年月の記事

【すずゆり撮影日記】“タラレオ”が魅せたハリウッド愛! 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』来日会見潜入レポ

フォトグラファーの「すずゆり」こと鈴木友里が、好奇心のおもむくままに“映画にまつわる現場”に潜入して撮影&レポート! 今回は、クエンティン・タランティーノ監督長編9作目にして、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが奇跡の共演を果たした『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の来日記者会見に潜入しました!“タラレオ”の映画愛に満ちた撮影現場の様子は必読です!

高円寺シアターバッカス 世界が認める監督シリーズ Vol.4 『渋谷悠 監督特集』

【高円寺シアターバッカス】の特集上映、“世界が認める監督シリーズ”は、世界の映画祭で実力を認められた監督にスポットを当て、作品の魅力に迫る人気企画。その第4弾となるのが9/1(日)、7(土)、8(日)に開催される「渋谷悠 監督特集」だ。デビュー作『自転車』のベネチア国際映画祭入選を皮切りに、世界の映画祭で入選・受賞歴を持つ短編9作と、ロサンゼルス・アジア太平洋映画祭グランプリの長編『千里眼(CICADA)』を上映するほか、堤下敦主演の最新作『ルーツ』の無料・特別試写会も加えた全11作品を一挙上映。1日には「脚本ワークショップ」も開催予定だ。

『ディリリとパリの時間旅行』- ベル・エポックのパリで少女が誘拐事件の謎に挑む

べル・エポックのパリを舞台にしたミッシェル・オスロ監督作品。華やかな時代がアニメーションで見事に再現され、心浮き立つタイムトリップへといざなってくれる。主人公の少女ディリリとさまざまな名所を巡り、当時の芸術家など名立たる著名人と触れ合う贅沢な時間を堪能できるだろう。音楽は『ベティ・ブルー/愛と情熱の日々』や『イングリッシュ・ペイシェント』のガブリエル・ヤレドが担当。8月24日(土)より、EBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開

「納涼!ジョン・カーペンター祭り!!」— 高円寺であの傑作カルトをもう一度! シアターバッカスでトーク&ディスカッションイベントを開催

映画『ゼイリブ』画像18/28(水)~8/31(土)【高円寺シアターバッカス】にて、古今の名作や隠れた傑作を厳選して、クリエイターとオーディエンスの垣根なくトーク&ディスカッションを楽しむ上映イベント「Mシネマ」の第0弾、「納涼!ジョン・カーペンター祭り!!」を開催。鬼才カーペンター監督の人気カルト作『ゼイリブ』と幻のデビュー作『ダーク・スター』を上映し、丸山大悟支配人と豪華ゲストによるトークセッションも連日実施。

映画に懸ける情熱を鼓舞したいー『ダイナマイト・ソウル・バンビ』松本卓也監督インタビュー

松本卓也監督の最新作『ダイナマイト・ソウル・バンビ』は、とある映画の撮影現場を舞台に、自主映画と商業映画、本編とメイキング映像といったさまざまな対立軸を、複数の視点による多重構造で描いた意欲作。劇場公開は未定だが、今年3月のゆうばり国際ファンタスティック映画祭でお披露目された後、6~7月には富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭に出品され、熱狂的に迎え入れられた。帰国した松本監督に、富川での歓迎ぶりや、映画作りへの思いなどを語ってもらった。(取材・インタビュー撮影:藤井克郎)

『ブラインドスポッティング』 プレミア試写会レポート— 窪塚洋介が語る“コミュニケーション”と“アイデンティティとの向き合い方”

昨年のサンダンス映画祭のオープニングを飾り、SXSW映画祭ほか世界の映画祭で喝采を浴びた映画『ブラインドスポッティング』のトークショー付きプレミア試写会が8月10日(土)に都内で行われ、俳優として国内外で活躍するほか、レゲエDJ“卍LINE”名義での音楽活動、モデル、映像監督、カメラマンなど多彩な才能を発揮する窪塚洋介がゲストとして登壇した。オバマ元大統領やギレルモ・デル・トロ監督も大絶賛する本作の見どころや、映画の内容にからめた自身の生き方などを語った。(撮影:鈴木友里)

8月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―

映画『メランコリック』メイン画像8月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、銭湯を舞台にした超話題の低予算サスペンス、「ミスiD」入選の希代彩を主演に迎えた青春像、韓国の片田舎を舞台にした、キム・ナムギル主演の新感覚Kゾンビコメディ、神秘的な映像が印象的なジョージアのザザ・ハルヴァシ監督が作品など個性あふれる4作を紹介!【LINE UP】8/3(土)公開 『メランコリック』、8/9(金)公開 『JKエレジー』、8/16(金)公開 『感染家族』、8/24(土)公開『聖なる泉の少女』

『夏少女』— 早坂暁が反戦・反核の思いを込めて描いた、ひと夏のファンタジー

映画『夏少女』メイン画像NHKのドラマ『夢千代日記』ほか数々のドラマ・映画脚本を手掛けた、日本を代表する脚本家・早坂暁。彼が自身の原爆体験を踏まえて執筆した幻の名作『夏少女』が、この夏に公開される。桃井かおりを主演に迎え、『若者たち』『不撓不屈』などの名匠・森川時久監督がメガホンを執った本作が完成したのは、1996年。製作時の諸事情から四半世紀ものあいだ封印されていたが、早坂暁生誕90周年の今年、奇跡的にオリジナルネガが発見されて初の劇場公開を迎える。戦争を知らない世代に「心の被爆」を訴えかける切なく美しいひと夏のファンタジーだ。8月3日(土)より2週間限定、ポレポレ東中野にてモーニングショー上映

『1人のダンス』— 待望の拡大上映! アツい衝動が再びスクリーンを駆け抜ける!

今年5月に池袋シネマ・ロサで上映され大盛況を博した『1人のダンス』が、8/10〜の東京・UPLINK渋谷での上映を皮切りに、神戸・元町映画館、名古屋・シネマスコーレで順次上映される。駆け出しの監督・安楽が、親友でアーティストのリュウイチからMV撮影を断られ、激しい怒りと衝動に駆られる姿を描いた本作は、安楽監督と実の親友であるOOPARTZのRYUICHIとの実際のケンカを、本人出演で映画化した異色の青春映画。リアルとフィクションの垣根を越えた生々しい感情がスクリーンにほとばしり、シネマ・ロサの上映時には熱烈なサポーターやリピーターが生まれるなど、大きな反響を得た作品だ。