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第26回東京国際映画祭-アジア最大級の映画祭がスタート。ミニシアターファンの観たい部門がパワーアップ!

アジア最大級の映画祭、第26回東京国際映画祭が10月17日よりスタート。オープニングを飾るトム・ハンクス主演『キャプテン・フィリップス』やクロージングを盛り上げる三谷幸喜監督作品『清州会議』など話題満載の東京国際映画祭だけれども、ミニシアターファン注目の作品も目白押し。『日本映画・ある視点』部門がリニューアルをしたり、アジア(日本、中東地域を含む)で作られた、新鋭監督の1本目または2本目の長編作品を対象にした『アジアの未来』部門が設立されたりと、インディペンデント映画の新しい可能性を探る作品が取りそろえられている。今回はコンペティション部門、アジアの未来部門、そして日本映画スプラッシュ部門から気になる三本をご紹介します。この週末は世界水準のミニシア作品でグッと心をわしづかみまれてみてはどうだろう。

『第35回PFFぴあフィルムフェスティバル』-新しい才能を発掘し育てる老舗映画祭

自主映画を中心に新しい才能を発掘し育てる映画祭、『ぴあフィルムフェスティバル』。グランプリ受賞者は森田芳光監督、犬童一心監督、園 子温監督など世界的に高い評価を受けている映画監督を数多く輩出している老舗の映画祭だ。35回を迎える今年は511作品から選ばれた入選作品16本が上映され、グランプリを決定する。招待作品部門では映画を撮り続ける監督たちに撮り続けるための方法を聞く『映画監督になるための5つの方法』と第一線で活躍する監督たちが特撮について語りつくす『今、改めて特撮』の二つの講義が予定されている。9月14日からシネクイントにて開催!

『黒いスーツを着た男』ラファエル・ペルソナインタビュー-アラン・ドロンの再来と言われた美貌の俳優は真面目で母親思い。

8月31日より公開がスタートする『黒いスーツを着た男』はひき逃げ事件の加害者、被害者、目撃者3つの世界が交錯するクライムサスペンス。単なる謎解きではなく、三者それぞれの抱える事情と心が繊細に描き出され、真のつぐないとはなにか?を追い求めていく。『ミニシアターに行こう。』ではアラン・ドロンの再来と謳われた主演のラファエル・ペルソナさんにインタビュー。質問に対し熱く語る姿は実直で真面目。歯ごたえあるフレンチイケメンのお話をお楽しみください。

『タリウム少女の毒殺日記』倉持由香インタビュー-ロッテルダム国際映画祭で実感。女子高生の制服は日本の財産です。

7月6日より公開中の『タリウム少女の毒殺日記』は2005年に実際に起こった「タリウムによる母親毒殺未遂事件」をモチーフした物語。ロッテルダム国際映画祭ではバッシングと大絶賛のどちらも受ける賛否両論の問題作として話題を呼んだ。『ミニシアターに行こう。』では主演の倉持由香さんに監督との出会い、ロッテルダム国際映画祭での反応、そしてグラビアアイドル倉持由香としての顔についてたっぷりうかがってきました。タリウム少女倉持由香とグラビアアイドル倉持由香両方の顔をお楽しみください。

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭-公式パーティーMCバブリーナさん、東小雪さんインタビュー-セクシャリティ(への興味)からでも映画(への興味)からでもどちらの興味からでもぜひお越しください。

第22回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が7月5日よりスタート。初日となる7月5日は青山スパイラル地下 1 階「Cay」にて東京国際レズビアン&ゲイ映画祭公式パーティーの『ル グラン バル』が開催され、ジャンルを超えた新しいエンターテイメントパフォーマンスに観客は大きな盛り上がりをみせた。今回は公式パーティーでMCを務めたバブリーナさんと東小雪さんに東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の見どころをうかがいました。興味はあるけど、どんな映画祭なんだろう?と心配されているあなた。映画祭の様子をちょっとのぞいてみませんか?

フランス映画祭トークショー『黒いスーツを着た男』カトリーヌ・コルシニ監督、ラファエル・ペルソナさん-アラン・ドロンの再来と言われたフレンチ正統イケメンが『シブヤデマタミテネ』と日本語で挨拶。

6月23日「フランス映画祭2013」で『黒いスーツを着た男』が上映され、カトリーヌ・コルシニ監督と主演俳優のラファエル・ペルソナさんがトークショーに登壇した。アラン・ドロンの再来と呼び声の高い、フレンチ正統イケメン、ラファエル・ペルソナさんが片言の日本語で挨拶すると観客からは暖かい拍手がわき上がり、和やかにトークショーがスタート。人間のもろさと、犯した罪を赦し導こうとする寛容の魂を浮き彫りにさせる作品に対しカトリーヌ・コルシニ監督に多くの質問が寄せられた。深夜にも関わらず、熱心なファンが集うトークショーの模様をレポートします。

【「ほぼ」ノーカット!】フランス映画祭トークショー、『In the House (英題)』フランソワ・オゾン監督、エルンスト・ウンハウアーさん-オゾン監督の映画の恩師は誰?

フランス映画祭のオープニングセレモニーに引き続き、オープニング作品『In the House (英題)』が上映され、上映後にフランソワ・オゾン監督と主演のエルンスト・ウンハウアーさんによるトークショーが行われた。日本でも人気の高いオゾン監督とセザール賞男優賞にノミネートされたフランス期待の小悪魔系若手イケメン俳優、エルンストさんに会場からは途切れることなく質問が飛びかい熱気あふれるイベントとなった。会場の模様をほぼノーカットでレポートします。

『嘆きのピエタ』-シニカルで非道、そして慈悲深い「キム・ギドクの寓話」

天涯孤独の心ない借金取り、ガンド。保険金から借金を返済させる非道な生き方をしてきた男に母親と名乗る女が現れた。「悪魔」と呼ばれた男は「母親のぬくもり」を信じることができず戸惑うが、なにげない母親との生活の中で氷のような心をとかしていく。そんな中、突然、母親が姿を消す。母と名乗る女はどこに行ったのだろうか? 金と愛の中に生きる人間の姿をシニカルで非道に、それでいて慈悲深く描く「キム・ギドクの寓話」は答えを与えるのではなく、観客に考えをゆだねていく。ヴェネチア国際映画祭最高賞の金獅子賞受賞作品。(c)2012 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.

【画像で楽しむイベントレポート】-ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2013レッドカーペット

2013年6月9日(日)明治神宮会館にてショートショートフィルムフェスティバル&アジア2013の授賞式が行われた。本映画祭グランプリは次年度米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象として出品される国際的なコンペティション。アワードセレモニーには様々な国々からフィルムメーカーや出演者、ゲストが多数参加され、華やかなセレモニーとなった。「ミニシアターに行こう。」ではレッドカーペットの模様をレポートします。もちろんセレブの靴チェックもお楽しみに。

ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2013授賞式-グランプリはイギリスの雇用問題を描いた社会派作品

今年で15回目を迎える米国アカデミー賞公認・国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF& ASIA)」のアワードセレモニー(授賞式)が、6月9日(日)に、東京の明治神宮会館にておこなわれました。グランプリはガブリエル・ゴーシュ監督の『人間の尊厳』が受賞。この作品は次年度(2014年2月に開催される)米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象作品となります。賞に輝いた監督たちの喜びのコメントをお楽しみください。