『ホーボー・ウィズ・ショットガン』─ ロバート・ロドリゲス絶賛!“グラインドハウス映画”最新作!!

  • 2011年11月27日更新

ロバート・ロドリゲスの『マチェーテ』に続き、『グラインドハウス』のフェイク予告編から長編映画が誕生!開始早々から度肝を抜くバイオレンスと血しぶきの連発!5分に1度のショック描写が飛び出し、映倫から「ここ10年で最も酷い映画」と判定され、R18+指定となりながらも奇跡的に無修正での公開が決定した。
本作はもともと、クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスがB級映画にオマージュを捧げて製作した『グラインドハウス』公開時に、合わせて開催されたトレイラーコンテストで優勝したフェイク予告編である。このいきさつだけでもB級映画ファンはたまらないはず。 “第二のタランティーノ”と呼び声も高い新進気鋭のジェイソン・アイズナー監督が放つ『グラインドハウス』直系のB級映画ワールドをご堪能あれ!



ホーボーが怒りの弾丸をブッ放す!
列車に無賃乗車して町から町へとさすらう初老のホーボー(流れ者)がひとり。仕事を求めて新たな町・ホープタウンに降り立つが、そこは暴力と犯罪に支配された地獄の町だった。犯罪組織のボス・ドレイクが町を牛耳り、その息子は気のむくまま残虐な殺戮を繰り返す。ドラッグ、売春、暴行は日常茶飯事、警察も犯罪組織と通じており見てみぬふり。そんな悪に立ち向かうべく、ホーボーは稼いだ全財産をショットガンに変え、犯罪者たちを血祭りにあげていく─。

『ブレードランナー』のルトガー・ハウアー主演
名もない流れ者・ホーボーを演じるのは、『ブレードランナー』でハリソン・フォードと対決したルトガー・ハウアー。無骨ながら強い意志と正義を滲ませる存在感はさすが。こんなクールでシブい流れ者がいるのか?と言いそうになってしまうが、ハウアーの重厚な演技があるからこそ巨悪に一人で立ち向かうホーボーという設定に納得がいく。ショットガンを手にしたホーボーがはびこる悪を次々に制裁していく姿はハチャメチャでありつつも、「もっとやれ!」と思わずにはいられない。

タランティーノとロドリゲスも愛したB級映画の宝庫「グラインドハウス」
グラインドハウスとは、かつてアメリカのダウンタウンに存在した場末の映画館のこと。上映は2~3本立てで過激なセックスやバイオレンスを売りにしたアクション、ホラーが稼ぎ頭だった。その雰囲気を再現して、タランティーノ監督とロドリゲス監督が製作したのが『デス・プルーフ』と『プラネット・テラー』だ。その間に入れたフェイク予告編の『マチェーテ』と『ホーボー・ウィズ・ショットガン』が多くの要望により長編化が実現したのだから、できればそのフェイク予告編もぜひチェックしてみてほしい。
たまにはこんなやりすぎB級映画を観て、日常をさっぱり忘れるのもいい。ただ、血に弱い方はちょっとご注意を。

 

▼『ホーボー・ウィズ・ショットガン』作品・公開情報
2011年/カナダ/86分/カラー
原題:HOBO WITH A SHOTGUN
監督・脚本:ジェイソン・アイズナー
出演:ルトガー・ハウアー、グレゴリー・スミス、モリー・ダンズワース、ニック・ベイトマン
プロデューサー:ニヴ・フィッチマン
配給:ショウゲート
R18+指定作品
『ホーボー・ウィズ・ショットガン』公式サイト

※11月26日(土)より、シアターN渋谷にてギっリギリのロードショー!!!
他、全国順次公開
(C) 2011 HOBO INC. / 3243988 NOVA SCOTIA LIMITED

文:那須ちづこ

  • 2011年11月27日更新

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