未知なる作品や驚くべき才能と出会いに行こう!―『第20回東京フィルメックス』開幕!

  • 2019年11月19日更新

第20回東京フィルメックス_ポスター今年で20回の節目を迎える『東京フィルメックス』が、2019年11月23日(土・祝) ~ 12月1日(日)に有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日比谷ほかで開催される。

アジアを中心に世界中から集められた独創性豊かな31本の作品が上映されるほか、監督や俳優など国内外から多彩なゲストが登壇するQ&Aやトークイベントなども多数予定されている。さらに、未来の映画人を育成するためのワークショップ「タレンツ・トーキョー」も今回で10回を数えるなど、今年もプログラムは盛りだくさん。日本ではなかなか観ることのできない作品や、驚くべき才能に出会える9日間。ぜひとも、会場へ足を運んでほしい。

スケジュールチケットゲストイベント等の詳細情報は公式サイトよりご確認ください。


開幕はロウ・イエ監督、閉幕はウェイン・ワン監督!

映画祭の幕開けはロウ・イエ監督の『シャドウプレイ』がスクリーンを彩る。実際に起きた事件をベースに、中華圏の若手スター、ジン・ボーランを主演に迎えて描く珠玉のサスペンスだ。そして、閉幕を飾るのはウェイン・ワン監督の最近作『カミング・ホーム・アゲイン』。在米アジア人の家族を何度も描いてきたワン監督の新たな傑作だ。

【オープニング作品
映画『シャドウプレイ』メイン画像シャドウプレイ』 
監督:ロウ・イエ
(2018年/中国/125分 )
市当局の再開発事業の責任者の死の謎を追う刑事が何者かの圧力でその任を解かれる。香港に逃れた刑事は、その謎の鍵を握る若い女性に出会う……。中国と香港、台湾にまたがる疑惑をスタイリッシュな映像で描くミステリー。ベルリン映画祭パノラマ部門で上映。配給:アップリンク © DREAM FACTORY, Travis Wei

【クロージング作品】
カミング・ホーム・アゲイン
監督:ウェイン・ワン
(2019 年/アメリカ・韓国 /86分 )
韓国系アメリカ人の作家が大晦日のパーティーに備えて母親から韓国料理のレシピを教わる。そして彼の脳裏に人生における幾つかの瞬間がよみがえる……。在米アジア人の家族を何度も描いてきたウェイン・ワンの新たな傑作。トロント映画祭で上映。

そのほか、作品特別招待作品には映画の最先端を切り拓く気鋭の監督たちのとびきりの新作や、映画史的に重要な位置づけにありながら上映の機会が限られていた巨匠たちの名作が上映される。作品のラインナップと詳細はこちらでチェックを!

 

アジアからの新たな風を感じる、10本のコンペティション作品

コンペティション部門では、アジアの新進作家が2018〜2019年にかけて製作した選りすぐりの10作品がエントリー。そのうち3作品が監督デビュー作であり、カンヌやヴェネチア、トロントなどの国際映画祭で好評を受けた作品が一同に揃うのも注目点だ。審査委員長のイギリスの映画批評家トニー・レインズ氏や深田晃司監督ら国際色豊かな審査員が「最優秀作品賞」と「審査員特別賞」を選出するほか、3名の学生審査員による「学生審査員賞」と観客の投票で決まる「観客賞」が、11月30日(土)に行われる授賞式にて発表される。(画像:左『ニーナ・ウー』、右『静かな雨』© 2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋 より)

<東京フィルメックス・コンペティション作品> ※タイトルをクリックで作品詳細ページへ
・『水の影』監督:サナル・クマール・シャシダラン
・『昨夜、あなたが微笑んでいた』監督:ニアン・カヴィッチ
・『熱帯雨』監督:アンソニー・チェン
・『評決』監督:レイムンド・リバイ・グティエレス
・『ニーナ・ウー』監督:ミディ・ジー
・『気球』監督:ペマツェテン
・『春江水暖』監督:グー・シャオガン
・『波高(はこう)』監督:パク・ジョンボム
・『静かな雨』監督:中川龍太郎
・『つつんで、ひらいて』監督:広瀬奈々子

 

阪本順治監督作品と歴代受賞作品の人気作を特集上映!

特集上映 阪本順治では、今年でデビュー30周年を迎える阪本監督のフィルモグラフィーから厳選した4作品、『鉄拳』『ビリケン』『KT』『この世の外へ クラブ進駐軍』を上映する。(画像は『鉄拳』© 1990/写真提供:リトルモア より)

映画『ふたりの人魚』メイン画像 映画『息もできない』メイン画像 映画『ふゆの獣』メイン画像

特集上映 歴代受賞作人気投票上映では、今年8月22日~9月10日に実施した歴代の受賞作品人気投票で上位になった作品から、第1回東京フィルメックス最優秀作品賞のロイ・イエ監督の『ふたりの人魚』、第10回東京フィルメックスの最優秀作品賞と観客賞を獲得したヤン・イクチュン監督の『息もできない』、第11回東京フィルメックス 最優秀作品賞に輝いた『ふゆの獣』の3作品を上映する。

 

<映画の時間プラス>では、バリアフリー上映も!

今年は、第19回東京フィルメックスのコンペティション部門でスペシャル・メンションを受賞した『夜明け』の日本語字幕・音声ガイド付きバリアフリー上映が、ヒューマントラストシネマ有楽町 シアター1にて行われる。上映の詳細などはこちらでご確認を。

夜明け
映画『夜明け』メイン画像(2018年/日本/113分)
監督:広瀬奈々子
是枝裕和、西川美和の監督助手をつとめた広瀬奈々子が柳楽優弥を主演に迎えた監督デビュー作。地方の町で木工所を営む哲郎は河辺で倒れていた青年を助ける。青年は木工所で働き始めるが、やがて彼の過去が明らかになり……。 配給:マジックアワー © 2019「夜明け」製作委員会

 

『第20 東京フィルメックス』開催概要
名称 : 第20回 東京フィルメックス / TOKYO FILMeX 2018
期間 : 2019年11月23日(土・祝) ~ 12月1日(日) (全9日間)
会場 :有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日比谷など
● 第20回 東京フィルメックス公式サイト

文・編集:min

  • 2019年11月19日更新

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