年月の記事

《ロマンポルノ・リブート・プロジェクト》― 「日活ロマンポルノ」再起動! 日本を代表する5人の監督が“あえて”ルールに縛られる!

ロマンポルノ・リブート・プロジェクト_ポスタービジュアル45周年を迎える「日活ロマンポルノ」が再起動!新・旧作の活性化を目指す《ロマンポルノ・リブート・プロジェクト》の新作製作に塩田明彦、白石和彌、園子温、中田秀夫、行定勲の5人の名監督が参加。統一ルールのなかでそれぞれのクリエイティビティを存分に発揮する。第1弾作品は11月26日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開! ©2016日活

『世界の果てまでヒャッハー!』-おバカなフランス人が南米リゾートで繰り広げる抱腹絶倒のアドベンチャー

人気TV番組とゆるキャラの決め台詞(?)が合体したような能天気な邦題。内容も期待を裏切らないハイテンションなコメディだ。フランスでは昨年興行収入2週連続No.1、8週連続Best10入りを果たす大ヒットを記録した。手持ちカメラで撮影された、洞窟や密林での予測不能の冒険シーンに思わず心が躍る。オシャレや難解な作品だけがフランス映画じゃない! 11月19日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国ロードショー。

ここでしか観ることのできない作品が目白押し。映画好きが加速する映画祭―第17回 東京フィルメックス

11月19日より第17回東京フィルメックスがスタートする。今年も選りすぐりの22作品、そして選りすぐりのゲストが集結した。世界の三大映画祭すべてで受賞経験のあるキム・ギドク監督が新作『The NET 網に囚われた男』でオープニングを飾れば、モフセン・マフマルバフ監督は1990年以降、上映を禁止されていた幻の作品『ザーヤンデルードの夜』とともに作品を語りに東京にやってくる。これだけの巨匠たちの信頼を一身に集める東京フィルメックスの魅力は何といっても独自に掘り出された作品のラインナップだ。映画好きが加速するような作品に出会いに行こう。今回は『ミニシアターに行こう。』からのおすすめ3作品をご紹介します。(写真は『『ざ・鬼太鼓座』デジタル・リマスター』)

『レミニセンティア』〜ハリウッドに評価された、日本人による本格ロシアSF作品〜

ロシア映画に魅了された日本人映画監督・井上雅貴がロシアで製作したSF映画。人間の記憶の曖昧さをテーマにした、芸術性の高いスリリングな作品。初の長編監督作ながら「ロサンゼルスシネマフェスティパル・オプ・ハリウッド」で主演男優賞、監督賞、長編作品質など主要部門を受賞している。11月12日(土)より、ユーロスペースほかにてロードショー。© INOUE VISUAL DESIGN