木俣冬

【映画の講義】「ベルリンファイル」公開記念、リュ・スンワン監督 特別講義@映画美学校

ベルリンを舞台に息を飲むスパイ戦が繰り広げられる映画『ベルリンファイル』が7月13日から公開されている。監督は『シティ・オブ・バイオレンス 相棒』『生き残るための3つの取引』などのリュ・スンワン。リュ・スンワン監督の創作の秘密に触れることのできる特別講義が、去る6月17日(月)渋谷の「映画美学校」にて映画製作や俳優を志す学生を前に行われた。映画制作を目指す人向きの内容ではあるが、映画を見る前、見た後のガイドとしても楽しめるスンワン監督の言葉を再録!

『燃える仏像人間』——知る人ぞ知る「劇メーション」を使った不思議世界。京都が生んだ、神々しい映画がついに公開!

アニメーションが日本を代表する文化と重用視されるようになって久しい。そのアニメ表現もデジタル全盛。実写もデジタル、なんでもデジタルで、ちょっとやそっとでは驚かなくなっている昨今、驚きの映像が登場した。80年代生まれの新人監督・宇治茶が「劇メーション」というアナログの力をあえて選んで作った意欲作『燃える仏像人間』。仏像と人間のハイブリッド仏像人間とは何なのか? ヒロインの女子高生・裕香も仏像と融合して、未知の世界を見ることに。5月18日(土)よりシネリーブル池袋 下北沢トリウッドほか全国順次ロードショー! (C)「燃える仏像人間」製作委員会

【実践映画塾シネマ☆インパクト】シネマ☆インパクト第3期 いまおかしんじ監督インタビュー-映画を作るには仲間が必要

受け身の授業じゃない。実践で映画を撮りながら学ぶんだという気概にあふれた試み〈シネマ☆インパクト〉。開講から1年、できた映画の上映もついに第3弾、いよいよ完結となりました。毎回、監督たちが好きに暴れまくった粋のいい作品が発表されている中、今回は、熊切和嘉、いまおかしんじ、大根仁、廣木隆一、山本政志の5人の監督作の上映です。これまでは、撮影地は新宿などの共通項目が設定されていましたが、今回はそういうこともなくなって自由度アップ。廣木監督はオール福島ロケ、大根監督は138分の大作、山本監督は長編映画のプロローグと皆、自由過ぎ!熊切監督は32分の短編ながら、人間の心の中に痛烈に迫っていって、濃密な時間を作り出しています。さて、「UNDERWATER LOVE-おんなの河童」の記憶も未だ鮮やかな、いまおかしんじ監督はどんなトライをしたのでしょうか。スペシャルインタビューです。制作者コースを受講した甘利類さん(24歳)も加わって受講の実感を語ってくれました。

【実践映画塾 シネマ☆インパクト】シネマ☆インパクトVol.2 初日舞台挨拶レポート

1月26日(土)から2週間限定で公開がはじまったシネマ☆インパクトVOl.2。橋口亮輔、松江哲明、山下敦弘、山本政志、ヤン・イクチュン(50音順)の5名が監督した作品が2月1日まで公開中です。初日は、Aプロ(橋口、イクチュン、山本作品)の上映前に山本監督と「タコスの夜」の出演者たち。上映後に橋口監督と「サンライズ・サンセット」の出演者たち、Bプロ公開後に山下監督と構成の向井康介さんの舞台挨拶が行われました。

「演劇」と映画館の『親密さ』- 映画館で、演劇を、観る?生でしか味わえないはずの演劇が、映画という違ったフィルターを通した時、新たな創造として生まれ変わる。

オーディトリウム渋谷で2月9日(土)から行われる〈「演劇」と映画館の『親密さ』〉のラインナップが充実している。“演劇を題材にした映画”と言っても、その切り口は実に多彩。山下敦弘監督の舞台演出作品の記録『ぶたい版・中学生日記』、昨年公開されて話題になった想田和弘監督の平田オリザの演劇制作現場を追った長編ドキュメンタリー『演劇1』『演劇2』から、実在する歌舞伎を題材に作られ、原田芳雄の遺作となった『大鹿村騒動記』まで様々。演劇ファンと映画ファンを同時に満足させる有意義な11作です。

