最新作品情報

『英雄は嘘がお好き』—19世紀初頭を舞台にした華やかなロマンティック・コメディ

映画『英雄は嘘がお好き』メイン画像ある“嘘”を巡り、良家の子女と調子の良い男が巻き起こす大騒動描く。2人を演じるのは、『イングロリアス・バスターズ』『オーケストラ!』のメラニー・ロランと『アーティスト』でアカデミー賞®主演男優賞を受賞したジャン・デュジャルダンという二大スター。美男美女の楽しい掛け合いとテンポの良い脚本に引っ張られ、気が付けば終始笑顔に。フランスの歴史ある城や美しい村がロケ地として使われている。10月11日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。©JD PROD – LES FILMS SUR MESURE – STUDIOCANAL – FRANCE 3 CINEMA – GV PROD

10月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―

10月公開映画の中から、ミニシアライター陣が気になった作品をまとめてピックアップ! 今月は、映像制作集団「空族」の新作、国内映画祭を席巻した新鋭監督の長編デビュー作、日韓の実力派女優の共演で魅せるバディ・ムービー、ベトナム出身の監督が5年をかけて大胆な映像美で挑んだ意欲作、元一流シェフとアスペルガーの青年が料理を通じて心を通わせるドラマ、映画作りの本質に迫る衝撃作など6作をご紹介!【LINE UP】10/4(金)〜『典座 -TENZO-』、10/5(土)〜 『向こうの家』、10/11(金)〜『第三夫人と髪飾り』『ブルーアワーにぶっ飛ばす』『トスカーナの幸せレシピ』、10/18(金)〜 『解放区』

盲養護老人ホームの日常から見えてくる大切なもの — 澤佳一郎監督作品『そこにあるもの』11月公開

盲養護老人ホームで生活する人々の日常に密着したドキュメンタリー映画、『そこにあるもの』が、2019年11月16日(土)〜29日(金)に、池袋シネマ・ロサにてモーニングショー上映される。『モラトリアム』の澤佳一郎監督が、映画美学校ドキュメンタリー・コースの卒業制作として、2010年に手がけた作品だ。

9月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―

9月公開映画の中から、気になる作品をピックアップ! 【LINE UP】9/7(土)~ 『かぞくあわせ』、9/13(金)~ 『ある船頭の話』、9/14(土)~ 『サウナのあるところ』、9/20(金)~ 『おいしい家族』『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』 『シンクロ・ダンディーズ!』『帰ってきたムッソリーニ』、9/28(土)~ 『お嬢ちゃん』『エセルとアーネスト ふたりの物語』

多様な映像が映し出す“福島の今”—『福島映像祭2019』ポレポレ東中野にて開催

福島や3.11にまつわる、あらゆる映像を集めて上映する『福島映像祭2019』が、9月21日(土)~27日(金)にポレポレ東中野とスペース&カフェポレポレ坐にて開催される。本映像祭は、映画から、TV番組、一般市民による生活の記録まで、多様な映像を通して“福島の今”を映し出すことを目的に開催。多彩なゲストによるトークも予定されている。

高円寺シアターバッカス 世界が認める監督シリーズ Vol.4 『渋谷悠 監督特集』

【高円寺シアターバッカス】の特集上映、“世界が認める監督シリーズ”は、世界の映画祭で実力を認められた監督にスポットを当て、作品の魅力に迫る人気企画。その第4弾となるのが9/1(日)、7(土)、8(日)に開催される「渋谷悠 監督特集」だ。デビュー作『自転車』のベネチア国際映画祭入選を皮切りに、世界の映画祭で入選・受賞歴を持つ短編9作と、ロサンゼルス・アジア太平洋映画祭グランプリの長編『千里眼(CICADA)』を上映するほか、堤下敦主演の最新作『ルーツ』の無料・特別試写会も加えた全11作品を一挙上映。1日には「脚本ワークショップ」も開催予定だ。

『ディリリとパリの時間旅行』- ベル・エポックのパリで少女が誘拐事件の謎に挑む

べル・エポックのパリを舞台にしたミッシェル・オスロ監督作品。華やかな時代がアニメーションで見事に再現され、心浮き立つタイムトリップへといざなってくれる。主人公の少女ディリリとさまざまな名所を巡り、当時の芸術家など名立たる著名人と触れ合う贅沢な時間を堪能できるだろう。音楽は『ベティ・ブルー/愛と情熱の日々』や『イングリッシュ・ペイシェント』のガブリエル・ヤレドが担当。8月24日(土)より、EBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開

「納涼!ジョン・カーペンター祭り!!」— 高円寺であの傑作カルトをもう一度! シアターバッカスでトーク&ディスカッションイベントを開催

映画『ゼイリブ』画像18/28(水)~8/31(土)【高円寺シアターバッカス】にて、古今の名作や隠れた傑作を厳選して、クリエイターとオーディエンスの垣根なくトーク&ディスカッションを楽しむ上映イベント「Mシネマ」の第0弾、「納涼!ジョン・カーペンター祭り!!」を開催。鬼才カーペンター監督の人気カルト作『ゼイリブ』と幻のデビュー作『ダーク・スター』を上映し、丸山大悟支配人と豪華ゲストによるトークセッションも連日実施。

8月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―

映画『メランコリック』メイン画像8月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、銭湯を舞台にした超話題の低予算サスペンス、「ミスiD」入選の希代彩を主演に迎えた青春像、韓国の片田舎を舞台にした、キム・ナムギル主演の新感覚Kゾンビコメディ、神秘的な映像が印象的なジョージアのザザ・ハルヴァシ監督が作品など個性あふれる4作を紹介!【LINE UP】8/3(土)公開 『メランコリック』、8/9(金)公開 『JKエレジー』、8/16(金)公開 『感染家族』、8/24(土)公開『聖なる泉の少女』

『夏少女』— 早坂暁が反戦・反核の思いを込めて描いた、ひと夏のファンタジー

映画『夏少女』メイン画像NHKのドラマ『夢千代日記』ほか数々のドラマ・映画脚本を手掛けた、日本を代表する脚本家・早坂暁。彼が自身の原爆体験を踏まえて執筆した幻の名作『夏少女』が、この夏に公開される。桃井かおりを主演に迎え、『若者たち』『不撓不屈』などの名匠・森川時久監督がメガホンを執った本作が完成したのは、1996年。製作時の諸事情から四半世紀ものあいだ封印されていたが、早坂暁生誕90周年の今年、奇跡的にオリジナルネガが発見されて初の劇場公開を迎える。戦争を知らない世代に「心の被爆」を訴えかける切なく美しいひと夏のファンタジーだ。8月3日(土)より2週間限定、ポレポレ東中野にてモーニングショー上映