木俣冬

【実践映画塾 シネマ☆インパクト】第一期レポート2―映画作りは疾走する!?

なにやらスゴいことが行われているらしい!? と噂の、実践映画塾シネマ☆インパクト第一期が終了。1月末から3月末までの2ヶ月間に5人の映画監督の授業が、矢継ぎ早に行われ、取材に行くのも大変でありました。なにしろ、あっという間にはじまって終ってしまうのですよ。1コース2週間って速い! しかも後半、深作健太コースは9日間、山本政志コースに至っては5日間という怒濤も怒濤。すべてに対応していたスタッフの方々の顔色が日に日に悪くなっていくことが、この塾のハードさを物語っているようでありました。その一方で、受講生の方々の顔は日に日に輝いていくのです。なかなか味わえないスペシャルな体験がみんなを活気づけていく、その奇跡の授業の一部をお伝えします!

【実践映画塾 シネマ☆インパクト】 大森立嗣監督コース リポート

刺激的なワークショップ「シネマ☆インパクト」のもようを追う連載記事。第一期のトップバッター大森立嗣監督コースのレポートをお届けします。授業というより本気で映画! という気迫に、心臓バクバクです。

【実践映画塾 シネマ☆インパクト】鈴木卓爾監督インタビュー

注目の映画ワークショップ・シネマ☆インパクトの授業がスタート! 大森立嗣監督コースの初日に見学(偵察?)にいらした鈴木卓爾監督も、クールな風貌の内側にメラメラと闘志を燃やしているようす。2月27日からの授業に向けての抱負を伺いました! 2012年2月上旬現在、これからでもまだ受講申し込みウェルカムだそうですよ~。

東京フィルメックス邦画部門ハイライト-新年スタート!これから公開される東京フィルメックス厳選の注目3作品をチェック

新年がついにスタート。2012年のスタートは昨年の東京フィルメックスで公開された注目の邦画作品の舞台挨拶とQ&Aの模様をハイライトでご紹介。公開が待たれる『東京プレイボーイクラブ』『KOTOKO』『RIVER』の制作現場を中心にスタッフキャストの生の声を公開前にチェックしよう。

【実践映画塾 シネマ☆インパクト】作りたい人。出たい人。「山本政志プロデュース 実践映画塾 シネマ☆インパクト」受講生募集 第1期生募集! 2012.1/30~3/2

カラダで学ぶ! 2012年、新しいことをはじめたいと思っている方に朗報! 山本政志監督プロデュース、13人の豪華監督講師による、実践的映画ワークショップが開講される。その名は、「山本政志プロデュース 実践映画塾 シネマ☆インパクト」。

『サラの鍵』-第23回東京国際映画祭最優秀監督賞/観客賞をW受賞した『サラの鍵』、いよいよ公開!

全世界で300万部を超えるベストセラーとなったフランス人作家タチアナ・ド・ロネの小説を映画化した『サラの鍵』。第23回東京国際映画祭最優秀監督賞/観客賞をW受賞した力のこもった作品が公開される。
ユダヤ人として迫害を受けた少女の痕跡をジャーナリスト・ジュリアを追う。やがて明るみとなる真実はーー。12月17日 銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー © 2010 – Hugo Productions – Studio 37 – TF1 Droits Audiovisuel – France2 Cinéma

『大津波のあとに』『槌音』- ふたりの監督が見つめた、震災。見逃せない、一週間の限定ロードショー

「山形国際ドキュメンタリー映画祭」で上映され注目を集めた『大津波のあとに』(森元修一監督)と『槌音』(大久保愉伊監督)。東日本大震災で被災した土地を撮ったドキュメンタリーが渋谷UPLINK Xで同時上映される。
東京都民の森元監督が、3月23日から約10日間、仙台で取材した『大津波のあとに』と、被災した岩手県大槌町出身の大久保監督が震災前と後の映像を重ね合わせて作った『槌音』。視点の違う作品が並ぶことで、東日本大震災を多角的に受け止めることができる。2011年が終わりに近づいている中で、このドキュメンタリーを見て、今一度、あの出来事を胸に刻み付けたい。©2011 Shu^ichi Morimoto & Yui O^kubo All Rights Reserved.

『アジアの純真』 片嶋一貴監督×井上淳一さん×青山真治監督トークショー

世界を変えようと決意した少年と少女の行き着く先はーー全く思いがけない展開に賛否両論を巻き起こしている『アジアの純真』。
この上映を記念して、K’sシネマにて2011年10月25日、片嶋一貴監督と脚本を手がけた井上淳一さんと、映画にコメントを寄せた青山真治監督のトークショーが行われました。映画が終わりスクリーンの前に現れた青山監督は、ワインを2本(ボトル?)も飲んでほろ酔いの様子。時々意識が飛んでしまうことを井上さんが心配するなど、思いがけないハラハラさせられる展開となりました。

『サウダーヂ』―世界も耳を傾けた、山梨県甲府からあがった都市生活者たちの叫び。

ロカルノ国際映画祭参加以後、静かに熱く話題が広がりつつある『サウダーヂ』が10月22日からいよいよユーロスペースで公開。地方都市の現況を現地密着でリアルに描き社会に問題定義を投げながら、なおかつ普遍的なほろ苦い青春譚にもなっている。あなたはこの映画を見て、何を感じるだろうか?©空族