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「もうひとりの息子」-パレスチナ、イスラエル。18年前に湾岸戦争の最中、取り違えられた子どもと家族の物語。
イスラエル軍の兵役検査を受けたヨセフ。検査の結果、血液型が両親と一致しないことを母オリットは知らされる。ヨセフが産まれた病院での調査の結果、ヨセフの本当の両親はパレスチナ人であることが判明した。湾岸戦争の混乱の最中、子どもの取り違えが起こっていたのだった。イスラエル人の両親に育てられたパレスチナ人ヨセフ、パレスチナ人の両親のもとで成長したイスラエル人ヤシン。今日まで愛を注ぎ続けた子どもが敵対する壁の向こうの民族であることが分かった二つの家族を描く。昨年の東京国際映画祭のグランプリと監督賞をダブル受賞したヒューマンドラマ。シネスイッチ銀座にて絶賛公開中、ほか全国順次公開
『自分の事ばかりで情けなくなるよ』― 不器用に生きる若者たちと「クリープハイプ」の音楽が共振する異色の青春群像劇
新鋭・松居大悟監督が人気ロックバンド「クリープハイプ」のフロントマン・尾崎世界観の原案をもとに書き上げたオリジナルストーリーは、空回りしながら不器用にもがく主人公たちの姿と音楽が共振する、異色の青春群像劇。 同コンビでこれまでに制作したミュージックビデオ3作に新作を加え、劇場用作品として完成した本作品は、池松壮亮、黒川芽衣、山田真歩、大東駿介、安藤聖、尾上寛之ら実力派若手俳優たちの演技が、時に切なく、激しく、観るものの感情を揺さぶる。10/26(土)よりユーロスペースにてロードショー他全国順次公開。
© 2013 Victor Entertainment, Inc.
『僕が星になるまえに』-友情が叶えた青年の人生最後の願い。カンバーバッチ初主演作。
あらゆる命はいつかその時を迎える。ジェームズは29歳、末期がん患者。普通なら「死はまだ先のこと」「別の世界の話」だと感じる年代だ。だが、彼のように、思いもかけない出来事にその考えが打ち砕かれることもある。自分の余命を知ったジェームズは、友人たちと旅に出て生と死に真っ向から向き合おうとする。BBCのTVシリーズ『SHERLOCK/シャーロック』で大ブレイクしたベネディクト・カンバーバッチ初主演作。10月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー。
【画像で楽しむイベントレポート】-第26回東京国際映画祭グリーンカーペット
2013年10月17日、アジア最大の映画祭、第26回東京国際映画祭が開幕。映画俳優、制作スタッフをはじめ、映画祭を祝う多くの著名人が集い、オープニングセレモニーを盛り上げた。直にサインや写真撮影の依頼ができるとあってセレモニーの何時間も前からファンが整理券の列に並び、スターを迎え入れる準備はばっちり。今回はグリーンカーペットの一部をミニシア視点流に速報でお伝えします。
『ロード・オブ・セイラム』― 極彩色で際立つ、オカルト感。 ロブ・ゾンビ節が炸裂するサイケデリッ ク・トリップ・ホラー!
ヘヴィーメタル界の巨匠にしてホラー映画界の異端児、ロブ・ゾンビが監督・脚本を手掛けた最新作『ロード・オブ・セイラム』がいよいよ日本公開! 1692年にマサチューセッツ州・セイラムで実際に起きた「セイラムの魔女裁判」を独自解釈した完全オリジナルストーリーは、魔女狩りや悪魔崇拝、宗教冒涜といった禁断の世界を極彩色の映像美で描く、サイケデリック・トリップ・エンターテインメント! ©2012 Alliance Films (UK) Limited, All Rights Reserved.
【画像で楽しむイベントレポート】『第6回 したまちコメディ映画祭 in 台東』―「堺正章リスペクトライブ」に、ももクロ参上!!!
『第6回 したまちコメディ映画祭 in 台東』のクロージングを飾るリスペクトライブ&セレモニーが 、2013年9月16日(月・祝)に台東区の浅草公会堂にて開催された。今回のリスペクトアーティストに選ばれたのはテレビ・映画・舞台・司会と多方面で活躍する堺正章氏。 ほか出演アーティストには、浅草ジンタ、ポカスカジャン、No Lie-Sense(鈴木慶一+KERA)、ホフディラン、 NONA REEVES、堂島孝平ら豪華な顔ぶれが集結した。盛り上がるステージの中盤、シークレットゲストのももいろクローバーZが登場すると、会場に絶叫と歓喜の拍手が巻き起こった。
【画像で楽しむイベントレポート】第6回したまちコメディ映画祭in台東 レッドカーペット
コメディ映画専門の映画祭、第6回したまちコメディ映画祭in台東のオープニングセレモニーが9月14日浅草公会堂にて行われた。レッドカーペットにはしたコメではおなじみの“あの長老ゲスト”からゾンビとともに登場するアメリカ人監督まで多彩なゲストが結集。下町のお祭りそのものの、にぎやかなレッドカーペットの模様をレポートします。
第26回東京国際映画祭-アジア最大級の映画祭がスタート。ミニシアターファンの観たい部門がパワーアップ!
アジア最大級の映画祭、第26回東京国際映画祭が10月17日よりスタート。オープニングを飾るトム・ハンクス主演『キャプテン・フィリップス』やクロージングを盛り上げる三谷幸喜監督作品『清州会議』など話題満載の東京国際映画祭だけれども、ミニシアターファン注目の作品も目白押し。『日本映画・ある視点』部門がリニューアルをしたり、アジア(日本、中東地域を含む)で作られた、新鋭監督の1本目または2本目の長編作品を対象にした『アジアの未来』部門が設立されたりと、インディペンデント映画の新しい可能性を探る作品が取りそろえられている。今回はコンペティション部門、アジアの未来部門、そして日本映画スプラッシュ部門から気になる三本をご紹介します。この週末は世界水準のミニシア作品でグッと心をわしづかみまれてみてはどうだろう。
『第35回PFFぴあフィルムフェスティバル』-新しい才能を発掘し育てる老舗映画祭
自主映画を中心に新しい才能を発掘し育てる映画祭、『ぴあフィルムフェスティバル』。グランプリ受賞者は森田芳光監督、犬童一心監督、園 子温監督など世界的に高い評価を受けている映画監督を数多く輩出している老舗の映画祭だ。35回を迎える今年は511作品から選ばれた入選作品16本が上映され、グランプリを決定する。招待作品部門では映画を撮り続ける監督たちに撮り続けるための方法を聞く『映画監督になるための5つの方法』と第一線で活躍する監督たちが特撮について語りつくす『今、改めて特撮』の二つの講義が予定されている。9月14日からシネクイントにて開催!
『第6 回したまちコメディ映画祭 in 台東』― レトロとモダンが交差する東京下町で、世界各国のコメディ映画を上映 !
浅草、上野という東京随一の下町(したまち)の魅力をコメディ映画を通じて存分に味わえると、回を重ねるごとに盛り上がりをみせる『したまちコメディ映画祭 in 台東』(略称:したコメ)が、今年も2013年9月13日(金)~ 9月16日(月・祝)に開催される。いとうせいこう氏が総合プロデュースを務める本映画祭は、「映画(Cinema)」「したまち(Old town)」「笑い(Comedy)」の3要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元の人々、映画・喜劇を愛する観客が一体となって盛り上がれる、ほかにはない魅力を持った住民参加型の国際コメディ映画祭なのだ!© 2013 辛酸なめ子/「したまちコメディ映画祭in台東」実行委員会
