来春公開に向け制作中! 髙石あかり・吹越ともみ・田中美晴 トリプル主演『とおいらいめい』— 瀬戸内海を舞台に描く “かぞく” の物語

  • 2020年08月14日更新

注目の自主映画製作チーム「ルネシネマ」初長編作!
支援プロジェクトも発動!

実力派俳優のしゅはまはるみ(『カメラを止めるな!』)と藤田健彦(『イソップの思うツボ』)、舞台演出家の長谷川朋史の三人が中心となって結成した自主映画製作チーム「ルネシネマ」。彼らのオリジナル長編映画第一弾『とおいらいめい』が、2021年春公開を目指して制作中であることが発表された。

新星女優の髙石あかり・吹越ともみ・田中美晴をトリプル主演に迎え、『押し入れ女の幸福』でSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014の短編部門グランプリに輝いた気鋭・大橋隆行がメガホンを執る本作は、瀬戸内海を舞台に描く三姉妹の物語。長谷川が作・演出を手掛け、しゅはま主演で 2004 年に東京で上演した同名舞台をもとに、大橋監督が新たに脚本を書き下ろした。

このたびの情報解禁では、特報映像と場面写真に加え、主演女優の三人と大橋監督のコメントも公開された。コロナ禍で一時撮影の中断を余儀なくされながらも、8月より撮影を再開する本作。そのリスタートと来春公開に向け、支援プロジェクトも同時に始動する。

S T O R Y

「彗星の衝突」と「世界の終わり」
ゆっくりと “かぞく” になっていく三姉妹の物語

世紀末(1999年)と現在(2020年)の二つの「世界の終わり」。彗星の衝突により人類の滅亡が数ヶ月後に迫った世界を舞台に、ばらばらだった三姉妹はゆっくりと家族になっていく——。

映画『とおいらいめい』場面写真2「2020 年、世界の終わりまで数ヶ月」
彗星の衝突により人類の滅亡が数ヶ月後に迫っていた。長らく別々に暮らしていた三姉妹( 絢音・花音・音)は、父の死をきっかけに生まれ故郷である瀬戸内で一緒に生活することになる。初めての共同生活に戸惑う三女、音。お互いの気遣いが微妙な距離感を生み、「思い」はすれ違ってゆく。意識すればするほどその距離は拡がって……。

映画『とおいらいめい』場面写真3「1999 年、ノストラダムスが世界の終わりを予言した年」
早くに母親を亡くし、父親と 3 人で暮らす小学生の姉妹、長女の絢音と次女の花音。どうやら父は再婚を考えているらしい。ノストラダムスの予言を怖がる花音のため、小さな冒険に出た二人だったが絢音の再婚への反発心から旅は思わぬ方向へと進んでいく……。

 

C A S T

透明感あふれる新星女優たち
髙石あかり × 吹越ともみ × 田中美晴 がトリプル主演!

主演に抜てきされたのは、舞台『鬼滅の刃』禰豆子役で話題の髙石あかり、ドラマ『半沢直樹』鈴木莉乃役で注目の吹越ともみ 、日仏合作『MINORI』ミノリ役でフランスで話題になった田中美晴という、透明感あふれる三人の新星女優たち。さらに、しゅはまはるみ 、藤田健彦ら実力派のベテラン俳優が脇を固める。


【三女・音】髙石あかり(たかいし あかり)

2002年12月19日生まれ。宮崎県出身。
2016年よりダンス&ボーカルユニット「α-X’s(アクロス)」のメインメンバーとして活動。グループ時代に「AAA」全国ツアーに同行していた際の写真が「奇跡の一枚」と語り継がれ話題となった。2018 年に同グループ卒業後、女優としての活動を本格的に始動。主な代表作に、舞台「おそ松さん on STAGE~SIX MEN’ S SHOW TIME3~」(橋本にゃー役)、「鬼滅の刃」(竈門禰豆子役)などがある。

<コメント>
三姉妹が初めて人の脆さ、温かさ、家族の形に触れ、どう感じてどう成長していくのか。そして、ラストの数分間。三人は何を思い、あなたは何を感じるのか。どこか懐かしくて、温かく、今のご時世に重なる何かがあって。いろんな“音” が聴こえてくる作品です。
ぜひ劇場でその音を感じてください。


【次女・花音】田中美晴(たなか みはる)

1992 年生まれ。2005 年デビュー。
2019 年に制作された、日仏合作ショートムービー「MINORI」にて、ミノリ役で出演し、フランスで話題に。現在、出演中のCM に「京成スカイライナー」「三菱電機」「小林製薬・クロキュア」「小林製薬・キュアレア」がある。2020年から2021年にかけて出演映画2 本が公開待機している。

<コメント>
ぶつかり合いながらも、お互いを求め合っている3 姉妹。
家族とはなにか。人との繋がりとはなんなのか。
そして、最期のとき何を思うのか……。

周りのひとが、景色が、なにげない音がより愛おしく思えるようになる、そんな作品になっていると思います。
ぜひ劇場でご覧ください。


【長女・絢音 】吹越ともみ(ふきこし ともみ)

2013 年から広島県でモデル活動を開始。
天気キャスターやレポーターとして注目を集める。
上京後、抜群の透明感を活かしCM、広告を中心に活動。佐川急便「和菓子屋の父」篇、JR 東海「うましうるわし奈良」に出演し話題となった。2020 年SP ドラマ「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ~狙われた半沢直樹のパスワード~」鈴木莉乃役でドラマ初出演。

<コメント>
長女・絢音役の吹越ともみです。大橋監督の優しくて繊細な作品を、私たち三姉妹と素敵なキャストの皆さまでお送りします。3 月に撮影を開始した後コロナ禍となり、かわいい妹たちと会えずにいます。寂しい……。私にとって家族のように大切な作品です。
どうぞ応援宜しくお願いします。お楽しみにです!

