最新作品情報

『ザ・タワー 超高層ビル大火災』―手に汗握りっぱなしのパニック・スペクタクルと群像劇―

クリスマスイブの夜、巨大タワーに突如大火災が発生。逃げまどう人々に、死の恐怖が次々と襲いかかる。 炎、熱、大爆発、倒壊する建物……。地獄と化したタワーの中で、励まし合いながら道を切り開こうとする者たち、彼らを救おうとする消防士、深刻な状況下でもエゴを通すタワー経営者……人々のさまざまな思惑が交錯する。地上449メートル、取り残された5,700人に迫る大火災の顛末は…? 韓国人気俳優を集め、驚異のビジュアル・エフェクトで最高の臨場感を演出。「タワーリング・インフェルノ」を越えた、韓国のパニック・アクション巨編、ついに日本公開!
8月17日、シネマート新宿ほか全国順次公開
(C)2012 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED

『ニューヨーク、恋人たちの2日間』― 監督・脚本・主演ジュリー・デルピーの手腕が光る、小粋でハートフルなラブコメディ!

『ニューヨーク、恋人たちの2日間』は、フランス出身の女優ジュリー・デルピーが監督・脚本・主演を務めるハートフルなラブコメディー。’08年に日本公開された『パリ、恋人たちの2日間』の続編である本作では、ニューヨークで新恋人と暮らすヒロインのもとに、フランスから遊びにやってきた彼女の家族が巻き起こす2日間のドタバタ劇を描く。7月27日より ヒューマントラストシネマ有楽町&渋谷ほか全国順次ロードショー! © Polaris Film Production & Finance, Senator Film, Saga Film, Tempête sous un Crâne Production, Alvy Productions, In Production, TDY Filmproduktion – 2012All rights reserved.

『最後のマイ・ウェイ』― だれもが知ってるアノ名曲の誕生秘話。輝いていた、あの日のクロクロがスクリーンに蘇る!

1960~70年代にかけてフランスの国民的大スターとして活躍した伝説のミュージシャン、クロード・フランソワ。日本での知名度はけっして高くないが、彼が作曲をした『マイ・ウェイ』は、きっと多くの人がご存知だろう。本作は、世界進出の夢を目前に39歳という若さで急逝したクロクロの知られざる素顔と、華麗な功績を描いた作品だ。その人気は未だ衰えず、本国フランスで大ヒットとなった本作。主演のジェレミー・レニエの成りきりっぷりと、華麗なステージングや時代を映し出すファッションにも大注目!2013年7月20日よりBunkamraル・シネマ他、全国順次ロードショー!© Tibo & Anouchka

『サウンド・オブ・ノイズ』 ~陳腐な世にテロを仕掛ける! 前代未聞のロマンチック・ヘンテコ映画~

突如現れた6人組。彼らは、あらゆるものをパーカッションに見立て、リズムを刻み音楽を作り上げる、ミステリアスなテロリスト。この事件を追う警察官は、破格の音楽嫌いアマデウス。要求を明かすことなく見事な「音楽テロ」を繰り広げる、謎の6人組の目的とは……? カンヌ国際映画祭をはじめ、各国の映画祭の短編部門で賞レースを賑わせた短編映画『アパートの一室、6人のドラマー』。本作はそのコンセプトを活かし、キャストもそのままに、バージョンアップさせた長編意欲作。本年2月にユーロスペースで開催された「トーキョーノーザンライツフェスティバル」でプレミア上映されるも、満席で観逃したという声も多い。スウェーデン発の新感覚エンターテインメント、いよいよ期待の全国上映スタート!
7月27日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開。
© 2010 BLISS/DFM FIKTION/NORDISK FILM/WILD BUNCH/KOSTR-FILM/DFM/FILM I SKÅNE/FILM I VÄST/EUROPA SOUND

『スティーヴン・キングは殺せない!?』-パロディが満載のド○級ホラー!

