年月の記事

『ウィ・アンド・アイ』-ブロンクスのアマチュア高校生たちが実名で演じる青春ドラマ

『エターナル・サンシャイン』『恋愛睡眠のすすめ』など、独創的かつ遊び心溢れる作品で映画ファンを魅了してきた奇才ミシェル・ゴンドリー監督の最新作は、高校の下校バスを舞台に繰り広げられる青春ドラマだ。集団の中でそれぞれの役割を演じていた高校生たちが、1人、また1人とバスから降りていくにつれて、個人的なルーツや本音を抱えた存在へと回帰していく姿が鮮やかに描かれている。ビートの効いたBGMがいつしか止み、窓外の景色が夕闇に包まれる頃、車内の人間模様はどのように変化しているだろうか。さあ、高校生たちと共にバスに乗り込み、旅に出よう。そこには、あなたの予想を裏切る展開が待ち受けているはずだ。4月27日(土)より シアター・イメージフォーラム、シネ・リーブル梅田他全国ロードショー(C)2012Next Stop Production. LLC

『カルテット!人生のオペラハウス』-“旧スター”は再び輝ける舞台へ向かうのか?  名曲オペラで彩る、名優ダスティン・ホフマンの初監督作品

英国の美しい田園風景の中にひっそりと建つ<ビーチャム・ハウス>。そこは老音楽家たちが暮らす、音楽と笑いで満たされた明るく優雅な老人ホーム。この<ビーチャム・ハウス>の存続をかけ、“旧スター”である住人たちの、喜びと感動に満ちた大いなる挑戦が始まる…。はがゆい関係を抱えながら、かつてのカルテット共演者たちが迎える「クライマックス」とは…? 英国スターたちの円熟味あふれる軽妙な演技と、宝石のような音楽がいっぱいにちりばめられた、心温まる人生賛歌。脚本は『戦場のピアニスト』(アカデミー賞脚色賞受賞)のロナルド・ハーウッド。70代の英国の名優4人を主演に迎えたこの作品で、同じく70代にして“監督デビュー”したのは、アカデミー主演男優賞を二度も手にした米国の名優ダスティン・ホフマン。その監督としての手腕は、スクリーンでとくとごらんあれ。4月19日(金)より、 TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ他全国順次ロードショー。

『ホーリー・モーターズ』-レオス・カラックスが惚れぬいた唯一無二、ドニ・ラヴァンの「行為の美しさ」

『ポーラX』から13年ぶりのレオス・カラックス監督待望の新作長編となる『ホーリー・モーターズ』。 早朝、“オスカー”なる人物(ドニ・ラヴァン)は白いストレッチリムジンに乗り込み、ファイルを見ながら「今日のするべき行為」を確認していく。平凡な父親から異常な殺人者、時にはバーチャルな怪物の動きを作り出すためのモーション・キャプチャーのスペシャリストなど様々な役を演じていく“オスカー”。演じ続ける彼を突き動かす原動力を問われて“オスカー”は『行為の美しさ』と答える。彼の身体に宿る様々な『行為の美しさ』を夜明けから深夜までたどるSFでありファンタジーなものがたり。渋谷・ユーロスペースにてロードショー 他全国順次公開© Pierre Grise Productions

『コズモポリス』― 鬼才クローネンバーグの映像感覚にロバート・パティンソンの青白い顔が奇跡的にマッチ! 資本主義社会の “膿”を描く極上サスペンススリラー。

鬼才デイヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作『コズモポリス』は、若くして巨万の富を手中にした投資家エリック・パッカーが破滅へと向かう1日を描いた、緊迫感溢れるサスペンススリラー。独自の世界観から映像化は不可能といわれた現代アメリカ文学の巨匠ドン・デリーロの同名小説を、終末感ただよう映像でスリリングに描く。70歳にして枯渇知らずのクローネンバーグ監督の想像力、そして映像センスには「さすが鬼才!」と唸ることだろう。すべてを手に入れながらも深い虚無感を抱える美青年を演じたロバート・パティンソンの演技と存在感、顔色の悪さにも大注目!?
4月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!
(c)2012–COSMOPOLIS PRODUCTIONS INC. / ALFAMA FILMS PRODUCTION / FRANCE 2 CINEMA

『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』ファラー・カーン監督インタビュー-ファラー・カーン監督の振付講座!マサラ上映で踊ってみよう!

『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』は1970年代と2000年代のボリウッドに生きる人々の恋愛と復讐を描く大河ドラマ。中でも見どころのミュージカルシーンは振付師としても名高いファラー・カーン監督がインド古典舞踊とヒップホップやサルサなどを融合させて作り上げた極上ボリウッドエンターテイメントだ。今回はファラー・カーン監督に主演のシャー・ルク・カーンとの切っても切れない濃密な関係や、31人のスターが集まったお祭り騒ぎの撮影現場についてたっぷりとお話を伺いました。観客が歌ったり踊ったりできるマサラ上映のために監督直伝の振り付け講座も掲載。ぜひチェックを!

【画像で楽しむイベントレポート】銀座シネパトス最後の日-銀座シネパトス閉館イベント

3月31日銀座シネパトスが45年の営業を終え、閉館の日を迎えた。1967年10月に「銀座地球座」、翌年9月「銀座名画座」とした開館した銀座シネパトスはアート系、ドキュメンタリー、ホラー、アクション、エロティックな作品など多彩なジャンル、約3,000作品を上映した銀座の老舗映画館。「ミニシアターに行こう。」では銀座シネパトスの最後の上映作品となった『インターミッション』の出演者、スタッフを迎えて行われた銀座シネパトス閉館イベントの模様をレポートします。