【イケガールに会いたい! Vol.7】凜としたまなざしに演技への情熱を秘めたイケガール! 岡野真也ちゃんの巻。

  • 2015年06月30日更新

映画、ドラマ、CM、舞台と幅広く活躍する22歳、岡野真也ちゃん!

イケてるフレッシュ女優に迫るコラム、【イケガールに会いたい!】。
今回のゲストは、映画、ドラマ、CM、舞台と幅広く活躍する岡野真也ちゃんです!

7月4日(土)より公開される映画『飛べないコトリとメリーゴーランド』では、本と豆大福を愛する夢見がちな女子大生・コトリ役で主演を務める真也ちゃん。現実の恋や仕事に悩みながら成長していく女の子を、等身大の魅力いっぱいに演じています。

そんな22歳のイケガールに、個性的な共演者たちとのエピソードや撮影の裏話を伺ってきました。
インタビューでは、知的な雰囲気と落ち着いた話し方が印象的だった真也ちゃん。古き良き昭和の大女優のような凜とした輝きの中に、演技への熱い想いが溢れていました――。


 

「コトリとして演技をしつつ、そこに岡野真也をどう反映させていくかを撮影期間中はずっと考えていました」

― 映画初主演おめでとうございます。作品が完成した今のお気持ちは?

岡野真也ちゃん(以下、真也ちゃん):ありがとうございます! 映画を完成させていただいたこと、主演という素晴らしい機会を与えていただいたことに感謝しています。ステキな作品になりましたので、多くの方に観ていただきたいです。

― 市川悠輔監督とは2014年に公開された『恋文X』以来、2度目のタッグですね。

真也ちゃん:はい。今回の作品では、市川監督はじめ『恋文X』でご一緒したスタッフさんも多かったですし、ヘアメイクさんも以前からお世話になっている方だったので、ちょっとしたホーム感があったというか。そこに甘えてはいけないと思いながらも、安心感のある現場で初主演をやらせていただけたのは、すごくありがたかったと思っています。

― ご自分の出演した作品をご覧になるのって、どんな気持ちですか?

真也ちゃん:客観的に観るのは難しいですよね。「こうすればよかった。次はああしよう」と思いながら観てしまいます。ただ、何度も観たりはしないです。自分の演技を確認しだしたらきりがないし、それを気にして次に芝居してしまいそうなので……。恥ずかしくて何度も観られないのというのもありますけど。

― 本と豆大福が好きなところなど、主人公のコトリちゃんには真也ちゃん自身のキャラクターも反映されていますが、コトリちゃんを演じるにあたって監督からアドバイスなどはありましたか?

真也ちゃん:普段の岡野真也のままで演じてほしいと言われました。でも、いざそう言われるとかえって意識してしまうというか。「わたしって、普段どうやってしゃべっているんだろう」とか、あらためて考えたりして……。コトリとして演技をしつつ、そこに岡野真也をどう反映させていくかということは、撮影期間中ずっと考えていました。

― 逆に、コトリちゃんと真也ちゃんが決定的に違うところはありますか?

真也ちゃん:本との接し方でしょうか。コトリは本の世界に入り込んで物語を楽しむタイプ。わたしは物語に入り込む瞬間はあっても、客観的に楽しむのが好きなんです。だから、映画の中でコトリが現実逃避する世界をどう解釈すべきかはかなり悩みました。これは楽しい夢の世界なのか、それとも、ある意味で心の闇の世界なのか。近いようで遠いものだと思ったんです。このシーンは映画の中で一番ステキなシーンでもあるし、監督と一番話し合ったシーンでもありますね。

― 市川監督の解釈はどういったものだったのですか?

真也ちゃん:あえてどっちということではなく、お酒好きな人が日常生活でお酒を飲むような感覚がコトリにとっての本の世界なんじゃないの? って。それが一番納得できた結論でした。

 

「チャラン・ポ・ランタンさんから学ぶことはすごく多くて、刺激になりました」

― キャスト陣も個性豊かな顔ぶれですが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

真也ちゃん:みんな仲良しでしたよ。わたし自身も、できるだけ皆さんと笑って撮影を進めていけるように意識はしていました。和気あいあいとした雰囲気の中にも、限られた時間や素材の中で最高のものを作るぞ!という意識が全員から感じられて。とても凝縮された時間だったと思います。

― ステキな撮影現場だったんですね。チャラン・ポ・ランタンさんとの共演はいかがでしたか?

