「海角七号/君想う、国境の南」初日舞台挨拶に民主党蓮舫議員登場。

  • 2009年12月27日更新

kaikaku1本国台湾では社会現象を巻き起こした、「海角七号/君想う、国境の南」(ウェイ・ダーション監督)の初日舞台挨拶が12月26日、シネスイッチ銀座で開催された。登壇したのは、ファン・イーチェンさん、田中千絵さん、中孝介さん。初日公開を祝い、花束を持って登場した民主党 蓮舫議員も加わり、本作の日本公開に熱気あふれる舞台挨拶となった。

 

「ちょっと、日本語が…」日本語に詰まる姿がとにかくキュートな田中千絵さん
舞台挨拶はMCシネマアナリスト八雲ふみねさんの登壇者紹介からスタート。
kaikau2まずは映画の中では歌声も披露している主演、ファン・イーチェンさん
「みなさん、こんにちは、私はファン・イーチェンです。この映画の中では阿嘉という役を演じます。」
台湾では歌手として活躍をしているファンさんは、本作品が映画初主演。 

 

 

そして、同じく主演の田中千絵さん。アジアで活躍する田中さんはまず、中国で挨拶をした後、日本語の挨拶に。
kaikau3「こんにちは、田中千絵です。今日こうして、日本で「海角七号」の初日を迎えられたことに、本当に大きな感動を覚えています。この映画は多くの国から愛される映画になりまして、私も「海角七号」を通してアジアで活躍できています。あ、日本語が…」
ここで、とっさに日本語が出ず、つまる田中さんに、温かい笑いが起こる。
「「海角七号」は台湾に始まって中国大陸、香港、マレーシア、シンガポールとアジアで上映されてきましたが、こうして私の故郷である日本で上映できる喜びを…本当に…皆さんと…こう…感動を…一緒に…舞い上がっちゃってすいません。」
日本語の言葉がうまく探せずに、必死で話そうとする姿が本当にキュート。その姿に会場からも大きな拍手が湧く。田中さんはメイクアップアーティスト、トニー・タナカさんの娘さん。もちろん日本人の女優さんだが、現在は台湾に住まれているということで、日本語の引き出しがなかなか開かなかったようだ。

最後に、60年前の日本人教師と本人の役、二役を演じる中孝介さん。
kaikaku4「今日はこんなにたくさんの皆さんに、「海角七号」を見に来ていただき、すごくうれしく思っています。終わった後には幸せな気分になって帰っていただけるのではないかと願っております、今日は本当にありがとうございます。」ファンさん同様、歌手として活躍している中さんも映画初出演となる。 

 

 

 民主党蓮舫議員登場!事業仕分けがうそのよう?ほっこりやさしいお顔も「海角七号」効果?
ここでスペシャルゲストの蓮舫さんが登場すると場内の熱気が上がっていく。
kaikaku5蓮舫さんはお父様が台湾の方であり、蓮舫さんご自身も台湾と日本のかけ橋となる活動をされている。
この作品の感想を訊ねられると、
「どうしてもみたい映画でした。一年前、台湾で大ヒットして、台湾の大使館の人や、政治家の方や友人から「「海角七号」をもう見たか?」挨拶で使われるように、ずっと言われていて、日本での上映を楽しみにしていました。私の生まれ育った台湾が舞台になっていて、子どものころに遊んでいた南部、ここは本当に温かい古き良き台湾が残っています。本当に今日は素晴らしい映画を見させていただきました。」
襟にファーのついた白のジャケットは、ふんわりとやさしく、穏やかな表情が印象的な蓮舫さん。事業仕分けのハードな印象はまったくなし。これも「海角七号」の癒し効果? 

 

出演者の皆さんと蓮舫さんは控室で話が盛り上がったというが、
kaikaku6「本当に日本と台湾が映画を通じて、役者の皆さんが国籍を超えて、繋がる。そして、見ていただける方に色々なストーリーや感動と伝えてくださるというのは、すごくありがたい。若い人たちに期待したいと思っています。」最後は、堂々とした蓮舫さんらしいコメントで締めくくった。

 

 

台湾の映画史上No.1.作品。見どころは「恒春の景色」、「野ばら」、「60年の歳月」。
最後に出演者より、この映画を見る方への見どころが語られた
ファン・イーチェンさん
kaikaku c「蓮舫さんがおっしゃるように、この映画の中では、温かい台湾の美しい景色と温かい人間と夢を追求する(人々の)姿をみることができます。本当に素晴らしい映画だと思います。音楽も素晴らしいですから、ぜひ楽しんでいただければと思います。60年という歳月を超える複雑な恋が描かれています。ぜひ楽しんでください。」

田中千絵さん
kaikaku e「最後にコンサートのシーンで、皆さんのおなじみの「野ばら」という曲がかかり、大きなクライマックスとなって「海角七号」の感動を皆さんにお届けすることができると思います。それから、60年前の日本人教師と台湾人生徒との恋愛が7つのラブレターが、60年の時を超えて、今の台湾に届けられ、そして、そのラブレターを通して現代の二人の主役の恋愛模様につながって描かれている、本当に素晴らしい、素敵な映画です。皆さんも「海角七号」の感動を楽しんでご覧いただけたらと思っています。」

中孝介さん
kaikaku d「この映画は、台湾で昨年の8月に上映されて、すばらしい大ヒットを記録した映画なんですけども、この映画は映像がすごく美しくて、ノスタルジックなものを感じて、ほっこりした気持ちになれるんじゃないかなと思います。映画が終わりましても、口コミで広めていって欲しいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。」

「海角七号/君想う、国境の南」は12月26日よりシネスイッチ銀座にて公開中。梅田ガーデンシネマほか全国順次公開 

▼「海角七号/君想う、国境の南」
台湾/2008年/130分
監督・ウェイ・ダーション
公式サイトはこちら 

取材・文:白玉 撮影:秋山直子

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改行

  • 2009年12月27日更新

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