最新作品情報
フィンランド映画祭2011-ユーモアとヒューマンのフィンランド映画をたっぷりと
「ムーミン」「エア・ギター選手権」「ノキア」「アキ・カウリスマキ」この4つを生んだのはどこの国でしょう?そう。答えはフィンランド。ファンタジー、ユーモア、スタイリッシュが共存する国フィンランド。そんなフィンランド制作の選りすぐりの最新作5作品を一挙上映。10月2日~7日角川シネマ有楽町にて上映。
第2回 三鷹コミュニティシネマ映画祭―『地下鉄のザジ』と『アリス』で、名画座・三鷹オスカー、1日限りの復活!
東京都三鷹市の有志のみなさまによる「第2回 三鷹コミュニティシネマ映画祭」が、9月23日(金)~26日(月)に三鷹産業プラザにて開催。「押井守監督特集」、「サスペンス映画特集 黒白篇」、「サスペンス映画特集 南北篇」と、アニメーションからモノクロ映画まで幅広いラインアップの中、ミニシアが特に注目しているのは、企画「夢見る少女たち」 ― なんと、あの名画座・三鷹オスカーが、1日だけ蘇るのです。「少女」がテーマのおとなのための2作品、ルイ・マル監督の『地下鉄のザジ』、ヤン・シュヴァンクマイエル監督の『アリス』を、どうぞご堪能ください。
ぴあフィルムフェスティバル(PFF)が開幕-20年後の巨匠を先物買い
自主映画を中心に新しい才能を発掘し育てる映画祭、『ぴあフィルムフェスティバル』。グランプリ受賞者は森田芳光監督、犬童一心監督、園 子温監督など世界的に高い評価を受ける映画監督を数多く輩出している。33回を迎える今年度のコンペティション部門には602作品から厳選された17作品を上映。20年後には巨匠と呼ばれる監督の作品を探しに行こう。この他、塚本晋也監督、岩井俊二監督、川瀬直美監督、黒沢清監督らによる映画製作者のためのイベント「映画のレッスン」も開催。9月30日まで東京国立近代美術館 フィルムセンターにて(毎週月曜休館)
『ソーローなんてくだらない』―「早漏の改善」をきっかけに、人生について考える起爆剤の役割を果たす極上の人間ドラマ
『ユリ子のアロマ』で一躍注目を集めた吉田浩太監督の新境地ともいえる本作が、9月17日(土)よりポレポレ東中野にて1週間限定のアンコール・レイトショー。「早漏を改善したい」という目的をきっかけに、主人公は自身の「在りかた」そのものと対峙していくことになる。その姿を笑って見ていたはずの観客も、気づいてみたら、「自分の人生は、今のままでよいのだろうか」と胸中に問いかけていること、間違いないし。本年9月にロンドンで開催されるレインダンス映画祭にも正式出品される本作、東京都内での劇場公開は最後かもしれない。今すぐ、ポレポレ東中野へ駆けつけて。(c)2011アートポート
『ドーバーばばぁ 織姫たちの挑戦』-全長34km。水温16℃以下。過酷な天の川を平均年齢58歳の織姫達は泳ぎ切れるのか?
平均年齢58歳!立川を中心に多摩地区在住の女性達で結成された“チーム織姫”がドーバー海峡横断リレーに挑戦。全長約34km、真夏でも水温は16℃の過酷なこのリレーに6人で渡り切る。ドーバー海峡の環境を考えたトレーニングから、実際のドーバー海峡リレーまでの2年間を追ったドキュメンタリー。渋谷アップリンクXにてロードショー。
第8回 ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2011―津川雅彦主演作やインド映画も。ラテンの祭典、開幕!
ラテン映画の祭典、開幕! 「第8回 ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2011」が、東京、京都、横浜の3都市にて開催される。東京は新宿バルト9にて9月15日(木)~19日(月・祝)、京都はT・ジョイ京都にて9月22日(木)~25日(日)、横浜は横浜ブルク13にて10月7日(金)~10日(月・祝) ― キューバ、メキシコ、スペイン、アルゼンチンはもちろん、インドとアメリカ、そして、日本からの作品も名を連ねる、ヴァラエティに富んだラインナップ。さあ、どの映画で、ラテン気分を味わい尽くす?
第4回したまちコメディ映画祭in台東—モンティ・パイソン、エノケン&笠置シヅ子……今年も『したコメ』のコメディ映画講義が気になるっ!
いとうせいこう氏が総合プロデューサーを務める「したコメ」こと「したまちコメディ映画祭in台東」が9月16日(金)~19日(月・祝)に開催。ユニークなプログラムが満載の中、ミニシアのお薦めは、「エノケン&笠置シヅ子に見る“音楽の世界”」と「今年もやります!モンティ・パイソン特別講義」。果たして、その内容は? (C)2011 リリー・フランキー/「したまちコメディ映画祭in台東」実行委員会
『ブリリア ショートショートシアター アートプログラム』-3年に一度のヨコハマトリエナーレ。横浜でアートを楽しみつくそう。
3年に1度開催される日本を代表する現代アートの国際展ヨコハマトリエンナーレにちなんで、ブリリア ショートショートシアターでは“アートプログラム”を特集。人気テレビ番組「ザ・ベストハウス123」のオープニングアニメーションを手がけるイラストレーター、木村タカヒロ氏の『MEAT』を始め、イギリス、バングラディッシュ、オーストラリア、カナダから集まった厳選アートフィルム6作品を上映。ヨコハマトリエンナーレでアートを体感したら、アートフィルムを見に出かけよう。
『ホームランが聞こえた夏』-音を失った高校生達の甲子園。
暴行事件を起こし韓国球界追放の危機に追い込まれていたスター投手キム・サンナムは、イメージ回復のためボランティアで、ろう学校ソンシム学校野球部のコーチを引き受ける。野球の基礎も習っていない寄せ集まりのチームにやる気のなかったサンナムだが、黙々と練習に取り組む生徒の姿に、高校時代に抱いていた野球への熱い気持ちを取り戻していく。目標は韓国の甲子園『鳳凰杯』での一勝。強豪を相手に勝利を手にすることができるのだろうか。実在するソンシム学校高等部の野球部での実話をベースした物語。8月27日(土)シネマート新宿、銀座シネパトスほか全国ロードショー© 2011 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved
『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』―世界中のクリエイターが熱狂するヤン・シュヴァンクマイエル監督最新作。夢と現が交錯する、脅威のシュルレアリスム・アニメーション。
チェコの第三世代シュルレアリストであり、アートアニメーションの巨匠とも呼ばれるヤン・シュヴァンクマイエル監督の最新作。夢の中で出会った女性を忘れられなくなった中年男が、夢と現実の二重生活を送りながらその夢を分析してゆく幻想的ラブ・サスペンス。“切り絵アニメーション”によって描き出された美しくエロティックな映像世界に引き込まれる、衝撃的な一作です。8月27日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムにてロードショー。順次全国公開。(C)ATHANOR