モダンホラーの帝王、スティーヴン・キング。その代表作、『シャイニング』『ミザリー』『IT(イット)』『ザ・スタンド』などのパロディが満載のド○級ホラー(○の中は鑑賞後、ご自由に文字を入れてください)が公開される。キングは本物の殺人鬼だった!?というこわ~い噂から誕生した、“血まみれの恐怖+バイオレンス+お下劣な笑い”が詰まった本作は、7月27日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷にてレイトショー。

『映画「立候補」』― 負け戦とわかって選挙に挑む、泡沫候補たちを追ったドキュメンタリー

泡沫候補とは、当選する見込みが極めて薄い選挙候補者のこと。そんな“負け戦”に挑み続ける候補者たちとは、いったいどんな人物なのか。高額な供託金を払ってまで、なぜ彼らは立候補するのか。『映画「立候補」』は2011年の大阪府知事市長選挙に立候補したマック赤坂を中心に、4人の泡沫候補の姿と、政見放送がYouTube再生回数・現在150万回の外山恒一、 日本新記録の落選回数を持つ羽柴秀吉らのインタビューもまじえ、その孤軍奮闘ぶりを追ったドキュメンタリー。6 月29 日(土)より、ポレポレ東中野にてロードショー ほか全国順次公開。
(c)2013 word&sentence

『嘆きのピエタ』-シニカルで非道、そして慈悲深い「キム・ギドクの寓話」

天涯孤独の心ない借金取り、ガンド。保険金から借金を返済させる非道な生き方をしてきた男に母親と名乗る女が現れた。「悪魔」と呼ばれた男は「母親のぬくもり」を信じることができず戸惑うが、なにげない母親との生活の中で氷のような心をとかしていく。そんな中、突然、母親が姿を消す。母と名乗る女はどこに行ったのだろうか? 金と愛の中に生きる人間の姿をシニカルで非道に、それでいて慈悲深く描く「キム・ギドクの寓話」は答えを与えるのではなく、観客に考えをゆだねていく。ヴェネチア国際映画祭最高賞の金獅子賞受賞作品。(c)2012 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.

3人のアンヌ―ホン・サンス×イザベル・ユペールによる、クセになりそうなパラレル・ワールド

「面倒くさそうな人」に、どうしようもなく惹きつけられてしまう瞬間があるのはなぜだろう。フランスからきた女性が、海辺の街で過ごす短い時間のなかで同じライフガードに出会い、淡い恋が生まれるという物語が3度反復されるという、シンプルな構造の『3人のアンヌ』という映画。けれども、登場人物が発する言葉や小道具の使い方から、ホン・サンスという監督の面倒くさそうな人柄が感じとれる。悪い意味ではなく、「このひとに関わったら理由もなく惹きつけられて収拾がつかなくなるだろうな」という意味の面倒くささだ。静かな海辺の街で繰り広げられる大人の物語。引き返すことができなくなるかもしれないやっかいな感情を抱えてしまうことを覚悟のうえ、劇場に足を運んでほしい。

第22回東京国際レズビアン & ゲイ映画祭-セクシャルマイノリティだけではなく映画を観る全ての人に問いかける映画祭

7月5日より東京国際レズビアン & ゲイ映画祭がスタート。セクシュアルマイノリティを題材にした28作品が上映される。映画祭がセレクトしたのは『レズビアンの娘と母親のハートフルコメディ』、『プロバスケット選手になってカミングアウトすることを目指すハーバード大学生のドキュメンタリー』、『元祖ドラァグクイーンの伝説』など多彩で刺激的な作品がずらり。単に同性間の恋愛を描くにとどまらず、家族、社会、政治の中で生きる人間の在り方を問う作品はセクシャルマイノリティだけではなく、映画を観る全ての人に問題を投げかけてくる。会期中は監督のトークイベントや公式パーティも予定されている。作品に触れ、それぞれの意見を語りあうきっかけになる映画祭だ。作品画像は『エミリー――青春へのパス』

『イノセント・ガーデン』― 18歳の誕生日に届いた謎の鍵が、少女を禁断の世界へと誘う――。不穏な旋律に彩られた、美しきサスペンススリラー

タブーとバイオレンスを叙情的な映像美で描き、既存のアートを挑発し続けてきたパク・チャヌク監督。名だたる俳優たちが出演を熱望し、多くの映画人が注目する存在となった鬼才の全米デビュー作『イノセント・ガーデン』は、製作に映像派の第一人者リドリー&故トニー・スコットを迎え、『ブラック・スワン』の美術・音楽チームがスタッフとして名を連ねる。さらに出演者にはミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマン、マシュー・グードという豪華な顔ぶれが集結した。不穏な旋律に彩られた、美しきサスペンススリラーは5月31日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国ロードショー中。
©2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.