年月の記事

「観ずに死ねるか!傑作絶望シネマ88」出版記念上映会-観なきゃ夏は終われない、猛毒注意のトークショー10連発

「観ずに死ねるか!傑作絶望シネマ88」出版を記念して掲載絶望作品12本をテアトル新宿で一挙上映される。「観なきゃ死ねない」圧倒的な作品セレクションはもちろん、注目すべきはなんといってもトークショー。原一男監督×中村うさぎさん、ライムスター 宇多丸さん×三沢和子(故・森田芳光監督夫人)など映画ファンなら一度は聞いてみたいトークゲストがずらりと勢揃い。激しい化学反応が起きそうな、この夏一番の「観なきゃ死ねない」「聴かなきゃ死ねない」イベントを見逃すな。Ⓒ1993松竹株式会社

『犬どろぼう完全計画』-話題の韓国天才子役主演。キュートなコメディ作品

ある事情から車の中で生活する少女が、家ほしさのあまり富豪から犬を盗み、謝礼金をもらうことを計画。果たしてこの完全計画はうまくいくのか? 『ソウォン/願い』の天才子役イ・レや、『母なる証明』のキム・ヘジャ、FITSLANDのボーカル イ・ホンギなど、豪華キャストにも注目したい。韓国史上初の欧米小説の映画化作品。7月18日(土)より、シネマート新宿ほか公開。

第24回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭-LGBTに対して世界は変わっている。あなたはどうだ?

7月11日(土)〜20日(月・祝)の計10日間、 シネマート新宿、スパイラルホー ルを会場に「第24回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(以下TILGFF)」が開催中。カンヌ・ベルリン・サンダンスなど、各国際映画祭への出品作からLGBTをテーマにした骨太なドラマやドキュメン タリー全14プログラムを上映。LGBT(セクシャルマイノリティ)を取り巻く環境は大きく変化をしている。さまざまな意見が出てきている今だからこそ、LGBTをテーマにした作品をみることの意味は大きい。映画をみたら、今までのイメージが変わるかもしれない。そういうパワーを秘めた作品が集まる。上映作品のほとんどの作品がジャパンプレミアとなる作品なので、この機会を見逃さないで。

ジョシュア・オッペンハイマー監督、主人公アディさん登壇〜『ルック・オブ・サイレンス』パネルディスカッションレポート

インドネシア9.30事件とその後の虐殺から50年、沈黙を強いられてきた遺族を描くドキュメンタリー映画『ルック・オブ・サイレンス』。その日本公開に先駆け、試写&パネルディスカッションイベントが2015年6月、東京・早稲田大学小野記念講堂にて行われた。登壇はジョシュア・オッペンハイマー監督、アディ・ルクンさん(兄を殺害された本作主人公)、慶応大学名誉教授の倉沢愛子教授、学生パネラーの二重作和代さんと野間千晶さん。「『ルック・オブ・サイレンス』をどう受け止め、何を学ぶか」をテーマとし、胸が熱くなる制作秘話なども飛び出した。質疑応答では客席からも数えきれぬ挙手があり、本作への関心の深さがうかがえた。

『ルック・オブ・サイレンス』〜慟哭のドキュメンタリー再び! 百万人の命を奪った「責任なき悪」のメカニズム

「あなたはなぜ、兄を殺したのですか?」1965年、インドネシアで密かに100万人規模の歴史的大虐殺が行われた。そして今、遺族と殺人者の常識を覆す"対面"の場が設けられ、大虐殺に隠された"責任なき悪"のメカニズムが浮かび上がる! 2014年、日本でも公開され衝撃を与えたドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』を、今度は被害者側から見つめ返した慟哭のドキュメンタリー。息がつまる緊迫感と怒りを封じた苦悶の沈黙……。殺人という大罪を犯してもなお、なぜ彼らは罪の意識なく生きられるのか?
7月4日(土)より、シアター・イメージフォーラム他全国順次公開 © Final Cut for Real Aps, Anonymous, Piraya Film AS, and Making Movies Oy 2014