絶賛公開中!松本卓也監督『あっちこっち じゃあにー』スペシャルインタビュー動画&著名人からの応援コメント解禁!

  • 2023年11月11日更新

松本卓也監督率いる映像制作チーム「シネマ健康会」の最新長編作、『あっちこっち じゃあにー』が2023年11月4日(土)より17日(金)まで新宿のK’s cinema にて絶賛公開中だ。

東京、群馬、新潟、山形とキャンピングカーと共に移動しながら撮影された本作は、売れないピン芸人と6歳の少女の奇妙な二人旅を描くロードムービー。人気ロックバンドのザ・クロマニヨンズの楽曲4曲が物語のキーとして登場することも話題を呼んでいる。

公開2週目を迎える11月11日(土)からは、昼の上映からレイトショー上映(20時40分〜)となり、松本監督と豪華キャスト&ゲストたちが登壇するトークイベントも引き続き連日開催予定だ。

そんな話題の本作の主人公・末松と同世代役のメインキャストおよび監督によるスペシャルインタビュー動画が公開された。“ワンカットでそのまま撮って出し&隠し事なし”という本インタビューでは、爆笑とうなずき連続の制作秘話が赤裸々に語られる。さらに、三木聡監督ほか本作を絶賛する各界著名人からの応援コメントも到着。公開2週目もますます盛り上がりを見せそうだ。

ワンカット!
隠し事なし、赤裸々インタビュー!


新宿K’s cinemaにて絶賛公開中!

主人公・末松と同世代役のメインキャスト&監督によるスペシャル インタビュー
出演:中山雄介、澤真希、榎本桜 / 声:後藤龍馬、松本卓也


■劇場:新宿K’s cinema
・11月4日(土)~10日(金)上映終了
・11月11日(土)~17日(金)20:40よりレイトショー上映(※詳細は劇場ホームページへ)
料金:一般:1,800円/大学・高校:1,500円/シニア:1,200円/障がい者:1,000円/前売券:1,500円 ★リピーター割引:1,300円:オンライン予約の方はQRコード画面、窓口購入の方は発券された紙を提示すると1,300円で鑑賞可能(窓口のみの対応)。

<登壇ゲスト>
11日(土)
上映前:
ゆず みのみのり 上映後:松本卓也 岡田深 榎本桜 野坂昌司 大羽良克 春園幸宏
12日(日)上映前:ゆず みのみのり 上映後:松本卓也 後藤龍馬 山形啓将 野坂昌司 吉井翔子 阿紋太郎 大羽良克
13日(月)上映前:ゆず みのみのり 上映後:松本卓也 後藤龍馬 澤真希
14日(火)上映後:松本卓也 後藤龍馬 中山雄介 野坂昌司 吉井翔子 ゲスト:よしひろまさみち(映画ライター)
15日(水)上映後:松本卓也 榎本桜 山形啓将 野坂昌司 大羽良克 春園幸宏 ゲスト:三木聡(映画監督)
16日(木)上映後:松本卓也 榎本桜 後藤龍馬 澤真希 野坂昌司 みのみのり
17日(金)上映前:ゆず みのみのり 上映後:松本卓也 野坂昌司 尾野綾美 吉井翔子 大羽良克

※登壇者は予告なしに変更になる場合もあります

◆ 詳細・続報は下記をチェック!
<X:旧Twitter>シネマ健康会 @baka_staff
<公式サイト>シネマ健康会 https://cineken.com/

各界著名人より応援コメント到着!

