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4月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
4月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今月も個性豊かな11作が登場!あなたが観たいのは、どの映画!?【LINE UP】5日(金)公開『毒娘』『パスト ライブス/再会』『ブルックリンでオペラを』『リトル・エッラ』、12日(金)公開『プリシラ』『リンダはチキンがたべたい!』、19日(金)公開『マンティコア-怪物-』、26日(金)公開『悪は存在しない』『キラー・ナマケモノ』、27日(土)公開『システム・クラッシャー』『正義の行方』
『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』先行上映+トークイベント〜『この世界の片隅に』との驚くべき共通点〜セバスチャン・ローデンバック監督×片渕須直監督
7月某日、渋谷・ユーロスペースで、8月18日公開『大人のためのグリム童話 手をなくした少女(以下、『大人のためのグリム童話)』の、トークショー付き先行上映が開催されました。トークショーに登壇したのは、本作監督のセバスチャン・ローデンバック、そして『この世界の片隅に』の片渕須直監督。『大人のためのグリム童話』と『この世界の片隅に』には、アニメーションである以上に驚くべき共通点があり、両監督はお互いの作品づくりに深い興味を持っているとのこと。そんなお2人から、作品をより楽しめる話をたっぷり聞くことができました。
『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』〜流れるような筆絵が鼓動する! ダイレクトに心へ響く驚愕のアニメーション〜
グリム童話を物語のベースに「現代に通じるヒロイン」の生き様を描く 長編アニメーション。悪魔と取引する父に手を切られてしまった少女が、自分の居場所を求めて、旅に出る。弾むように動く簡略化された筆絵の線に、風景や色など、いくつものレイヤーを重ねた、美しい絵画的な世界がスクリーンに広がる。東京アニメアワードフェスティバル・長編アニメーショングランプリ受賞、アヌシー国際アニメーション映画祭・審査員賞&最優秀フランス作品賞のW受賞。8月18日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開。