松本動監督作品が「第15回ロサンゼルス日本映画祭」史上初の長編・短編部門Wノミネート! 恩師・大林宣彦監督の特別記念上映も決定!

  • 2020年09月17日更新

松本動監督JFFLAノミネート

国内外の映画祭を席巻している松本動(まつもと・ゆるぐ)監督が、今度は「第15回ロサンゼルス日本映画祭/JFFLA」で短編・長編部門のWノミネートを果たした。一人の監督作品が両部門でノミネートされるのは、同映画祭史上初の快挙。さらに、松本監督が助監督時代に師事した故・大林宣彦監督の特別記念上映も緊急決定し、師弟の作品が海を越えた場所で邂逅する。本年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮し、オンラインにて2020年10月1日(木)〜4日(日)の4日間にわたり開催される。

松本動監督によるノミネート作品はこの2作!

<短編部門> 国内外50の映画祭を席巻した、心震わす名作!
『公衆電話』
(英題:PAY PHONE)

ごくごく普通の、ごくごくありふれた父娘の、どこにでもありそうな、一夜 の小さな物語。

(2018年/日本/15分47秒)
公式Facebook  予告編映像
監督・脚本:松本動
出演:菅井玲、入江崇史、貴玖代
撮影:池田直矢 録音:西岡正巳 音楽:鈴木光男 助監督:大滝朋恵 ヘアメイク:清水美穂 衣裳:杉本京加 タイトルデザイン:東かほり ©動.MATSUMOTO

【STORY】アラサー女性・咲のスマホに、公衆電話から突然の着信がある。その相手は離れて暮らす父の静夫だった。久しぶりに再会した似た者同士の不器用な2人。ぎこちない距離感のなか、夕食をともにしながら2人の想いが交差していく……。

《主な受賞歴》
・ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018/ジャパン部門 ベスト アクター賞
・24th Kansas City FilmFest International(米)/最優秀短編映画賞
・第5回岩槻映画祭/最優秀作品賞(グランプリ)&観客賞  ・第22回横浜映像天国2018/グランプリ
・星降る。どうぶつ園シネマ/みさき公園賞(グランプリ) ・第11回おもいがわ映画祭/監督賞


<長編部門> 世界の人々にも知ってほしい、東日本大震災の真実
『星に語りて~Starry Sky~』(英題:Talking to the Starry Sky)

2011年3月11日 東日本大震災。障害のある人と、それを支援した人たちの、実話を基にした知られざる真実の物語。

(2019年/日本/115分)
公式サイト 予告編映像
監督:松本動 脚本:山本おさむ
出演:要田禎子、螢雪次朗、今谷フトシ、植木紀世彦、枝光利雄、菅井玲、 入江崇史、宮川浩明、生島ヒロシ、赤塚真人 ほか
製作統括:西村直 企画:藤井克徳 音楽:小林洋平 撮影:鈴木雅也 照明:古橋孝映、録音:西岡正巳、美術:津留啓亮、制作プ ロダクション:ターゲット、製作:きょうされん ©きょうされん

【STORY】2011年3月11日に起きた東日本大震災。被災地から障害のある人たちが消えたという不可解な出来事に支援員たちが立ち上がる。しかし、安否確認のために必要な障害者の情報は、個人情報保護を理由に開示されず、人権を守るための法律が逆に支援の障壁となってしまう。さらに、福島県では原発事故による放射能の危険と闘いながらの活動が強いられるのだった。一刻を争う人命救助に奮闘する支援員たちと、被災した障害のある人たちの知られざる実情を基に劇映画化した、衝撃的かつ温かな真実の物語!

《劇場公開・映画祭参加歴》
・2019年4月5日 アップリンク吉祥寺公開(3週間)・第37回日本映画復興賞/復興奨励賞受賞(2019年度)
・第25回函館港イルミナシオン映画祭/オフィシャルセレクション ・福島映像祭2019/オフィシャルセレクション

「ロサンゼルス日本映画祭」とは?


