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宇賀那健一監督による映画『異物 -完全版-』が、2022年1月15日（土）より東京・渋谷のユーロスペースほか全国順次公開することが決定し、メインビジュアルと予告編映像が公開された。

各国映画祭を白熱させた【『異物』シリーズ】の集大成、ついに日本上陸！

『黒い暴動♥︎』『サラバ静寂』『魔法少年☆ワイルドバージン』『転がるビー玉』など、若者の心の叫びを描いてきた気鋭・宇賀那健一監督の最新作『異物 -完全版-』は、『異物』『適応』『増殖』『消滅』の4つの短篇作品が繋がった長篇映画だ。

世の中に潜む不条理さと、それに翻弄される人々の姿を描くエロティック不条理コメディ『異物』を初作に、コロナ禍に果敢に挑みながら『適応』『増殖』『消滅』と製作を追随させた【『異物』シリーズ】は、それぞれトリノ映画祭、モントリオール・ヌーヴォー・シネマ映画祭、エトランジェ映画祭など、計20ヶ国70以上の映画祭および映画賞で入選を果たし、10の最優秀賞を受賞*。
*=2021年10月時点。情報解禁前の映画祭を含む。

ワークショップへの参加から主演に抜擢された期待のニューヒロイン・小出薫をはじめ、田中俊介、石田桃香、吉村界人、田中真琴、宮崎秋人、ダンカン、高梨瑞樹、田辺桃子……など、個性と魅力あふれるキャストの顔ぶれ、にも要注目だ。

世界中の映画祭や映画賞で熱い注目を浴び続ける【『異物』シリーズ】。その集大成である『異物 -完全版-』が、来春ついに日本に上陸する。

今回解禁となったのは「不条理を愛でろ。」のコピーが入ったメインビジュアルと、気になる “あいつ” が見え隠れし、不穏な音楽とともにはじまるホラーテイストの予告編。「それはやってくる」という文字を皮切りに「夜、家に帰ったらいたんだよ」「いきたいよ、俺いきたいよって言ってます」などのセリフと、気になるカットが続く。そして、観る人に委ねるような投げかけのラストにもご注目を——！

『異物 -完全版-』を構成する4つの短編

短編映画『異物』（Extraneous Matter）

出演：小出薫、田中俊介、佐倉仁菜、春野恵、璃乃、宮藤あどね
カオルは日々の生活に言い知れぬ閉塞感を感じていた。彼氏のシュンスケはご飯を食べるためだけに家にやってきては「美味しい」とも言わず帰っていく。出会い系アプリのアルバイトも、そこで働いている奴らも下らないことしか喋らず大嫌いだ。そんなある日、とあるものがカオルの家にやってくる…。

短編映画『適応』（Coexistence）

出演：石田桃香、吉村界人、田中真琴、樹智子、オクヤマ・ウイ、フカミ・アスミ、ムラタ・ヒナギク
トモミはいつもと変わらない下らない日常にイライラしながらバーでのバイトをしていた。そんな中、コウダイは急いでバーへ向かっていた。昔の彼女であるミナに、家に帰ったらいたあるものを見せるためである……。

短編映画『増殖』（Propagation）

出演：宮崎秋人、ダンカン、高梨瑞樹
ゴミの処分場で働くリュウ、タケシ、ミサトは国から補助金をもらい、新たな事業を始めていた。作業中、リュウはとあるものを発見してしまう……。

短編映画『消滅』（Disappearance）

出演：小出薫、田辺桃子
異物との出会いから一年。激変する社会情勢の中、カオルは日々の小さな変化を積み重ねながら暮らしていた。そんなある日、カオルが行きつけのバーに向かった……。

『異物 -完全版-』作品・公開情報

出演：小出薫、田中俊介、石田桃香、吉村界人、田中真琴、宮崎秋人、ダンカン、高梨瑞樹、田辺桃子
佐倉仁菜、春野恵、璃乃、宮藤あどね、樹智子、オクヤマ・ウイ、フカミ・アスミ、ムラタ・ヒナギク

監督・脚本：宇賀那健一
エグゼクティブプロデューサー：中原隆（サウスキャット）
撮影・編集：小美野昌史　照明：加藤大輝、本間光平
録音・整音・効果：紫藤佑弥　音楽：小野川浩幸
助監督：平波亘、伊藤祥、猫目はち、工藤渉
スタイリスト：松田稜平、小笠原吉恵　ヘアメイク：中村まみ、寺沢ルミ、くつみ綾音
特殊造型：千葉美生、遠藤斗貴彦　VFX：若松みゆき
ポスタースチール：James Ozawa　製作：『異物-完全版-』製作委員会　配給：Vandalism
©『異物-完全版-』製作委員会

■『異物 -完全版-』公式サイト、Twitter、Instagram

※2022年1月15日（土）ユーロスペース渋谷ほか全国順次公開！

（編集：min）

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