というか、いびつなロードムービーである。
ていうか、旅はいびつでだからこそ印象に残るのであり、順調で段取りの良い旅なんか風の様な「経過」が待っているだけ。
正方形の枠に正方形を入れても余白が出来ないが、正方形の枠にいびつな形のものを入れれば、余白と隙が別の世界を見せてくれる。
映画「あっちここちじゃあにー」はいびつさゆえに余白を生み、その余白に想像の余地を残し、
その果てに、ちゃんとしてることのつまらなさを再認識させてくれるのだ。
嗚呼、快感也。

三木聡 氏/映画監督(『大怪獣のあとしまつ』『コンビニエンス・ストーリーほか)


6歳の自分が観ていたら
加奈ちゃんをとてもとてもうらやむ

外の世界に連れ出して
にんげんとしてごめんって言い合って
布団をかけて 見届けてやるって真っ直ぐ伝えてくれる

末松みたいな「大人」
いて欲しかったなぁ

森山みつき 氏/俳優野球どアホウ未亡人死後写真主演)


序盤ずっとなにかのハラスメントを受けてる感じがした。
ずっと不穏で危うい感じ。
でも危ういのは実は観てる自分の方だったのかもと思えてくる。

決して鮮やかではない泥臭いゴールだけど
同じ一点は一点だ、みたいな制作者の強いエネルギーを感じた。
この映画を作った人に会いに行きたいと思った。

鷺谷政明 氏/クリエイティブ・ディレクター、エンタメ解説YouTuber


佐藤純彌監督が審査委員長を務めておられた西東京市民映画祭自主製作映画コンペティションで、私も第一回から審査員の末席にいて、松本卓也監督の短編が何度も入選入賞しているのを拝見しており、そのユニークなユーモア感覚にいつもにんまりしていたことを覚えております。

今回は芸人と幼い少女のロードムービー。といえばピーター・ボグダノヴィッチ監督の『ペーパー・ムーン』が頭をよぎりましたが、キャンピングカーでの旅をインターネットで動画配信する個人チャンネルという設定が今の世相を表現していると思います。

飯島一次 氏/時代小説家、日本映画ペンクラブ会員


いつものように、自身と周囲のテンションのズレに苛立ち、怒り、孤立していくが、めげずに邁進していく主人公。
ラストのちょっと心が和む展開は松本監督が年を重ねて成長した証か。

掛尾良夫 氏/元キネマ旬報編集長、田辺弁慶映画祭プログラミング・ディレクター

作 品 概 要

『あっちこっち じゃあにー』
Journey here and there
-出会いとオサラバの旅-

【STORY】お笑いコンビを解散してピン芸人となった末松。後輩芸人からも面白くないといじられ、売れる気配は一向にない。ヘッドフォンで音楽を聴きながら、孤独に生きる日々。そんな時に6歳の女の子・加奈と出会い、動画配信の手伝いをしてもらうことになる。やがて末松は、遠方に住む加奈の父に会いに行くことを交換条件に、加奈に旅の動画撮影の同行をお願いする。大人と子ども、奇妙な二人の旅が始まる―― 

(日本/105分)
監督・脚本:松本卓也

出演:松本卓也 ゆず ディネス・サプコタ ハン・ギュヒ 岡田深 榎本桜
後藤龍馬 澤真希 中山雄介 山形啓将 野坂昌司 遠藤史崇 尾野綾美 吉井翔子 清なおみ 木村仁 みのみのり 白石望莱 阿紋太郎 大羽良克 春園幸宏

撮影監督:髙橋周平 撮影助手:下村あさり 早川敏明 録音:田中建 木村圭吾 録音助手:松本康孝 演出:山田元生 後藤龍馬 尾野綾美 藏岡登志美 制作:佐藤正子(ジャパンフッテージ株式会社) 寺村茉莉 小山田佳代 衣装:松本輝美子 ヘアメイク:原早織(Kleuren) 美術:相澤奈那 車両:西村信彦(信勇コーポレーション) 片山智樹 大坪慶人 編集:髙橋周平 松本卓也 VFX:ショウジタツヤ サウンドエディター:井上久美子 音楽:ハマノヒロチカ 劇中曲:ザ・クロマニヨンズ 宣伝デザイン:東かほり プロデューサー:中條夏実 製作:シネマ健康会

(編集:富田旻)
  • 2023年11月11日更新

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