真也ちゃん:お二人とも演技が初挑戦ということで、撮影前は「演技できるかなー?」なんておっしゃっていたけど、いざカメラの前に立つとすっと役に切り替わるというか、すごくサマになるんです。お二人から学ぶことはすごく多くて、刺激になりましたね。

― 叔父役の児嶋一哉さんとも息がぴったりでしたね。

真也ちゃん:うれしいです。児嶋さんとの撮影は一日だけだったんですが、すごく気さくな方で。淡々と真正面からお芝居してくださったので、わたしも構えることなく、すんなり「叔父さん」って呼べたんです。そういう雰囲気にしてくださったのは、児嶋さんの人柄の良さなのでしょうね。

― コトリちゃんと江波くんの恋愛も初々しくて、観ていてキュンとしました。すごく自然に演じられていましたが、二人で役づくりなどについて話し合ったりしましたか?

真也ちゃん:二人で話し合ったりはしませんでしたけど、撮影も終盤になってくると「あ、今、すごく集中してわたしの方に向かって芝居してくださっているな」っていうのが分かったし、多分、成田(凌)さんも同じように感じてくれた瞬間があったと思います。すごくやりやすかったです。

― 二人の関係が変わっていく過程では、江波くんの態度に少々苛立ちもしましたが……(笑)。不安になっているコトリに対して、ちょっと説明不足じゃないかと。

真也ちゃん:女性からは江波くんへの批判が多いですね(笑)。男性からは「コトリの行動もちょっとアブナいよ」っていう声も多いんです。でも、江波くんもコトリもお互いに少し言葉が足りないんですよね。二人ともまだまだ未熟者なんです。

― その未熟さが、二人の初々さでもあったんですね。もし真也ちゃんなら、恋人の気持ちが冷めてきているのを感じたらどうしますか?

真也ちゃん:最終的にはハッキリ聞くと思います。でもそれは、真実を聞いても自分がうじうじしない覚悟ができた時だと思います。それまでは、やっぱり悩むと思いますね。

― ちなみに好きな男性のタイプは?

真也ちゃん:何か好きなことや夢中になっていることがあって、そのことになると自然に熱くなっちゃうような人かな。わたしが知らない世界の話でも、それを楽しそうに話す姿を見るのが好きです。一緒にいて堅苦しくない人が良いですね。

 

「芝居をしていてカメラの存在を忘れるほど物語の世界に入り込む瞬間があるんです」

― 芸能界に入るきっかけをつくったのは、お父さまだとか。

真也ちゃん:はい。中一の時に父の薦めで受けたオーディションでファイナリストなって、今の所属事務所から声をかけていただいたんです。

― オーディションを薦められた時はどう思ったんですか?

真也ちゃん:全然乗り気ではなかったですよ。当時は、芸能界なんて想像もつかない世界でしたから、自分が何に挑戦しようとしているのかさえ分からなかったんです(笑)。 “何かすごいことの端っこに挑戦するらしい” くらいの気持ちでオーディションを受けていました。

― でも、最終審査まで進んでいくわけですよね。どんな心境だったのでしょうか?

真也ちゃん:オーディション自体は、審査員の方たちとお話したりするのがすごく楽しかったんです。ほかのオーディションを受けている人たちがすごく緊張している中で、わたしは気負いが無い分、すごく気楽だったというか。 “この中では自分が一番緊張していない”っていう自信だけで、最終審査までいってしまった感じです(笑)。

― オーディションを楽しめているあたりがすでに肝が据わってますね(笑)! いつから女優というお仕事を本気でやっていこうと考えるようになったのですか。

真也ちゃん:オーディションがすごく楽しい経験だったので、これで落ちてもまた受けてみたいなという気持ちにはなっていました。そこから事務所に所属していくつかお仕事をしていく中で、次第にお芝居のおもしろさを感じるようになって……。

― 真也ちゃんの感じる“芝居のおもしろさ”とは、どんなものですか?

