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『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』〜あまりに有名な”あの1枚”の秘話。数々の著名人による貴重なインタビュー〜

映画『SUKITA』メイン画像デビッド・ボウイをはじめ、イギー・ポップ、マーク・ボラン、YMO、忌野清志郎ら、名だたるミュージシャンを撮影し、時代を切り取ってきた写真家・鋤田正義(すきたまさよし)の活動歴を追ったドキュメンタリー。鋤田が撮影した、音楽ファンならずとも知る、アルバムジャケット、ポートレイトを取り上げ、その撮影にまつわるエピソードを、国内外の著名人が語る。豪華なインタビューシーンをたっぷり収録しているが、その華やかさと対照的な写真家・鋤田の真摯な姿勢と素朴な人柄も印象的だ。5月19日(土)新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開

『四月の永い夢』― 若き才能が描き出す喪失と再生、そして溢れ出す“映画の力”

映画『四月の永い夢』メイン画像恋人の自死によって深い喪失感を抱えた女性の再生を優しいまなざしで描き、「第39回モスクワ国際映画祭」で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰の2冠に輝いた本作。監督・脚本を手掛けたのは現在28歳の新鋭・中川龍太郎。主人公の初海を透明感溢れるたたずまいで演じるのは、故・高畑勲監督作『かぐや姫の物語』でヒロインの声を演じた朝倉あき。若き才能によって生み出された秀作が、日本映画にまた一つ名を刻む。5月12日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

5月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―

5月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、実在の事件の映画化作品や、ダニエル・デイ=ルイスの引退作など、話題の7作品をご紹介します! あなたが気になるのは、どの映画!? 【LINE UP】『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』(5/11〜)、『29歳問題』『サムライと愚か者-オリンパス事件の全貌-』(5/19〜)、『ゲティ家の身代金』(5/25〜)、『男と女、モントーク岬で』『軍中楽園』『ファントム・スレッド』(5/26〜)

【スクリーンの女神たち】『四月の永い夢』主演・朝倉あきさんインタビュー

【スクリーンの女神たち】朝倉あきスクリーンで女神のごとく輝く女優にスポットを当て、出演作品とその素顔の魅力に迫る本コラム。今回は、2018年5月12日(土)より全国順次公開となる『四月の永い夢』で主人公の滝本初海を演じる、朝倉あきさんが登場!透明感あるたたずまいで、恋人を失った主人公の心の光と影をみずみずしく演じた朝倉さんに、本作出演への思いと、少し意外とも思える最近の趣味などについて語っていただきました。

『名もなき野良犬の輪舞』― 裏社会で結ばれた哀しき男たちの絆と背信をスタイリッシュな映像で描く注目作!

映画『名もなき野良犬の輪舞』メイン画像人を信じずに生きてきた男と、無垢に人を信じようとした男。無慈悲な裏社会で結ばれた2人の固い絆が、やがて哀しき背信と復讐の物語を生む――。名優ソル・ギョングと人気アイドルグループ「ZE:A」のメンバーで、俳優としても活躍の場を広げるイム・シワンの共演が光る本作は、第70回カンヌ国際映画祭を筆頭に2017年開催の各国映画祭で数々の授賞を果たした。新鋭ビョン・ソンヒョン監督による長編第3作。5月5日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次公開

『オー・ルーシー!』〜苦難続きの恋! それでも愛は人生の可能性を開いてくれる〜

映画『OH_LUCY』_main寺島しのぶ、ほか日本の実力派俳優陣、さらにインディペンデント映画を愛するハリウッド俳優のジョシュ・ハートネット(2001年『パール・ハーバー』)が、新人監督作品に出演。米国映画学校で実力を培った、平栁(ひらやなぎ)敦子監督の才能を後押しする。人生を諦めていた中年女性が、恋の力で、孤軍奮闘。アメリカへの旅で手にするものは? 人生の可能性を広げる、愛と希望の物語。
2018年4月28(土) ユーロスペース、テアトル新宿 他にてロードショー

『パティ・ケイク$』-“掃き溜めのディーバ”の魂の叫びが胸を熱くする

映画『パティ・ケイク$』メイン23歳の主人公・パティが、貧困、家族のしがらみ、体型へのハラスメントなど数々の苦悩や困難を抱えながら、ラップの世界で成功する夢を追いかける青春物語。パティの編み出す言葉とパフォーマンスが、暗くなりがちな要素をスカッと吹き飛ばす。クライマックスのパワフルなラップシーンは圧巻の一言! サンダンス映画祭で争奪戦となったという本作は、ジェレミー・ジャスパー監督の初長編作。劇中音楽もすべて監督のオリジナルだ。4月27日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

韓国ノワール映画に新たな歴史を刻んだ新鋭監督―『名もなき野良犬の輪舞』ビョン・ソンヒョン監督インタビュー

映画『名もなき野良犬の輪舞』ビョン・ソンヒョン監督インタビュー犯罪組織を舞台に繰り広げられる男たちの裏切りと復讐を描き、第70回カンヌ国際映画祭で喝采を浴びた『名もなき野良犬の輪舞』のビョン・ソンヒョン監督にインタビューしました。組織のナンバー1を狙う受刑者のジェホを名優ソル・ギョングが演じ、新たに刑務所に入所してきた野心的な若者ヒョンスを人気アイドルグループ「ZE:A」のメンバーであるイム・シワンが演じることでも話題の本作。韓国ノワール映画に新たな歴史を刻んだ新鋭監督の熱い思いと、俳優陣の魅力などを語っていただきました。

『心と体と』〜東欧発、鹿の化身になって深まる恋! 変わり者2人のロマンチックでおかしな日々〜

ハンガリーの鬼才監督・イルディコー・エニェディが18年ぶりに撮った、ファンタジーとリアルが交錯する不可思議なラブストーリー。毎夜、同じ夢を見ることを知り、急速に惹かれあう、中年男と若い女の不器用な恋。ブラック風味のラブコメ要素が魅力。リアルな可愛らしさを見せる鹿たちのシーンも、動物好きにはたまらない映像だ。2017年ベルリン国際映画祭・金熊賞受賞、本年度アカデミー外国語映画賞にもノミネートされた。
2018年4月14日(土)より新宿シネマカリテ、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
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