年月の記事

アンソニー・ホプキンスが恋人、真田広之と問う“自分の居場所”とは?-『最終目的地』

『眺めのいい部屋』『モーリス』など名作を生み出してきたジェームズ・アイヴォリーの最新作。南米、ウルグアイ。作家ユルス・グントは著作を一作だけ残しピストル自殺をした。妻、そして作家の愛人と娘、作家の兄とその恋人は作家が亡くなってなお、自殺した地で奇妙に結ばれながら暮らしをしている。作家の伝記を書くため、一度は断れた公認をなんとか取り付けようと大学教員がアメリカから訊ねてくるが、家族の反応はそれぞれで… 作家の兄にアンソニー・ホプキンス、その恋人に真田広之、作家の愛人にはシャルロット・ゲンズブール、作家の妻にはローラ・リニー。80歳を超えたジェームス・アイヴォリー監督の描く重厚で艶のある文芸絵巻をたっぷりと。

【イケメン青田買い】 相葉裕樹さん ― 『王様とボク』で厭世的な青年を演じた彼は、照れ屋の子どもだった?

9月22日(土)、『王様とボク』が劇場公開初日を迎え、前田哲監督、出演者のみなさま、主題歌を歌ったGood Comingのみなさまが、シネマート新宿での舞台挨拶に駆けつけました。12年間昏睡状態だった主人公をめぐる青春ドラマの本作には、菅田将暉さん、松坂桃李さん、そして、相葉裕樹さんの、今をときめく若手俳優3人が出演しています。ミニシアが注目するのは、相葉さん。人との関係に壁を作って厭世的になっているトモナリを演じた相葉さんは、実際には笑顔がきらめく爽やかな青年。舞台挨拶の模様をお届けしながら、映像に舞台にと、幅広く活躍する相葉さんの魅力に迫ります。

『スケッチ・オブ・ミャーク』初日舞台挨拶 - 大西功一監督と久保田麻琴氏が語る、宮古島体験のススメ。

9月15日(土)、東京都写真美術館ホールにて『スケッチ・オブ・ミャーク』の初日舞台挨拶が行われた。本作は、沖縄県宮古島で古くから受け継がれてきた神事と音楽を追ったドキュメンタリー作品だ。原案・監修を担った音楽家・久保田麻琴氏と大西功一監督が登壇し、握手を交わしたあと、宮古への想いを熱く語った。今回は、宮古の若者たちの音楽活動や、ジャマイカで発祥したレゲエなど、「音楽」をキーワードにした話題も繰り広げられた初日舞台挨拶の模様をレポート。