真也ちゃん:極々稀にしかないことですけど、共演者を含め、芝居をしていてカメラの存在を忘れるほど物語の世界に入り込む瞬間があって……その鳥肌が立つような瞬間を経験してしまうと、またその感覚に会いたくなるというか。依存のようなものかもしれません。でもきっと、どんな職業にもそんな神がかった瞬間が存在するのでしょうね。わたしにとっては、それを知ったのがたまたま芝居だったということかもしれません。

― 今後やってみたい役や、女優業以外で挑戦したいことはありますか?

真也ちゃん:これまでは等身大の女の子の役が多かったので、そのイメージとはかけ離れたような悪役をやってみたいですね。挑戦してみたいことはたくさんありますが、本ももっと読みたいです。最近は人からお薦めしていただいたものを読むようにしていて、ブログのコメントで読者の方から教えていただいたタイトルはすべてメモしています。ブログの中であまり報告できていないですが、わりかし読めているんですよ。あとは、もし機会があればエッセイなども書いてみたいな。いざ書いてと言われると、書けないかもしれませんが……(笑)。

― エッセイ、ぜひ読んでみたいです!これからの真也ちゃんの活躍がますます楽しみですね。最後に、これから映画をご覧になる方にメッセージをお願いします。

真也ちゃん: タイトルの “メリーゴーランド” という響きやポスタービジュアルの楽しげなイメージに期待を持ちつつも、日常生活の延長のような感覚で気楽に観ていただきたいです。きっとこの映画の中には、等身大の人間があちこちにいると思います。映画を観ながら、ご自分の生活の中にあるささやかな幸せや小さな反省点などを見つけていただけたらうれしいですね。

 

<イケガールの靴チェック♪>
ヌーディーなシャンパンゴールドのサンダルが、清楚な中にもそこはかとない色気を漂わせていてステキです……♪
◇岡野真也(おかの・まや)プロフィール 1993年2月22日、栃木県出身。05年スーパーヒロインミスフェニックスオーディションでファイナリストに選ばれ芸能界入り。映画『Another』(12)、『俺俺』(13)、『恋文X』(14)ほか多数出演。ドラマ「アゲイン」、「ハードナッツ! 〜数学girlの恋する事件簿〜」などレギュラー出演以外にもゲストでも多数出演。そのほか、CMや舞台などでも活躍中。舞台「sea,she,see」主演が控えている。

▼『飛べないコトリとメリーゴーランド』作品・公開情報
(2015年/日本/78分)
監督:市川悠輔
脚本:市川悠輔、内田わか
出演:岡野真也、チャラン・ポ・ランタン、成田凌、渡辺佑太朗、島野結雨、猪俣三四郎、児嶋一哉(アンジャッシュ)ほか
主題歌:「貴方の国のメリーゴーランド」チャラン・ポ・ランタン(avex trax)
劇中音楽:小春(チャラン・ポ・ランタン)
製作:Sony Music Artists Inc.
配給:SPOTEED PRODUCTIONS
コピーライト:©2015  Sony Music Artists Inc.

【ストーリー】大学生の羽田コトリ(岡野真也)の一番の楽しみは、豆大福を食べながら本を読むこと。就職活動もそこそこのコトリを心配した居候先の叔父(児嶋一哉)は、インターンとして出版社で働くことを勧める。気が進まないながらも働きはじめたコトリは、そこで出会った江波(成田凌)と恋に落ち、今まで味わったことのない幸福感や充実感を得るが、いつしか心配、嫉妬、独占欲に苛まれ、ふわふわと現実逃避世界と現実世界を行ったり来たりしてしまうようになり……。

● 『飛べないコトリとメリーゴーランド』公式サイト

※2015年7月4日(土)〜新宿シネマカリテにてモーニング&レイトショー!

取材・編集・文:min スチール(インタビュー):hal

  • 2015年06月30日更新

トラックバックURL:http://mini-theater.com/2015/06/30/vol-7/trackback/