『to…』4/30(土)より池袋シネマ・ロサで一週間限定上映! 4/30、5/4、5/6にはフレッシュな才能が集結する舞台挨拶も決定!

  • 2022年04月26日更新
映画『to…』ポスター画像 映画『to…』part1
映画『to…』part2
映画『to…』part3

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭や門真国際映画祭など、大学在学中から複数の映像コンペティションで評価を得てきた塩野峻平監督が、コロナ禍を生きる“端の人” を描いたオムニバス映画『to…』が、2022年4月30日(土)〜5月6日(金)に池袋シネマ・ロサにて上映される。4月30日(土)、5月4日(水・祝)、6日(金)の本編上映終了後には、監督、キャスト、各話の楽曲を担当したアーティストが登壇する舞台挨拶も決定した。

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フレッシュな才能たちが紡ぐ 「コロナ禍で生きること」

本作は、スタッフの多くが中央大学の現役大学生。彼らが等身大で感じたコロナ禍の生きづらさを繊細に表現し、コロナ収束後の世界への希望を託した3つの短編からなるオムニバス作品だ。塩野監督が「“端の人たち”を描きたかった」という本作。メインキャストには、100名を超えるオーディションから、植松優、東出薫、清水陽介、藍川きあら、猪征大、竹内詩乃の6名が選ばれ、監督の思いをみずみずしく体現する。

3話それぞれの挿入歌を、YOASOBIのikuraも所属した音楽ユニット「ぷらそにか」の現メンバーである早希、YouTubeで6.5万人以上のチャンネル登録者を有しTikTokでも人気のDay and Night、力強い歌声でインディーズ界隈を沸かせ精力的にライブ活動を行うマリナらが書き下ろしたことでも話題の本作。キャスト、アーティスト、スタッフが、それぞれの視点と役割でコロナ禍の「今を生きること」を描いた作品だ。

舞台挨拶に監督、キャスト、アーティストが登場!

映画『to…』舞台挨拶スケジュール
●4/30(土)
<Part1>より、W主演の植松優、東出薫/塩野峻平監督/早希(Part1 楽曲担当/※収録映像での登場)

●5/4(水・祝)
<Part2>より、W主演の清水陽介、藍川きあら/塩野峻平監督/Day and Night(Part2 楽曲担当)

●5/6(金)
<Part3>より、W主演の猪征大、竹内詩乃/塩野峻平監督

※上映は連日20:30〜。舞台挨拶は本編終了後 22:10〜22:30を予定
※4/30、5/4はアーティストによる楽曲披露を予定

監督プロフィール & コメント

【塩野峻平(しおの・しゅんぺい)/監督・脚本・編集】
映画『to…』塩野監督1998年⽣まれ。東京都出⾝。2017年、中央⼤学⼊学と同時に同⼤学放送研究会に所属し、映像制作を始める。2018年秋、サークルのメンバーとともにクリエイター集団「RARERU」を⽴ち上げる。現在映像クリエイターとしてYouTube広告やSNS ⽤の広告を制作。並⾏して⾃主制作映画の監督、脚本を務める。

<コメント>
コロナウイルスによって我々の日常は一変しました。マスクなしでは外も歩けなくなり、授業もオンライン、友人たちと会う機会もなくなり、それまでできていた「普通」の生活ができなくなりました。
報道ではコロナウイルスの感染者、濃厚接触者、後遺症の影響などコロナウイルスの影響を中心の部分で受けている人々が多く取り上げられます。しかし当時大学生であった私はその端で影響を受けている人たちを見てきました。
新作を撮りたいと思っていた時、真っ先にテーマとして思い浮かんだのはその「端の人たち」でした。コロナウイルスが蔓延る中で自分たちの「普通」の生活ができなくなり、しかしそんな中でも確かに生きている人たちを映像にしたいと強く思いました。
タイトルの「to…」には誰かから誰かに思いが届くようにという意味を込めました。例えばそれが作品内での人物同士なのかもしれない、この映画を作った私たちから映画を見てくれた人かもしれない、見てくれた人たちから私たちへかもしれない。
「誰かに、届け。」この映画が誰かに届きますように。

あらすじ & 作品概要

〈Part1〉小松(植松優)×立野(東出薫) 挿入歌:「なんでもない今日」早希

東京で1人暮らしをする大学2年生の小松は、隣人の立野がアパートを出ていく準備をしているのを見かける。立野は地方出身の大学1年生で、進学のために上京したが、コロナの影響で講義がオンライン授業となり、大学に通えないため、実家に帰る決断をしたのであった。小松は、思い描いていた大学生活を送れなかったことに対し、複雑な思いを抱く立野の話を聞いて、立野が東京で過ごす最後の日に、彼女を1日だけの東京観光に誘う。

〈Part2〉要(清水陽介)×光(藍川きあら) 挿入歌:「あなたへ」Day and Night

要は実家の中華料理屋で働き、要の幼なじみの光は大学3年生で就職活動をしている。コロナ禍という状況の中で、要の実家の中華料理屋はだんだんと客足が減っていき、光もオンラインでの就活面接が続くなど、それぞれの状況でやりにくさや、将来の不安などを感じている。光はそんな状況の中で、春から故郷を離れ、東京の会社に就職することを要に伝える。

〈Part3〉大内(猪征大)×楠本(竹内詩乃) 挿入歌:「溶けないように」マリナ

倉庫でアルバイトをしながら劇団で役者をしている大内は、コロナ禍で役者として表現ができる場を失っていた。小規模ながら舞台の活動を再開し始めた時、大内は、公演に頻繁に足を運ぶ女子高生・楠本にどこか不思議な感覚を覚える。舞台に上がるたびに楠本を気に掛ける大内。コロナでそれぞれの生活が一変した2人の間には、舞台演劇を通し自然と繋がりができる。


▼『to…』
(2021年/日本/82分/DCP)
出演:植松優、東出薫、清水陽介、藍川きあら、竹内詩乃、猪征大、江連健司、下石知美、内海詩野、小野孝弘、小澤うい、ほりかわひろき、笠木紘(赤枠工場)、円城寺正俊(赤枠工場)、早乙女大和(赤枠工場)、佐藤友里(赤枠工場)、湯淺惇紀(赤枠工場)

監督・脚本・編集:塩野峻平
プロデューサー:中村綾菜 撮影・照明:近藤実佐輝 録音:大津研、釘本勇気、園田晃平、中山春佳 美術:じんりょうすけ 制作:中山春佳、中村優希、松田美羽 グレーディング・コンポジター:堤脩太郎 ポスターデザイン・Web制作・パンフレット:渡辺淳一
製作協力:イトーカンパニー 撮影協力:三鷹フィルムコミッション他
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※2022年4月30日(土)〜5月6日(金)に池袋シネマ・ロサにて連日20:30~上映!

(編集:min)

  • 2022年04月26日更新

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