インタビュー
癒されるかたも嫌悪を感じるかたもいる。色々な感情が沸き起こることを狙って作っています―『おだやかな日常』プロデューサー杉野希妃さんインタビュー
2011年3月11日東日本大震災直後の東京を舞台に、放射能に敏感に反応する二人の女性とその周囲の人々を描く『おだやかな日常』。『ふゆの獣』で生々しい恋愛関係を描いた内田伸輝監督が、今回もユニークな手法を使って、激しくぶつかり合う人々の姿をリアルに浮かび上がらせている。プロデューサーとして、女優として『おだやかな日常』の制作に携わった杉野希妃さんは国際映画祭に積極的に参加し、高い評価を得ている映画人。震災という混乱期を切り取る今作品をプロデューサーとして、女優としてどのように表現しようとしたかのか、たっぷりお話を伺ってきました。
会期中にロケハン。観なきゃいけない作品を観て、それで自分も撮影に入ります。-第13回東京フィルメックス審査委員長SABU監督インタビュー
11月23日から第13回東京フィルメックスが開催される。今年も映画の目利きが選んだ“個性的な光を放つハイセンスな作品”46本がラインナップ。審査委員長には、海外映画祭で最も注目される日本人監督の一人、SABU監督を迎えグランプリが選出される。『ミニシアターに行こう。』では審査委員長であるSABU監督に東京フィルメックスでの出会い、東京フィルメックス直後に撮影が始まる新作についてなどたっぷりとお話をうかがいました。
『ザ・レイド』 ― ギャレス・エヴァンス監督,イコ・ウワイスさん,ヤヤン・ルヒアンさん インタビュー
麻薬王が支配する30階建ての高層ビルに強制捜査に入った20人のSWATと彼らを迎え撃つ無数のギャングとの超絶な闘いを描いたノンストップ・アクション映画『ザ・レイド』が10月27日(土)より日本公開される。全米で大ヒットを記録し、続編の制作やハリウッドリメイクも決定した本作。プロモーションのために来日した、ギャレス・エヴァンス監督と主演のイコ・ウワイスさん、敵役のヤヤン・ルヒアンさんの3人に、本作の魅力をうかがってきました!
【インタビュー】『スリープレス・ナイト』 — フレデリック・ジャルダン監督&トメル・シスレーさん(主演)&ニコラ・サーダさん(脚本家)
スリリングな展開で観るものを混沌と興奮のるつぼへ誘う、フランス発ノンストップ・ノワールアクション『スリープレス・ナイト』。ハリウッドリメイクも決定した本作を携え、プロモーションのために来日したフレデリック・ジャルダン監督と主演のトメル・シスレーさん、脚本家のニコラ・サーダさんの3人に作品の見どころと撮影の裏側などをうかがいました。写真満載でお届けするインタビュー、3人のイケメンっぷりにもご注目を!
【インタビュー】『こっぴどい猫』今泉力哉監督―60歳のモト冬樹を主演に迎えて描く、究極のダメ恋愛群像劇恋愛
若者たちのリアルな恋愛模様を独特の空気感で描き、今もっとも注目を浴びる若手監督のひとり、今泉力哉監督。現在公開中の『こっぴどい猫』では、60歳のモト冬樹氏を主演に迎え、またもや新たな才能を見せてくれた。奥様である今泉かおり監督の『聴こえてる、ふりをしただけ』が8月に公開を控え、ご夫婦ともどもお忙しいなか、ご愛息と一緒にインタビューにいらした今泉監督に本作制作にあたっての思いやエピソードを語っていただいた。
『先生を流産させる会』 内藤瑛亮監督 インタビュー
多くの著名人による絶賛の声が、劇場公開前から集まっていた『先生を流産させる会』。5月に公開初日を迎えて以来、この作品に心をかき乱されている映画ファンはあとを絶ちません。かつて実際に起こった衝撃的な事件を大胆に脚色して、問題提起性とエンターテインメント性を併せ持った傑作に仕立てあげた内藤瑛亮監督に、たっぷりとお話を伺ってきました。
『へんげ』 大畑創監督 インタビュー
大畑創監督の新作『へんげ』が、3月10日(土)よりシアターN渋谷ほかにて全国順次公開。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭をはじめ、各地の映画祭で注目を集めた本作は、「ある日、突然、最愛の人が見知らぬ存在に変わってしまう」という不条理に襲われた、ひと組の夫婦の物語である。あらゆる娯楽の要素が贅沢につまった本作の魅力から、現代日本の映画館事情に関するご意見まで―大畑監督にたっぷりとお話を伺った。
『DX(ディスレクシア)な日々 美んちゃんの場合』谷光章監督・砂長宏子さんインタビュー障害だけではなく、個性としてのディスレクシア
読み書きの流暢さと正確さに困難のある学習障害「ディスレクシア」。海外では、米俳優のトム・クルーズさん、ヴァージン・グループのリチャードブランソン会長が公表し、欧米では認知の高い障害だが日本ではまだ認知は低い。このディスレクシアを取り上げたドキュメンタリー映画『DXな日々-美んちゃんの場合』がポレポレ東中野で公開中。学習障害を隠しながら職につくため、長続きすることがなく10年で転職12回を繰り返した砂長宏子さんこと美んちゃんが学習障害を公表し、代々木「ユーロデリ」を起業するまでを追う。谷光章監督と美んちゃんに「ディスレクシア」と作品についてお話をうかがってきました。
『100,000年後の安全』マイケル・マドセン監督インタビュー-答えを提示することはしません。あなたの答えはなんですか?
核廃棄物処理場、オンカロを舞台としたドキュメンタリー『100,000年後の安全』。1館での上映スタートから福島原発事故を背景に70館に上映館を拡大し注目を集めた。今回はDVD発売直前に来日したマイケル・マドセン監督に作品についてお話を伺いました。答えを提示するのではなく、質の高い質問を投げかけてるスタイルを取るマドセン監督。福島原発事故にも触れた監督の問いにあなたはどう答えますか。
『恋の罪』小林竜樹さんインタビュー -鬼才・園子温監督作品で映画デビューした期待のイケメン俳優がみせる、不思議な存在感に大注目!
鬼才・園子温監督が女たちの愛と性の地獄を描いた衝撃の問題作『恋の罪』。主演女優たちの壮絶な演技バトルが繰り広げられるなか、渋谷という街で風俗店を経営しながら飄々と生きる若者・カオルを演じ、独特の存在感をみせた注目の新人俳優、小林竜樹(こばやし・りゅうじゅ)さんのインタビューに伺ってきました!