年月の記事
「ジェラール・フィリップ生誕90年 デジタルリマスター版特別映画祭」 ― 永遠の貴公子に会える最後の映画祭
2012年の今年は、不世出の俳優ジェラール・フィリップの生誕90年。彼は1959年に36歳の若さで亡くなったが、忘れ去られるどころか、半世紀以上経った今もなお、映画祭が開催されるごとに新たなファンを生み出しているという。今回は、デジタルリマスターで鮮やかに蘇った5本の作品を上映。『赤と黒』『パルムの僧院』など、文芸作品を中心としたラインナップだ。残念ながら、これが「永遠の若者ジェラール・フィリップにスクリーンで会える最後の映画祭」になるそうだ。「スクリーンの恋人」という言葉は、すでに使い古されて陳腐に聞こえるかもしれないが、半世紀前と変わらず、今年も多くのファンが“恋人”に会いに映画館に出向くことだろう。ジェラールの輝くオーラが堪能できる5作品。彼の一挙手一投足から目が離せない。11月24日(土)から2週間限定 ヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次公開(画像は『悪魔の美しさ』)。
(2012年11月22日更新)
>> この記事をもっと詳しく見る会期中にロケハン。観なきゃいけない作品を観て、それで自分も撮影に入ります。-第13回東京フィルメックス審査委員長SABU監督インタビュー
11月23日から第13回東京フィルメックスが開催される。今年も映画の目利きが選んだ“個性的な光を放つハイセンスな作品”46本がラインナップ。審査委員長には、海外映画祭で最も注目される日本人監督の一人、SABU監督を迎えグランプリが選出される。『ミニシアターに行こう。』では審査委員長であるSABU監督に東京フィルメックスでの出会い、東京フィルメックス直後に撮影が始まる新作についてなどたっぷりとお話をうかがいました。
(2012年11月20日更新)
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