『福井のおと』(仮題)―福井県を舞台に描く片山享監督 最新作! キャスト発表&場面写真・特報解禁!

  • 2022年09月03日更新

<『福井のおと』(仮題) 特報映像>

『轟音』『いっちょらい』に次ぐ福井県を舞台にした片山享監督作

福井県出身の映画監督・俳優であり、監督デビュー作の福井県を舞台にした映画『轟音』がスペイン・シッチェス映画祭やアメリカ・JAPANCUTSなどで上映された片山享。監督として世界から注目を浴びる片山が手掛ける最新作、『福井のおと』(仮題)のメインキャストが決定。合わせて場面写真と特報が解禁となった。

“そこにしかない街、そこにしかない音”

福井という小さな県でも、地域によって言葉が変わる。その言葉はその街々にしか存在しえない音でもあり、その音があるからこそ、その街になる。

季節のめぐりに合わせて、街をめぐっていき、その街々に住む人たちの生活を紡いでいく物語。
暮らしに根付いた人々の生活は、とてもやさしく、静かだ。そこで流れる“音”こそが、福井にしかない“音”であり、誰しもの記憶をくすぐる音でもある。

その街々に生きる人々を演じる魅力的なキャストがこのたび発表となった。
窪瀬環(『嵐電』『オーファンズ・ブルース』)、上のしおり(『恋するけだもの』『黄龍の村』)、葵うたの(『レッドブリッジ』)、笹木奈美(『ばちらぬん』)、柳谷一成(『まっぱだか』)、そして、津田寛治(『山中静夫氏の尊厳死』『ONODA 一万夜を越えて』)。

ほとんどが福井県出身の俳優である。またその街々に実際に住んでいる人たちも多数出演し、その街々の音を奏でる。

撮影は今年の春から行われており、1年間季節と街をめぐり、来年春に撮影終了予定。完成は来年夏を予定している。

ふるさと納税として応援できるクラウドファンディング実施中!

現在、完成後の映画祭出品費用などがふるさと納税の対象となる寄附金の募集を、下記のクラウドファンディングサイトにて実施している。ふるさと納税というカタチで映画と福井県を応援することができる。

◆詳しくはこちらをチェック:https://readyfor.jp/projects/fukuisound


片山享監督のコメント

18歳まで福井県の鯖江市という地域で育ちました。そこには「鯖江弁」という言葉がありました。
そこしかない街と、そこにしかない言葉が相まみえてこそ、そこにしかない生活が生まれます。その生活は愛おしく、これまでの生活とこれからの生活を想像させます。映画『福井のおと』は、時に記憶をくすぐらせ、時にその地域に住んでいるかのようなそんな感覚になれる映画になったらと撮影を進めています。
片山享


《作品概要》
出演:窪瀬環 上のしおり 葵うたの 笹木奈美 柳谷一成 もも 水谷早恵 松本啓典 羽田浩一 青山晃大 北陸高校演劇部 津田寛治
監督:片山享 プロデューサー:宮田耕輔 脚本:片山享 山田夏子 撮影・照明:片山享
録音:杉本崇志 録音助手:水上幸彦 機材協力:ふくい産業支援センター
協力:若狭おばまフィルムコミッション 福井フィルムコミッション
製作:ふくいまちなかムービープロジェクト 企画:福井県

  • 2022年09月03日更新

トラックバックURL:https://mini-theater.com/2022/09/03/54794/trackback/