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12月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―

12月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今月も個性豊かな11作が登場!あなたが観たいのは、どの映画!?【LINE UP】1日(金)公開『朝がくるとむなしくなる』『アダミアニ 祈りの谷』『女優は泣かない』『スイッチ 人生最高の贈り物』『ペルリンプスと秘密の森』、3日(日)公開『メンゲレと私』、8日(金)公開『VORTEX ヴォルテックス』『ブルーを笑えるその日まで』、9日(土)公開『王国(あるいはその家について)』、15日(金)公開『99%、いつも曇り』『ポトフ 美食家と料理人』

2月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―

2021年2月短評メイン画像2月公開映画の中から12作品をピックアップ! 【LINE UP】5日(金)公開『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』、6日(土)公開『モルエラニの霧の中』(再掲)、11日(木)公開『春江水暖~しゅんこうすいだん』、19日(金)公開『藁にもすがる獣たち』、20日(土)公開『痛くない死に方』『地球で最も安全な場所を探して』、26日(金)公開『Eggs 選ばれたい私たち』『ターコイズの空の下で』『MISS ミス・フランスになりたい!』、27日(土)公開『きこえなかったあの日』『夏時間』『二重のまち/交代地のうたを編む』

※『Eggs 選ばれたい私たち』は、 緊急事態宣言延長に伴い、4/2(金)より全国順次公開に延期(2021.2.4)

『メモリーズ・オブ・サマー』— 70年代末ポーランドの美しい風景のなか、少年は“痛み”とともに大人になる

映画『メモリーズ・オブ・サマー』メイン画像多くの巨匠や実力派監督を輩出したポーランドで新たに注目を浴びている、アダム・グジンスキ監督。彼の長編2作目にして日本の劇場初公開作となる本作は、70年代末ポーランドの田舎町を舞台に、無邪気な子どもから大人へと変化していく少年の心の痛みを描き出す、苦くも美しい作品。1970年生まれの監督自身の経験をもとに描いたというストーリーには、思春期を迎えた主人公と母親の関係性の崩壊や、恋や性への戸惑い、他者との距離感に悩む12歳の少年の姿が、繊細かつ切実に描かれる。6月1日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開