「ロサンゼルス日本映画祭/Japan Film Festival Los Angeles(JFFLA)」は、日本映画界の新たな才能を発掘し、ともに発展・成長しながら、現代の日本文化を通じた日米交流を目指す映画祭である。その前身は、2003年にスタートした「チャノマ映画祭」。家族の集いの場である “茶の間(リビング)” をテーマに、日本の家族の日常を描いた心温まる映画を上映し、国を超えて家族について語り合おうというコンセプトで、ごく一般的な日本文化への理解を浸透させることを目的とした映画祭だった。しかし、回を重ねるごとに観客により多角的な日本の文化を楽しんでもらうため、幅広いジャンルから作品をセレクトするようになり、2008年から現在の名称に変更した。

これまでも、数々の素晴らしい日本映画が上映され、多彩なゲストたちが本映画祭に参加してきた。2013年に故・大林宣彦監督が、2014年には俳優の仲代達矢が現地でトークショーを行ったほか、 2018年には『カメラを止めるな!』が最優秀作品賞に輝き、女優・桃井かおりが主演と監督を務めた『Hee』が最優秀監督賞を受賞。桃井本人も現地を訪れ参加した。2019年は村上虹郎主演の『銃』で武正晴監督が最優秀監督賞を受賞。武監督も現地で参加するなど、LAを代表する日本映画祭となっている。

15回目を迎える今年は、10月1日(木)〜4日(日)の4日間にわたりオンラインで開催する。コンペティション作品は、松本動監督の『星に語りて~Starry Sky~/ Talking to the Starry Sky』『公衆電話/PAY PHONE』を含む16作品。そのほか、大林宣彦監督の特集上映(上映作品:『海辺の映画館-キネマの玉手箱』『野のなななのか』『ふたり』)や、招待作品に榎木孝明主演『みとりし』、モトーラ世理奈主演『恋恋豆花』、俳優の斎藤工が監督を務めた『COMPLY+-ANCE』などがラインナップされているなど、彩り豊かな全23作品が上映予定だ。

詳細は、右記の公式サイトでご確認を。 ⇒ JFFLA映画祭ウェブサイト

松本動 監督メッセーシ

この度、数多くの応募作品の中から、私が監督を務めました『星に語りて~Starry Sky~』と『公衆電話』をノミネート作品に選出していただき、1作品でも嬉しい事ですが、まさか2作品も選んで頂けるなんて、驚きと共に、心より感謝しております。

長編の『星に語りて~Starry Sky~』は、今回が海外プレミアとなる記念すべき映画祭となります。これを皮切りに、この映画で描かれた東日本大震災における知られざる真実を、世界中の方々に知って頂ける機会が増える事を願っております。短編の『公衆電話』については、国内外の映画祭への参加が50ケ所目となり、こちらも記念すべき映画祭となりました。そんな予期せぬ嬉しいWノミネートのお陰で、忘れ難き思い出深い映画祭となりましたが、それに輪を掛けて嬉しい事は、私が助監督として最後に従事した大林宣彦監督の特別記念上映が決定したという事です。上映される『野のなななのか』では助監督で従事し、予告編の制作もさせて頂きました。これも映画の神様の思し召しなのだろうと、感慨深い思いでおります。

今後も、『Japan Film Festival Los Angeles』の益々のご発展を、心よりお祈り申し上げます。

【プロフィール】◆松本動 official web site
東京都出身。フリーの助監督として多くの監督たちの作品に従事し、大林宣彦監 督がクランクイン直前に余命宣告を受けた「花筐/HANAGATAMI」では監督補佐を 務め、大林監督が治療のため現場を離れる際は演出を任された。現在は監督業に専念し、東日本大震災における被災した障害者と支援者の知ら れざる実情を、実話をもとに描いた⻑編映画『星に語りて~Starry Sky~』の監督を務め、『第37回日本映画復興奨励賞』を受賞。 同賞には日本アカデミー賞作 品賞の『新聞記者』も名を連ねており、肩を並べる形となった。2020年2月末現在、 400ヶ所以上で上映され、観客動員数3万3千人を突破。

短篇映画『公衆電話』では米国アカデミー賞公認の国際映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2018』のジャパン部門にて、ベストアクター賞を受賞し、アメリカ・カンザス州で開催された24年の歴史を誇る国際映画祭「24th Kansas City FilmFest International 2020」では短編部門の最高賞を受賞するなど、国内外50の映画祭を席巻し、4つのグランプリを含む16冠に輝き、その続編として製作された『カセットテープ』は、『第6回八王子 Short Film映画祭』において、 グランプリ&観客賞のW受賞。続く「第23回横浜映像天国」でも、グランプリ&主演女優賞のW受賞を果たし、同映画祭グランプリ4連覇を飾った。

【監督・脚本 主な作品歴】『星に語りて~Starry Sky~』(2019)、『カセットテープ』(2019)、『公衆電話』(2018)、 『バージン・ブリーズ』(2017)、『ガチャガチャ/GACHA GACHA』(2016)、『ミックス』(2015)

  • 2020年09月17日更新

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