阿佐ヶ谷Morcで【平成ガメラ三部作】を一挙上映! 特撮映画背景画家・島倉二千六さんと宝田明さんのトークイベントも開催!!!

  • 2021年10月23日更新


今年7月にオープンした、文学とアニメーションをテーマにする阿佐ヶ谷のミニシアター「Morc(モーク)」にて、日本特撮映画の大傑作、『ガメラ 大怪獣空中決戦』『ガメラ2 レギオン襲来』『ガメラ3 邪神覚醒』の【平成ガメラ三部作】を2021年10月29日(金)〜11月25日(木)の期間に一挙上映する。それを記念して、特撮映画背景画家・島倉二千六さんと俳優・宝田明さんをゲストに迎えたトークイベントの開催も決定した。


日本特撮映画の大傑作と豪華ゲストトークを楽しもう!

1965年に「大怪獣ガメラ」が公開されてから55周年。今もなお多くの人に愛されているガメラシリーズの中から、日本特撮映画の大傑作ともいわれる『ガメラ 大怪獣空中決戦』『ガメラ2 レギオン襲来』『ガメラ3 邪神覚醒』の【平成ガメラ三部作】を阿佐ヶ谷「Morc」で上映する。

本上映を記念して、背景画家として日本の特撮界を支え続け、“雲の魔術師” の異名を持つ島倉二千六さんと、特撮映画界の大スター俳優・宝田明さんを迎えたトークイベントも決定! 特撮ファンには見逃せないイベントとなっている。

写真:Morcの劇場ロビーに常時展示している島倉二千六の作品。「世界で一番自由な雲」(油彩/90×120㎝/2015年)

上映&トークイベント スケジュール

10月29日(金)〜11月7日(日)14:30-

『ガメラ 大怪獣空中決戦』

(1995年/日本/95分)
監督:金子修介 特技監督:樋口真嗣 製作総指揮:徳間康快
出演:伊原剛志、中山忍、藤谷文子
©KADOKAWA 日本テレビ 博報堂DYメディアパートナーズ/1995

大映が手がけた特撮映画「大怪獣ガメラ」を復活させた「平成ガメラ」三部作の第1作で、宇宙の守護神ガメラと超遺伝子獣ギャオスの戦いを描いた特撮怪獣映画。全国民が震撼する中、二大怪獣の戦いは九州から東京へと舞台を移し、壮絶な空中バトルが幕を開ける。

【トークイベント】上映後( 16:10頃-)
10月29日(金)ゲスト:島倉二千六さん
11月7日(日)ゲスト:宝田明さん


11/8(月)~11/17(水)14:30-

『ガメラ2 レギオン襲来』

(1996年/日本/100分)
監督:金子修介 特技監督:樋口真嗣 脚本:伊藤和典
出演:永島敏行、水野美紀、石橋保、吹越満、藤谷文子、川津祐介
©KADOKAWA 日本テレビ 博報堂DYメディアパートナーズ 富士通 日販/1996

「平成ガメラ」三部作の第2作。ガメラとギャオスの死闘から数年後、札幌市に無数の宇宙昆虫と巨大宇宙植物が現れる……。自衛隊の全面協力によるリアリティとミニチュア特撮が融合して高い評価を獲得し、映画作品として初めて日本SF大賞を受賞するなど特撮映画の名作として知られる。


11/18(木)~11/25(木)14:30-

『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』

(1999年/日本/108分)
監督:金子修介 特技監督:樋口真嗣 脚本:伊藤和典
出演:中山忍、前田愛、藤谷文子、山咲千里、手塚とおる、螢雪次朗、本田博太郎、川津祐介、津川雅彦
©KADOKAWA 徳間書店 日本テレビ 博報堂DYメディアパートナーズ 日販/1999

「平成ガメラ」三部作の第3作。「ガメラが人類の敵だったら」というテーマのもと、ガメラとギャオスの戦闘による被害で両親を失った少女を主人公に、人口が密集する大都会に怪獣が出現することによる災害、日常の風景が奪われていく惨事を真正面から描いた。

【トークイベント】上映後( 16:20頃-)
11月18日(日)ゲスト:宝田明さん

 

ゲストプロフィール

■島倉二千六(しまくら・ふちむ)

1940年生まれ。新潟県出身。名は皇紀二千六百年生まれから。
背景画の第一人者で、雲を描かせたら右に出るものはいないと、“雲の神様” の異名をもつ。ゴジラシリーズや日本映画など、特撮の背景を支え続けている。
手がけた作品に『ウルトラQ』(1966)、『まあだだよ』(1993)、『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995)、『犬神家の一族』(2006)、『シン・エヴァンゲリオン』(2021)などがある。
新刊「特撮の空 島倉二千六、背景画の世界」(ホビージャパン刊)が発売中。


■宝田 明(たからだ・あきら)

1934年生まれ。東宝ニューフェイスとして俳優生活をスタート。
特撮映画の金字塔ともいえる『ゴジラ』(1954)に初主演し、若手トップスターとなる。その後も『獣人雪男』(1955)、『モスラ対ゴジラ』(1964)に出演。映画出演本数は200本を超える。
2021年1月、戦後の引き揚げで初めて土を踏んだ故国での異邦人としての想いを綴った著書「送別歌」(ユニコ舎刊)を発売。
※トーク終了後、Morcロビーで宝田明さんの著書『送別歌』(発行:ユニコ舎)をお買い上げの方にサイン会を行います。

阿佐ヶ谷のミニシアター「Morc」とは?

「Morc(モーク)」概要

Morc」は、2021年7月に誕生した阿佐ヶ谷のミニシアターです。『アート・アニメーションのちいさな学校』が運営しており、「映画と文学、アニメーションの想像力」をテーマに、文学が原作になっている作品や、本にまつわるもの、作家の半生を描いた作品を中心に上映しています。アニメーションは、親子で観られる有名なタイトルから、児童文学や絵本とリンクする作品、現在のアニメーションの源流となる作品から来るべき明日を予感させるような想像力にあふれた作品まで、幅広く取り扱っています。

住所:東京都杉並区阿佐ヶ谷北2−12−19 B1F
運営:アート・アニメーションのちいさな学校
開館日時:10:30~21:00(※上映作品によって変動あり)
チケット料金:一般料金1,200円〜
※サービスデーは毎月1日と毎週木曜日、一律1,000円(特別上映をのぞく)
会員情報:入会金1,000円(有効期限1年)。一般料金より最大400円割引。劇場窓口にて入会可能。
座席数:40席(補助席込み45席)
●「Mork』公式サイト   インスタグラム:@morc.asagaya

『アート・アニメーションのちいさな学校』概要
住所:東京都杉並区阿佐ヶ谷北2−12−19 1F
公式サイト
ツイッター:@smallschool
インスタグラム:@smallschool_laputa

(編集:min)

  • 2021年10月23日更新

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