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映画に懸ける情熱を鼓舞したいー『ダイナマイト・ソウル・バンビ』松本卓也監督インタビュー
松本卓也監督の最新作『ダイナマイト・ソウル・バンビ』は、とある映画の撮影現場を舞台に、自主映画と商業映画、本編とメイキング映像といったさまざまな対立軸を、複数の視点による多重構造で描いた意欲作。劇場公開は未定だが、今年3月のゆうばり国際ファンタスティック映画祭でお披露目された後、6~7月には富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭に出品され、熱狂的に迎え入れられた。帰国した松本監督に、富川での歓迎ぶりや、映画作りへの思いなどを語ってもらった。(取材・インタビュー撮影:藤井克郎)
8月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
8月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、銭湯を舞台にした超話題の低予算サスペンス、「ミスiD」入選の希代彩を主演に迎えた青春像、韓国の片田舎を舞台にした、キム・ナムギル主演の新感覚Kゾンビコメディ、神秘的な映像が印象的なジョージアのザザ・ハルヴァシ監督が作品など個性あふれる4作を紹介!【LINE UP】8/3(土)公開 『メランコリック』、8/9(金)公開 『JKエレジー』、8/16(金)公開 『感染家族』、8/24(土)公開『聖なる泉の少女』
『暁闇』— 阿部はりか監督 & 撮影・平見優子さんインタビュー
若手の登竜門として近年、数々の秀作を送り出しているMOOSIC LABから、またまた珠玉の青春映画が誕生した。昨年、長編部門の準グランプリに輝いた『暁闇(ぎょうあん)』は、中学3年生の男女3人の孤独な苦悩をみずみずしい感性で切り取った意欲作。演劇を手がけてきた阿部はりかさん(24)が初の映画監督に挑み、そのあふれんばかりの豊かなイメージを『少女邂逅』(枝優花監督)の撮影で評判を取った平見優子さん(25)がカメラに収めた。7月20日(土)からの公開を前に、同世代の2人に映画の魔力などについてたっぷりと話を聞いた。(取材・インタビュー撮影:藤井克郎)
【画像で楽しむイベントレポート】『第31回東京国際映画祭』レッドカーペット その2
レッドカーペットに咲く大輪の華々! 美女たちのドレスコレクションから、日中平和友好条約40周年の節目にふさわしい豪華ゲストたち、心揺さぶる話題の邦画キャストたちなど、オリジナル画像満載で映画祭を振り返ります。
【画像で楽しむイベントレポート】『第31回東京国際映画祭』レッドカーペット
2018年10月25日(木)〜11月3日(土・祝)に開催された、第31回東京国際映画祭。メイン会場である六本木ヒルズで行われたオープニングイベントには、今年も各国から豪華な映画人が大集結した。アジア最大の映画祭にふさわしい華やかな幕開けとなったレッドカーペットの模様を、今年も豊富なオリジナル画像とともにミニシア独自の視点でたっっっぷりご紹介ます!!!
(撮影:鈴木友里)
『止められるか、俺たちを』〜1969年を再現した若松プロダクションの青春群像劇〜
「若松プロダクション」で若き日々を過ごした映画製作者たちの青春群像劇。若松孝二役を井浦新が、21歳でピンク映画の助監督となったヒロイン・吉積めぐみ役を門脇麦が好演。監督をつとめたのは、若松プロダクション出身で、実際に若松本人を知る白石和彌。1969年頃の新宿・原宿を舞台に、時代が匂い立つような魅力ある作品に仕上がっている。2018年10月13日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次公開。©2018若松プロダクション
10月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
10月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、昭和の匂いを放つ “ジャンル分け不可”のインディーズ作品、一晩の奇蹟を描く東野圭吾原作の感動ファンタジー、全編PCの画面上で展開するスリリングなミステリーなど、 “映画の秋”にぴったりな4作品をご紹介。気になる作品はぜひ劇場で! 【LINE UP】『シャルロット すさび』(10/6〜)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟 -再生―』(10/13〜)、『テルマ』(10/20〜)、『search/サーチ』(10/26〜)
『黙ってピアノを弾いてくれ』〜愛すべき”狂気の天才”ミュージシャン、チリー・ゴンザレスのすべて〜
優れた音楽性を内包しつつ、破天荒なキャラクターとラップのパフォーマンスで、90年代のアンダーグラウンドシーンから頭角を現したカナダ出身のミュージシャン、チリー・ゴンザレス。世界中に熱狂的なファンをもつ彼は、過激なおしゃべりと奇抜なパフォーマンスを見せたかと思えば一変してピアノで美しい旋律を紡ぎ、人々を感動させる。ダフト・パンク、ビョーク、ジェーン・バーキンなど多くのアーティストが心酔する、異端の音楽家”ゴンゾ”の全貌に迫る傑作ドキュメント。その名を知らない人でも、この作品を観ればファンになってしまうほど、チリー・ゴンザレスの魅力が溢れている。第68回ベルリン国際映画祭正式出品作品。9月29日(土)より渋谷・シネクイントほか全国順次公開。
『1987、ある闘いの真実』― 人々の勇気と信念の連鎖が国家を変えた真実のドラマ
全斗煥大統領による軍事政権下の韓国で、民主化闘争に関わった人々の実話を描く衝撃のドラマ。一人の大学生の不審死をきっかけに、やがて国中へと広がった国民たちの闘いを、さまざまな人々の視点から濃密かつサスペンスフルに描いていく。メガホンを執ったのは、『ファイ 悪魔に育てられた少年』のチャン・ジュナン監督。キム・ユンソク、ハ・ジョンウほか、カン・ドンウォン、ソル・ギョング、ユ・ヘジン、キム・テリなど、豪華極まりない俳優たちの渾身の演技にも注目。9月8日(土)シネマート新宿ほか全国順次公開。© 2017 CJ E&M CORPORATION, WOOJEUNG FILM ALL RIGHTS RESERVED
9月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
9月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、最強キャストのバイオレンスアクション、ブレイク・ライヴリー主演の心理サスペンス、太陽の塔の謎と魅力を解き明かすドキュメンタリーほか、バラエティ豊かな5作品をご紹介。気になる作品はぜひ劇場で! 【LINE UP】『SPL 狼たちの処刑台』(9/1〜)、『ウルフなシッシー』(9/15〜)、『かごの中の瞳』(9/28〜)、『運命は踊る』『太陽の塔』(9/29〜)