『風にそよぐ草』〜アラン・レネ全作上映より

  • 2010年03月15日更新

風にそよぐ草フランス映画祭2010関連企画として、アラン・レネの全作品が一挙公開されます。1948年にデビューし、犯罪映画(『彫像もまた死す』『戦争は終わった』)にはじまり、意識と想像のドラマ(『去年マリエンバートで』『プロビデンス』)や恋愛の悲劇(『死に至る愛』『メロ』)にいたるまで、次から次へとトーンを変えてきました。
近作ではコメディーに比重がおかれ、88歳で発表した『風にそよぐ草』でも笑わせ、感動させる驚くべき才能を発揮しています。

■『風にそよぐ草』

風にそよぐ草名匠アラン・レネの最新作であり、09年度カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞した作品。
鞄をひったくられてしまったマルグリットと、強盗が捨てた財布を拾ったジョルジュ。それをきっかけに始まった奇妙な関係が、時にミステリアスに、時にコミカルに描かれる。クスッと笑いながらも迷路に迷い込んだような不思議な感覚を味わえる、アラン・レネの真骨頂。
見るものに問いを投げかけるラストシーンのメッセージにも注目。

■アラン・レネ全作上映
全上映作品詳細やスケジュールは公式サイトにてご確認ください。

第1部:2010年3月20日(土)〜3月26日(金)
会場:ユーロスペース

第2部:2010年3月27日(土)〜4月18日(日)
会場:東京日仏学院2階エスパス・イマージュ

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フランス映画祭2010

文:かしこ
改行

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