「第21回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」 ― あなたがしびれるのはどの作品? コンペティションのグランプリは「観客投票」で決定!

  • 2012年09月13日更新

アジア最大規模の「LGBT映画の祭典」、今年も開幕!

“LGBT”という言葉をご存じだろうか? 「女性の同性愛者(Lesbian)」・「男性の同性愛者(Gay)」・「バイセクシュアル(Bisexuality)」・「トランスジェンダー(Transgender)」の人々を総称した言葉である。

 日本では例年、「アジア最大規模」を誇る「LGBT映画の祭典」が催されている。2012年の今年も、9月14日(金)~17日(月・祝)、東京・青山のスパイラルホールで開催される。それが、「第21回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」、略して”LGFF”だ。

※ 上の画像は、トム・フィッツジェラルド監督作品『夕立ちのみち』。「海外ガールズプログラム」にて上映。オープニング作品。ジャパン・プレミア。

あなたの1票がグランプリを選出! 短編映画のコンペティションで、未来の日本映画界を担う才能を決める選者になろう。

 アメリカとヨーロッパのヴァラエティに富んだ長編劇映画を楽しめる「海外ボーイズプログラム」、オスカー女優オリンピア・デュカキス主演の『夕立ちのみち』も上映される「海外ガールズプログラム」、権利運動の担い手で『セルロイド・クローゼット』の著者ヴィト・ルッソの半生を追った『VITO/ヴィト』を上映する「海外ドキュメンタリープログラム」、アジアを代表する新鋭監督たちの作品が贅沢に集った「アジアボーイズ短編集」 ― 見逃せないプログラムが揃う中、ミニシアが特に注目するのは「レインボー・リール・コンペティション」。日本の気鋭の監督たちが手がけた短編映画のコンペティションで、そのグランプリは「観客投票」によって決定するのだ。

あなたの琴線に触れまくるのは、どの作品? 「レインボー・リール・コンペティション」に正式ノミネートされた全4作品をご紹介。

『失恋スプリンター』
Heart Break Sprinter
監督:浅沼直也
2011|Japan|25min|Japanese

 100メートル走に賭ける女の子たちの恋の行方は? ― 映像制作団「Altan Cinemas」起ち上げメンバーのひとり・浅沼直也監督の作品。

『ノイズが言うには』
Thus A Noise Speaks
監督:小田香
2010|Japan|38min|Japanese

「自分は性的少数者である」と家族にカミングアウトをする方法に、「映画」を使った ― 小田香監督の実体験をもとに生まれた、ドキュメンタリーとフィクション、両方の側面を持つ作品。

『TSUYAKO』
TSUYAKO
監督:宮崎光代
2011|Japan, USA|25min|Japanese
(c) TSUYAKO 2011

 宮崎光代監督が自身の祖母をモデルに、女性を愛して葛藤する主婦ツヤ子を描いた作品。2011年のアルバカーキ映画祭や2012年のロンドン・レズビアン&ゲイ映画祭をはじめ、世界の40もの映画祭で上映され、計24の賞に輝いた。

『ごくごくふつーのっ!』
Quite Ordinary
監督:Studio LUNCHBOX
2011|Japan|16min|Japanese

ゲイの高校教師が、教え子に「自分はゲイだ」と打ち明けられた。しかし、「告白」の相手は自分ではなくて……。ショートフィルム制作プロダクション「Studio LUNCHBOX」が贈る、ユーモアが魅力の学園青春映画。

 さあ、「レインボー・リール・コンペティション」のノミネート作をすべて堪能し尽くしてから、「この作品が、わたしの『一番』!!」に投票をしよう。

▼「第21回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」
開催情報

期間:2012年9月14日(金)~9月17日(月・祝)
会場:スパイラルホール
主催:東京国際レズビアン&ゲイ映画祭運営委員会
「第21回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」公式サイト
※上映スケジュール・チケット購入方法等の詳細は、上記の公式サイトをご参照ください。

※ 上の画像は、バヴォ・ドフュルヌ監督作品『ノース・シー 初恋の海辺』。「海外ボーイズプログラム」にて上映。クロージング作品。ジャパン・プレミア。

文:香ん乃

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