韓流シネマフェスティバル2009

  • 2009年12月02日更新

韓流フェスティバル東京・シネマート六本木にて「韓流シネマフェスティバル2009〜約束」が、11月21日(土)~2010年1月15日(金)まで開催中です。オフィシャルサイトはこちら

人気韓流スターの最新作を含む、多彩で魅力的なラインナップですが、注目したいのは、「キム・ギヨン監督特集」。 イ・ムサンス監督、チョン・ドヨン主演で『下女』のリメイクが進められたり、今年の東京国際映画祭では『玄界灘は知っている』のチケットがあっという間に完売するなど、最近大きな盛り上がりをみせているキム・ギヨン監督の代表作が上映されます。

上映されるのは、家政婦と関係を持つ既婚男性を描き、韓国の現代社会が窺える傑作と評される『下女』。日本でいう”姥捨”をテーマに、これでもかというほどの人間の悪意を描いた『高麗葬』。そして実質的な遺作となってしまった『死んでもいい経験』の三作品です。

上映スケジュール(各日 19:10スタート/シネマート六本木のみ上映)

『下女』 12/4、 12/15

『死んでもいい経験』 12/10

『高麗葬』 12/3、12/11

シネマート六本木タイムテーブルをご確認ください。

キム・ギヨン監督キム・ギヨン監督は“狂気の巨匠”と呼ばれ、ヒッチコック、ロジャー・コーマンの両監督とも並び称される存在。韓国映画界では抜群の知名度と影響力を誇る。1998年のベルリン国際映画祭に向かう直前に、自宅の火災で死亡した。

文/おすず

上映スケジュール(各日 19:10スタート)
『下女』 11/26、12/4、 12/15
『死んでもいい経験』 11/27、12/10
『高麗葬』 12/3、12/11

改行

  • 2009年12月02日更新

トラックバックURL:https://mini-theater.com/2009/12/02/586/trackback/