ミニシアター情報
ちば映画祭がついに東京上陸! —『新年一発!ちば映画祭2020 inアテネ・フランセ文化センター ~監督特集・特集~』
ちば映画祭が2020年の年明け、東京に初上陸する。1月18日(土)にアテネ・フランセ文化センター(東京・千代田区)にて開催される『新年一発!ちば映画祭2020 inアテネ・フランセ文化センター ~監督特集・特集~』は、同映画祭主催による千葉県外初の上映会だ。これまで、ちば映画祭で特集された監督から4名をピックアップし、各監督の作品を1作ずつ、3つのプログラムに分けて上映し、各回約30分のゲストトークも楽しめる。
おしゃれでポップなベトナム―『サイゴン・クチュール』のグエン・ケイ監督インタビュー
ベトナムから思いっきりファッショナブルでキュートな映画がやってくる。2019年12月21日公開の『サイゴン・クチュール』は、1969年のサイゴン(現ホーチミン)から現代にタイムスリップした仕立て屋の娘の出会いと冒険を描くスタイリッシュなSFファンタジーだ。ベトナムの伝統文化と最先端ファッションを融合して特上の娯楽作に織り上げたのは、脚本家やプロデューサーとしても活躍する若手女性監督のグエン・ケイ。来日した監督に話を聞いた。
『轟音』— 安楽涼 主演! 俳優・片山享がメガホンを握った衝撃作が待望の劇場公開へ!
監督・脚本家としての活躍も目覚ましい俳優の片山享がメガホンを握った初の長編映画、『轟音』が2020年2月15日(土)より池袋シネマ・ロサのレイトショー上映を皮切りに、全国順次公開されることが決定した。主演を務めるのは、自身の監督・主演作『1人のダンス』で今年多くのインディーズ映画ファンの心を鷲掴みにした安楽涼。
『つむぎのラジオ』—池袋シネマ・ロサで12月15日に復活上映! 切ない贖罪と恋と友情を、コミカルかつ軽妙に描く人間讃歌
2018年3月より始動した池袋シネマ・ロサの上映企画「インディーズフィルム・ショウ」の上映作品から、選りすぐりの15プログラムを日替わりでプレイバック上映する「IFS PLAYBACK」(12月7日〜20日)が連日盛り上がりをみせている。そんななか、12月15日(日)には木場明義監督の『つむぎのラジオ』がいよいよロサのスクリーンに帰ってくる。切ない贖罪と恋と友情を、コミカルかつ軽妙に描く人間讃歌といえる再注目すべき作品だ。
『ヌンチャクソウル』— 80年代ソウルミュージックとヌンチャクがコラボ!? ちょっぴり不器用な大人たちに贈る異色のダンスムービー
今年11月に池袋シネマ・ロサで上映された『ヌンチャクソウル』が、12月14日(土)~20日(金)に大阪シアターセブンにて拡大上映されることが決定した。80年代ソウルミュージックとヌンチャクを融合させた異色のダンスエンターテイメントは、関西でますます多くの映画ファンを魅了することだろう。これまで国内外100以上の映画祭で入選・受賞歴を持つ木場明義監督が脚本・撮影・編集も務めた本作は、新たな人生を踏み出すためにダンスコンテストに挑む2人の中年男と、彼らを見守る周囲の人々の姿を描くハートウォーミングな物語だ。
ホラーコメディーに青春群像に―『魔法少年☆ワイルドバージン』『転がるビー玉』の宇賀那健一監督インタビュー
2018年に『サラバ静寂』が評判を呼んだ宇賀那健一監督は、マルチな活動で知られるクリエイターだ。高校生のころから俳優として舞台に立ち、2014年には会社を設立。自ら配給、宣伝を手がけたり、東京・渋谷にダイニングバーを開いたり、志向性の幅は極めて広い。年末から年明けにかけて『魔法少年☆ワイルドバージン』『転がるビー玉』と監督作が相次いで公開されるが、これがまたガラッと趣の異なる作品で驚かされる。この多様性、バイタリティーはどこからくるのか。
新春は才気あふれる若手監督の作品をスクリーンで—武石昂大監督特集上映「カレーとチャーハン時々、オトン。」
若干24歳の新鋭・武石昂大監督の特集上映「カレーとチャーハン時々、オトン。」が2020年1月25日(土)より、池袋シネマ・ロサにて一週間限定で開催される。最新作『チャーハン』、カンヌ国際映画祭上映の『おるすばんの味。』、『明日かえるために、今日おきる。』『父、かえれ!』の4作品を上映する。
未知なる作品や驚くべき才能と出会いに行こう!―『第20回東京フィルメックス』開幕!
20回の節目を迎える『東京フィルメックス』が11月23日(土・祝) ~ 12月1日(日)に開催される。アジアを中心に世界中から集められた独創性豊かな31作品の上映、多彩なゲストが登壇するトークイベントなど、盛りだくさんの9日間だ。日本では上映機会の少ない作品や、驚くべき才能に出会う好機となるだろう。
ちば映画祭 & cafeSTAND present 映画とおはなしとブレイクタイム vol.2 道本咲希監督『19歳』『昔の恋人』上映会開催
ちば映画祭の新企画『映画とおはなしとブレイクタイム』の第2弾が、12月15日(日)にJR西千葉駅近くの「cafe STAND」で開催される。「映画をより身近に、作品をもっと気軽に深く楽しんでほしい」という主旨のもと、1人の監督にスポットをあてて短編映画メインの上映と長めのトークを行う。今回は道本咲希監督を特集し、短編作品『19歳』『昔の恋人』の2作品を上映。ゲストに『オーファンズ・ブルース』工藤梨穂監督を迎える。
【スクリーンの女神たち】『夕陽のあと』山田真歩さんインタビュー
“スクリーンで女神のごとく輝く女優”にインタビューをする本コラム。今回は、2019年11月8日(金)より全国順次公開となる『夕陽のあと』(越川道夫監督)にご出演の、山田真歩さんにご登場いただきました! 美しい自然に恵まれた鹿児島県長島町を舞台に、 “生みの母”と“育ての母”の葛藤と深い愛情を描く本作。赤ん坊のころから愛情を注いできた7歳の息子との特別養子縁組申請を目前に“生みの母”の秘密を知り、複雑な感情にとらわれていく女性を見事に演じきった山田さん。作品に込めた思いや、撮影の舞台裏などについて伺いました。