【実践映画塾 シネマ☆インパクト】さらに熱さを増す シネマ☆インパクトVOL.2 公開記念 撮影現場レポート

ともかく実践あるのみ!の映画製作ワークショップ・シネマ☆インパクトが開講されて1年が経つ。昨年秋の第1期作品公開に続き、いよいよ第2期作品5作が公開される。講師及び監督は、橋口亮輔、ヤン・イクチュン、山下敦弘、松江哲明、山本政志の5人。今回は「新宿」を共通テーマにして、その条件だけ入っていれば、あとは自由な競作が行われました。橋口コースの初日、「やり方次第でどうにでもなるので、あとはあんたたちが遊んでね」と山本監督が、生徒たちに発破をかけたように聴こえたが、「遊んでね」じゃなくて「学んでね」の聞き間違いだったのでしょうか……??? ともあれ、「学び」と「遊び」はよく似てる、ということで(!?)各コースとも、この上もなく贅沢でハードな2週間となりました。ミニシアターに行こう。では、橋口監督、ヤン監督の現場を取材。
そのもようをお届けします。

【実践映画塾 シネマ☆インパクト】実践映画塾からシネマ☆インパクトから生まれた、とんでもなく粋のいい映画5本。

本サイトで連載取材している、実践映画塾シネマ☆インパクトから生まれた映画5本がいよいよ上映される。『「シネマ☆インパクト」はワークショップではない。選ばれた精鋭の監督達が、限られた時間と予算の中で“映画作り”を凌ぎ合う映画の格闘場だ。』と主宰の山本政志が語るこのプロジェクト、第一弾の参加監督は大森立嗣監督、瀬々敬久監督、鈴木卓爾監督、深作健太監督、山本政志監督という豪華な面子。彼らの短編は、どれも自由でパワフルでカオティック。閉塞感停滞感あふれる時代をものともしてない感じに勇気をもらえる。日本でもハリウッドでもなんでもいいけど「これが映画だ!」とこの作品群にこそ言いたい。オーディトリウム渋谷で、9月1日(土)~14日(金)上映。(C)シネマ☆インパクト(画像は、山本政志監督『アルクニ物語』)

『I’M FLASH!』 ― 藤原竜也と松田龍平が演じる、囚われた男と囚われない男。

『ナインソウルズ』『空中庭園』などの豊田利晃監督と、舞台俳優として世界的に名を馳せ、映画でも『カイジ』シリーズなどで活躍する藤原竜也の初タッグは、速度と熱量のある刺激の強い作品だ。新興宗教の教祖である吉野ルイは運命の女と出会ったことから、自分の人生に疑問を感じていく。その時から、ルイを守るために雇われていた3人のボディガードは、一転して彼の暗殺者となった。神としての生を捨てようとしたルイの前に立ちはだかる殺し屋・風との闘いは熾烈を極めていく。生と死、希望と絶望、光と闇、どちらを選ぶか、突きつけられる作品だ。9月1日(土)テアトル新宿ほか全国ロードショー!(C) 2012「I’M FLASH!」製作委員会

【実践映画塾 シネマ☆インパクト】第2期進行順調! 第1期作品完成間近! 中間インタビュー 山本政志監督

短期集中実践で映画を学ぶプロジェクト シネマ☆インパクトの第1期作品の上映が9月1日~14日までオーディトリウム渋谷で公開決定。その中の1本『アルクニ物語』を撮った、このプロジェクトのプロデューサーでもある山本政志監督に現時点の実感を伺いました。

【実践映画塾 シネマ☆インパクト】授業開始直前インタビュー 松江哲明監督(6/26~7/9)

待ちに待った、松江哲明監督、初めてのワークショップ。松江監督のドキュメンタリーの撮り方が実地に学べるチャンスがついにやってきました。ドキュメンタリー経験は自分と向き合う貴重なレッスンの場。フィクション志向の方にとってもヒントがたくさん得られるはず。松江監督のドキュメンタリーは、被写体が魅力的に映っているし、起こっている出来事にドキドキしていく。どうしたら、そんなふうに撮れるのか? そんなふうにカメラの前に存在できるのか? そのノウハウがわかるかもしれない。
松江監督との2週間は、劇的な変革が起きる、忘れられない日々にしてみてはいかがでしょうか。