 

DIRECTOR & STAFF

ロケーションへの強い拘りが生む、独特の世界観と温もりある映像美
大橋隆行監督が描く「
瀬戸内の自然」と「女優たちの魅力」に期待!

映画『とおいらいめい』メイン画像
『さくらになる』(2018)では埼玉県秩父市で満開の桜が咲くなか、“桜になって死んでいく”という謎の病によって滅亡していく人類を、『押し入れ女の幸福』(2014)では静岡県浜松市の砂丘で人類誕生前の世界を描き、その独特の映像美で “美しい自然”と“小さな人間”を活写してきた大橋監督。ロケーションへ強い拘りを持つ大橋監督が、本作の舞台となる瀬戸内海の光や風や音をどう映し出すのかに期待したい。

また、大橋監督といえば「ルネシネマ」が2019年に制作したオムニバス三部作『かぞくあわせ』の一作、『最高のパートナー』を手掛けたことも記憶に新しい。人間のパートナーコンピューターであるシュハマ(しゅはまはるみ)とフジタ(藤田健彦)のあいだに芽生える普遍的で淡い感情を、ノンスタルジーと近未来が融合した不思議な世界観で描き、多くの観客の心に温かくも鮮烈な余韻を残した。主演女優たちのみずみずしい魅力が大橋監督の映像世界と重なると思うだけで、今から胸が高鳴る人も多いに違いない。


【監督】大橋隆行(おおはし たかゆき)

2014 年に製作した短編映画『押し入れ女の幸福』がSKIP シティ国際D シネマ映画祭2014 の短編部門グランプリを受賞したほか、国内映画祭にて多数入賞を果たす。2018 年『さくらになる』、2019 年にオムニバス三部作『かぞくあわせ』に参加し好評を博す。

<コメント>
本作『とおいらいめい』は《個性豊かな3人の女優》と《瀬戸内海の美しい風景》の化学反応を楽しんでいただく映画なんだと思います。
彗星の衝突による世界の終わりに向かって、ゆっくりと“かぞく” になっていく三姉妹の物語。
これまで幾度となく描かれてきた終末ものとは全く違うラストシーンへ、髙石あかり・吹越ともみ・田中美晴の3人が導いてくれる、そんな映画になってくれると思います。

 

【企画・製作「ルネシネマ」とは?】

社会現象と化した上田慎一郎監督作品『カメラを止めるな!』(2018)で主人公の妻役を演じ、最近では「ライザップ」のCMが大きな話題を呼んだ女優・しゅはまはるみと、2019 年に上田慎一郎 × 中泉裕矢 × 浅沼直也3監督映画『イソップの思うツボ』に出演の実力派俳優・藤田健彦。ベテラン俳優ふたりと、舞台演出や「アクティヴレイド」等のアニメデザイナーとして活躍する長谷川朋史らで結成された自主映画製作ユニット。2019 年 11 月ルネシネマ Vol.0 として、しゅはまはるみと藤田健彦を主演に、長谷川朋史・大橋隆行・田口敬太が監督を務めたオムニバス三部作映画『かぞくあわせ』を製作。同年 9 月に池袋シネマ・ロサを皮切りに、岡山メルパ、名古屋シネマスコーレにてロードショー公開し、好評を博した。

 

CROWD FUNDING

2021年春公開予定を目指し、クラウドファンディング開始!

低予算のなかで奮闘しながら制作する自主映画。本作も例外ではない。今年3月に瀬戸内で始まった撮影も、映画全体の3割(冬の瀬戸内パート)の撮影を終えたところでコロナ禍により中断を余儀なくされた。その撮影中断中に、キャストとスタッフで協議を重ねた結果、当初想定していた撮影予定を変更してロケシーンを増やしたいとの思いが一致し、8月の撮影再開と同時にクラウドファンディングによる支援を募ることを決めた。現在、クラウドファンディング・プラットフォーム「MotionGallery (モーションギャラリー)」の下記ページにて支援者を募集している。魅力的なリターンも用意されているので、気になる方はぜひ下記からチェックを!

『とおいらいめい』支援プロジェクトページ
https://motion-gallery.net/projects/tooiraimei

 

特報映像/作品情報

特報映像(4分バージョン)

▼『とおいらいめい』
出演:髙石あかり、吹越ともみ、田中美晴
ミネオショウ、大須みづほ、三原哲郎、川辺純子、吉富天慶、舞木ひと美、辺水アキカズ
藤田健彦、しゅはまはるみ

監督・脚本:大橋隆行  原作:戯曲「とおいらいめい」長谷川朋史  撮影:長谷川朋史
音楽:上久保汐李 助監督:原啓仙、渡辺喜子   録音:長沼優可  ヘアメイク:大貫茉央、早川葵
制作:藤田健彦、大原昌典  キャスティング協力:舞木ひと美 メイキング:komorebi film mina
協力:岡山県フィルムコミッション協議会
企画・製作:ルネシネマ ©2020 ルネシネマ

※2021年春公開予定

 

(編集:min)

  • 2020年08月14日更新

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