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安楽涼&片山享 共同監督作『まっぱだか』— 神戸・元町映画館の初配給映画が2022年2月に新宿K’s cinemaにて上映決定!
- 2021年12月06日更新
元町映画館 初配給作品
『まっぱだか 』東京上映決定!
安楽涼と片山享が共同監督を務める『まっぱだか 』が、2022年2月に東京のK’sシネマで上映されることが決定した。
本作は開館10周年を迎えた元町映画館による初の配給作品。2019年公開『みぽりん』(松本大樹監督)の声優アイドル役で話題を呼んだ津田晴香と、『追い風』『轟音』など安楽・片山組の作品に参加してきた柳谷一成をW主演に迎え、全編神戸・元町ロケで紡いだ “めんどくさくて愛おしい” 男女の喜劇だ。
今年8月に元町映画館で初公開され、京都、大阪と続いた京阪神先行上映では、何度も劇場に通うリピーターも現れた本作。12月5日(日)に「MOOSIC LAB[JOINT]2021-2022」の特別招待作品として東京で初上映されると、心待ちにしていたファンからの熱い感想がSNSに散見した。
(※12月8日(水)にも上映あり。詳細はMOOSIC LAB公式サイトでご確認ください)
お互いの監督作に脚本や俳優として関わるなど、ここ数年精力的に作品を撮り続け、多くの作品でタッグを組んできた安楽涼と片山享。しかし、共同で監督を務めるのは本作が初めてだ。インディペンデント映画界きってのゴールデンコンビが、今作でどんな感情を私たちにもたらしてくれるのか……乞うご期待!
めんどくさい2人は、あなたであり、私でもある。元町を舞台に、こんなにも愛おしい映画が生まれたことに感謝! ——元町映画館
監督プロフィール
東京都江戸川区西葛西出身。1991年生まれ。
18歳のときに役者としてキャリアをスタートし、その後、自分が出演したいが為に映画制作を始める。
映像制作ユニット「すねかじりSTUDIO」では、映画やMVの監督として活躍。
『1人のダンス』『追い風』と劇場公開作が続き、本作が3本目の長編映画となる。
【片山 享/かたやま・りょう】
1980年福井県鯖江市生まれ。
大学卒業後から俳優活動を開始。また2017年より映画監督しても活動を開始。
初長編映画『轟音』は、北米最大の日本映画祭であるJAPANCUTSに日本代表として選出、またシッチェス映画祭でもブリガドーン部門にノミネートされた。本作が長編3作目となる。
※画像は映画『まっぱだか』より
『まっぱだか』作品・公開情報
(2021年/日本/99分/カラー/ステレオ/アメリカンビスタ/DCP)
監督:安楽涼、片山享
脚本:片山享、安楽涼
撮影:安楽涼、片山享
出演:柳谷一成、津田晴香、安楽涼、片山享、タケザキダイスケ、大須みづほ 他
録音・整音:杉本崇志
音楽:藤田義雄
主題歌:Little Yard City「Walk With Dream」
【ストーリー】現実を受け入れられない俊(柳谷一成)と現実の自分ではなく他人から求められる自分に翻弄されているナツコ(津田晴香)。ある日そんな2人が出会い、そして同じ時を刻んでいく……。
葛藤と葛藤のぶつかり合いは、いつか笑いへと昇華されていくのだろうか。
企画・配給:元町映画館
※2022年2月新宿K’s cinemaにてロードショー決定!
(編集・文:min)
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