『スティーヴン・キングは殺せない!?』-パロディが満載のド○級ホラー!

  • 2013年07月25日更新

モダンホラーの帝王、スティーヴン・キング。その代表作、『シャイニング』『ミザリー』『IT(イット)』『ザ・スタンド』などのパロディが満載のド○級ホラー(○の中は鑑賞後、ご自由に文字を入れてください)が公開される。キングは本物の殺人鬼だった!?というこわ~い噂から誕生した、“血まみれの恐怖+バイオレンス+お下劣な笑い”が詰まった本作は、7月27日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷にてレイトショー。

殺しの手口はキングの小説にそっくり!
深い森に囲まれたメイン州の田舎町に、都会から避暑休暇で訪れた6人の若者たち。この町にある湖岸には、有名なホラー作家、スティーヴン・キングの邸宅があるらしい。水鳥の微かなさえずりさえ聞こえる静寂は、彼らによって破られる。
一方、この町の人々は彼らに対し、田舎にありがちな排他的感情を超えた、不気味な敵意を漂わせている。そしてキングについて尋ねると、決まって「そんな人は住んでいない。騒ぐなら帰れ」という答えが……。やがて、仲間の一人がバラバラ死体となって発見されたのを契機に、彼らに殺人鬼の魔の手が迫る。その殺しの手口はキングの小説そっくりだった。

期待を裏切らない既視感と安定感
若者たちが田舎の別荘でバカ騒ぎをし、一人また一人と殺されていくシチュエーション、女優たちのちょっとした悩殺シーンやスベリがちでお下劣な笑い、ほぼ(多分)無名の俳優たち。この既視感と設定の安定感には思わず唸ってしまうこと間違いなし(!?)。ちなみに本作の監督の一人で、イラク帰りの主人公を演じるモンロー・マンは、実際にもイラクで諜報活動をしていた経験があるそうだ。

ハラハラドキドキするのは?
上記の代表作のパロディのほか、きっとマニアにしかわからない小ネタもたくさんちりばめられているのだろう。それにしてもハラハラするのは、“あのスティーヴン・キングが、自作のパロディやタイトルへの名前の使用をOKしたのか?”ということ。スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』の出来にケチをつけたという彼だが、これは気にならないのか、かなり気になる。なお、チラシには“結末は絶対に、他言無用でお願いします!”との記載がある。あっと驚くエンディングなのか、「やっぱり!」と納得するのかは劇場で確認を。

▼『スティーヴン・キングは殺せない!?』作品・公開情報
2012年/アメリカ/86分/カラー
監督:モンロー・マン、ロニー・カリル、ジョージ・バルデス・イガ
出演:モンロー・マン、ロニー・カリル、クリスタル・アーネット、カイル・ブログナ、ケイト・コステロ、ジャスティン・ブラウン
配給:アット エンタテインメント
宣伝:TRASH-UP!!
Facebook: https://www.facebook.com/StephenKinghakorosenai
(c) 2012 Maine Horror Film, Limited Partnership. All Rights Reserved.
7/27(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷にてレイトショー

文:吉永くま

  • 2013年07月25日更新

トラックバックURL:http://mini-theater.com/2013/07/25/27845/trackback/