【画像で楽しむイベントレポート】銀座シネパトス最後の日-銀座シネパトス閉館イベント

  • 2013年04月04日更新

3月31日銀座シネパトスが45年の営業を終え、閉館の日を迎えた。1967年10月に「銀座地球座」、翌年9月「銀座名画座」とした開館した銀座シネパトスはアート系、ドキュメンタリー、ホラー、アクション、エロティックな作品など多彩なジャンル、約3,000作品を上映した銀座の老舗映画館。2011年3月の大震災をきっかけに、三原橋地下街の耐震性の問題が浮上し、地下街の取り壊しに伴い銀座シネパトスは閉館することとなった。銀座シネパトスの最後の上映作品『インターミッション』の出演者、スタッフを迎えて行われた銀座シネパトス閉館イベントの模様をレポートします。


銀座シネパトス閉館を知らせる掲示板
三原橋地下街入口の銀座シネパトスのネオンサイン。最後の点灯。
最後の瞬間を待つ一般観客の皆さんと報道人で劇場前は大混雑。
銀座シネパトスへのメッセージ。観客から劇場への思いがぎっしりと。
閉館イベントの一環で行われたアーティスト ミレイヒロキさんによる傘のアート『シネパトス、花咲かす。 ~映画の夢は終わらない~』。シネパトス2の客席に傘がにぎやかに飾られました。
閉館イベント最後の挨拶。『インターミッション』出演の佐伯日菜子さん「今日は映画のラストシーンと全く同じ衣装を着てきました、自前なんですが(笑)。これで、シネパトスさんの最後を見届けられるのは本当にうれしいです。いい作品に出られて幸せだなと思います。ありがとうございました。」
銀座シネパトス鈴木支配人より「45年間ありがとうございました。最高のクローズをさせていただきましたスタッフ、キャストの皆さまありがとうございました。そして樋口監督ありがとうございました。お客様も最後まで残ってくださってありがとうございます。皆さんが映画館で映画を観るすばらしさ、楽しさを教えてくださいました。銀座シネパトスが教えてくれました。本日はどうもありがとうございました。」
挨拶が終わり、三原橋地下街のシャッターが降りはじめます。
最後の瞬間が迫ります。
鈴木支配人が閉館告知を
銀座シネパトス閉館と共に『インターミッション』の続映が発表されました。池袋ヒューマックスシネマズにて引き続き上映されます。
メッセージボードと鈴木支配人。「皆さん、劇場で映画を観ましょう」
『インターミッション』樋口尚文監督から「シネパトスは特別な映画館でないところが良いですね。今、映画館は狭いディープな映画をセレクトショップのように観せるか、メガストア的にシネコンのチェーンとして観せるかの二極分化して、気安く、幅広い映画を見せる空間というのがなくなってきています。60年代、70年代は(気安い)映画館がゴロゴロありました。かまわない、気安い映画館でそこがアナーキー。かまわない飲み屋みたいな感じですよね。大きい映画館でも小さい映画館も規格に収めていく傾向があるなかで(銀座シネパトスは)そこからはみ出しているところが良かった。こういうなんでもない映画館なくなっていくのは嫌ですね」

文・編集:白玉 撮影:hal

  • 2013年04月04日更新

トラックバックURL:http://mini-theater.com/2013/04/04/26766/trackback/