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『メモリーズ・オブ・サマー』— 70年代末ポーランドの美しい風景のなか、少年は“痛み”とともに大人になる

映画『メモリーズ・オブ・サマー』メイン画像多くの巨匠や実力派監督を輩出したポーランドで新たに注目を浴びている、アダム・グジンスキ監督。彼の長編2作目にして日本の劇場初公開作となる本作は、70年代末ポーランドの田舎町を舞台に、無邪気な子どもから大人へと変化していく少年の心の痛みを描き出す、苦くも美しい作品。1970年生まれの監督自身の経験をもとに描いたというストーリーには、思春期を迎えた主人公と母親の関係性の崩壊や、恋や性への戸惑い、他者との距離感に悩む12歳の少年の姿が、繊細かつ切実に描かれる。6月1日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開

くだらないことの積み重ねがちょっとした出来事で深い意味を持つ日常を-『ももいろそらを』小林啓一監督インタビュー

女子高生いづみが財布を拾ったことから始まるストーリーを描く『ももいろそらを』。東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門作品賞、スペインのヒホン国際映画祭にて日本映画初のグランプリを受賞している本作は16歳の日常がテンポよく転がるように変化し最後まで観る者を惹きつけ続ける。ステレオタイプではない悩める人間としての女子高生を描く小林啓一監督にたっぷりお話を伺いました。2013年1月12日(土)より 新宿シネマカリテ ほか全国順次ロードショー