轟音』の主演で役者としての力量を見せつけた若手の雄、安楽涼。本作の共同脚本には片山も参加し、さらにインディーズ映画に多数出演する魅力的な俳優陣が集結する。


不器用で優しい男、DEG。
彼の実人生を後押しする青春映画

安楽作品の真骨頂ともいえる疾走感にあふれながら、『1人のダンス』のようなエネルギッシュでストレートなアツさとは一線を画す本作。監督は、幼なじみでありながら自分と生き様がまるで異なるDEGを静観し、心の中でくすぶる熱に人知れず灼かれ続ける彼を、厳しく突き放すと同時に、愛情いっぱいに生々しく描ききる。そしてDEGは、主演俳優としてその思いに全身で呼応する。

ドン詰まりの日常の果てでぐしゃぐしゃに折り重なった心の叫びを、涙として、ステージにほとばしる汗として、スクリーンの隅々にまで滾らせるDEG。その姿に、観客たちもまた、胸の中が静かに燃えていくのを感じずにはいられないだろう。

コメント

映画『追い風』

●杉田協士(映画監督)

DEGが初めて文具店でノートを買った日を思う。こどものころ、自分のために手に取ったノート。それはまっしろだった。描かれないその時間も、この映画には映っている。DEGは言葉を書き殴る。そのページにはいつも余白があって、書かれない言葉もまた残されていく。いつかの自分のために空けてある余白。それは西葛西という街の至るところにある隙間でもあって、そこを通り抜ける風を集めて、DEGは歌う。


●坪井篤史(シネマスコーレ副支配人)

若い映像作家に期待してはいけない。でも安楽監督には期待できる。というか早く新作作って!って安楽さんを焦らせたい。そんな安楽さんの新作『追い風』。観たら、安楽監督最新作が待ち遠しくなりますよ。


●井上経久(シネ・ウインド支配人)

SNSをはじめ酷い言葉が飛び交う世界で、また見えないウイルスにおびえる社会で、《いま誠実であること》《いま必要なこと》をよく考えます。常に笑顔を絶やさないDEGさんと、彼の態度に対し時に憤る安楽監督や仲間たちとの関係。そしてあの子どもとその台詞。一観客には分かりえない当事者同士の思いや感情が詰まっているのでしょう。そんな感情から距離のある私がそれでもこの映画に惹かれるのは、安楽監督とDEGさんにとって《いま誠実であること》《いま必要なこと》が描かれているからだと思います。不安な時代に誰もが戸惑う、そんな今こそ届けていきたい作品です。


●DEG(本作主演・音楽)

「お前の映画を作る」そう言われた日の事を覚えています。笑えてればいいと思って自分はいつからか生きていました。今も間違ってはいないと思っています。それでも映画を撮るにあたって、再び自分の人生と向き合うことで本当はこんな事を思っていたんだと気づきました。悔しくて仕方なかったです。でもそれ以上に自分のこれからに強い風を吹かせてくれたのも確かです。幼馴染みとこんな人生に付き合ってくれたスタッフ、キャストの皆んなで作った西葛西の映画を是非見てほしいです。

監督メッセージ&プロフィール

主演・音楽を務めたDEGは20年来の仲です。DEGは辛い時もいつも笑ってきた。そんな笑う彼を心の底ではずっと理解できずにいたのですが、ある瞬間を目の当たりにしました。見た事ない程に自らと向き合い、そして最高に笑う姿を。この映画は、DEGの人生のたった一部を切り取りました。彼がこれからもずっと幸せに笑えればいいなって思っています。これはDEGの、そして俺達の追い風。

【安楽涼(あんらく・りょう)】
東京都江戸川区西葛西出身。1991年生まれ。18歳のときに役者としてキャリアをスタートし、その後、自分が出演したいが為に映画制作を始める。自ら立ち上げた映像制作ユニット「すねかじりSTUDIO」では、映画やMVの監督として活躍。主な出演作に『恋愛依存症の女』(木村聡志監督)、『轟音』(片山享監督)などがある。監督4作目となる『1人のダンス』でMOOSIC LAB 2018 【短編部門】男優賞受賞を果たし、後に劇場デビュー。

 

劇場公開版 予告編 & 作品詳細

【STORY】ミュージシャンの出倉は誰にでもどんなことがあっても笑う。誰も傷つけたくない、だから笑う。そうやって自 分自身を傷つけてきた年齢は28歳。身の回りの人はそれなりに幸せを掴みかけている。人に合わせ愛想笑いをする出倉はアーティストとしては評価されずにいた。そんな時、友達の結婚式の知らせがくる。そして、その式には、ずっと好きだったひかりが来るとの事だった。

▼『追い風』
(2019 年/日本/71 分/DCP/アメリカンビスタ/ステレオ)
監督:安楽涼  音楽:DEG 脚本:片山享、安楽涼
プロデューサー:山田雅也 撮影:深谷祐次
録音:坂元就、鈴木一貴、新井希望
助監督:太田達成、小林望、登り山智志
ヘアメイク:福田純子 ウェディングドレス制作:磯崎亜矢子
スチール:片山享、ハルプードル
装飾:JUN 題字・広告デザイン:広部志行
企画:直井卓俊 特別協賛:黒川和則
製作・配給::すねかじりSTUDIO

出演:DEG、安楽涼、片山享、柴田彪真、関口アナン、サトウヒロキ、大友律、大須みづほ、ユミコテラダンス
柳谷一成、アベラヒデノブ、吉田芽吹、山本奈衣瑠、髙木直子、宮寺貴也、マックス、藤田義雄、木村昴、RYUICHI

『追い風』公式サイト

【受賞】MOOSIC LAB 2019 長編部門/DEG :最優秀男優賞 ミュージシャン賞 W受賞/サトウヒロキ:男優賞

【公開館】アップリンク吉祥寺(東京)、元町映画館(神戸)、シネマスコーレ(名古屋)、シネ・ウインド(新潟)

※2020年8月7日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開!

編集・文:min

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