年月の記事

2月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―

2020年2月映画短評_トップ画像2月公開映画から、バラエティに富んだ7作品をピックアップ! あなたが気になるのは、どの映画? 【LINE UP】2/7(金)公開『37セカンズ』『静かな雨』『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』、2/21(金)公開『ダンサー そして私たちは踊った』『プレーム兄貴、王になる』、2/28(金)公開『地獄の黙示録 ファイナルカット』『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』

映画館に行くきっかけとなる存在に―『転がるビー玉』などで気になる女優、萩原みのり

最近、気になる映画で見かける気になる女優の一人に萩原みのりがいる。2019年、『お嬢ちゃん』での感受性あふれる演技が評判を呼んだかと思うと、2020年は1月31日(金)公開の『転がるビー玉』に続いて、『37セカンズ』『街の上で』と出演作が目白押し。自身も気になる映画はなるべく映画館で観るようにしているという萩原に、縦横無尽に語ってもらった。

映画監督・片山享インタビュー(前編)— 生きてりゃなんとかなる、幸せは自分で決める、思った時にやれ

俳優としてキャリアを重ねてきた片山享が、映画監督としても着実にその評価を高めている。生まれ故郷の福井県で初メガホンを執ったのが2017年。3年弱というキャリアながら、歩みを止めることなく映画製作に携わり、複数の国内映画祭での受賞や入選を経て、ついには池袋シネマ・ロサで月間を通して監督作6本が公開されるという、大きな飛躍を成し遂げた。そんな “映画監督・片山享” が目指す映画作りとは何なのか——? 片山監督の創作に込めた思いに迫るべく、前後編の2回に渡るインタビュー行った。

『男と女 人生最良の日々』ー53年の時を経て同じスタッフ・キャストが再集結。あの愛の物語が再び始まる

映画『男と女 人生最良の日』メイン画像甘美でスタイリッシュな映像と粋な台詞で男女の感情を細やかに掬い取り、多くの人々を魅了したクロード・ルルーシュ監督『男と女』(‘66)。テーマ曲も大ヒットしたこの作品は、今なお愛の名作として語り継がれている。その53年後、監督をはじめ、当時のスタッフやキャストが再集結し、老境を迎えた主人公ジャン・ルイとアンヌの新たな愛の物語を作り上げた。ただの懐かしさで終わらない、明るい希望さえ感じさせる珠玉の1作だ。1月31日(金) TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー

“映画人” 片山享が描く3人の男の3つの物語— 片山享監督特集「生きる、理屈」

片山享監督特集「生きる、理屈」ポスター池袋シネマ・ロサでは、2月1日より約1ヶ月にわたり片山監督の特集上映を組む。短編から長編まで、新作を含む計6本の作品が順次上映されるほか、多彩なゲストが登壇するトークイベントなども行われる予定だ。そんな“片山享祭り”のオープニングを飾るのが、2月1日(土)〜7日(金)に開催される『片山享監督特集「生きる、理屈」』だ。