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観客賞受賞マフマルバフ監督「映画はこの暴力的な世界に平和のメッセージを伝える大きな力を持っている」―『第15回東京フィルメックス』授賞式
11月29日(土)、第15回 東京フィルメックスのクロージングセレモニーがおこなわれ、各賞が発表され、コンペティション作品9本の中からフィリピンのフランシス・セイビヤー・パション監督の「クロコダイル」が最優秀作品賞に選出されました。各賞の喜びの声を記者会家・授賞式からリポートします。
『欲動』― 神秘の島バリを舞台に杉野希妃が撮りあげた性愛と生死
女優、プロデューサー、監督として国際的に活躍し、アジア・インディーズ映画界のミューズと称される杉野希妃。杉野にとって、長編監督作では初の劇場公開作品となる『欲動』が、11月22日より新宿武蔵野館でレイトショー上映される。三津谷葉子と斎藤工という大人の色気を湛えた2人をW主演に迎え、神秘の島バリを舞台に“性愛”と“生死”という命題を女性監督ならではの繊細な感性で描き出す。美しい裸体をさらけ出して挑む三津谷と斎藤のベッドシーンにも注目だ。第19回釜山国際映画祭の「Asia star award 2014」最優秀新人監督賞を受賞作品。
© 2014『欲動』製作委員会
『ラスト・デイズ・オン・マーズ』-火星ミッション最終日に起こる戦慄の出来事
地球以外の生命体の発見は、人類のロマンであり夢である。一方、それは脅威でもあり、これまで多くの映画で宇宙生命体との戦いが描かれてきた。今回の舞台は、砂漠のような大地が広がる火星。地球に近く、生物の存在の可能性を指摘されている星だ。監督は実写版『AKIRA』の候補にも挙がったルアイリ・ロビンソン。人間の体に入り込み、凶暴な異生命体に変異させるバクテリアの恐怖を描く。2014年11月22日(土)新宿ミラノほか全国順次ロードショー。
『この映画を観れば世界がわかる』発売記念トークイベント―蓮實重彦、北野武、ジャ・ジャンクー。 東京フィルメックスプログラムディレクターの節目となる映画人達
いよいよ11月22日より第15回東京フィルメックスが開幕。節目となる第15回の映画祭開催を記念して、東京フィルメックス初の単行本『この映画を観れば世界がわかる』が発売されました。今回は11月19日に行われた東京フィルメックス プログラム・ディレクターの市山尚三さんと共同通信社編集委員の立花珠樹さんによる『この映画を観れば世界がわかる』発売記念トークイベントの模様をレポートします。東京フィルメックスプログラムディレクターである市山尚三さんの“節目となる映画人との出会い”そして15回目を迎える東京フィルメックスの見逃せない作品についてたっぷり語っていただいています。
【画像で楽しむイベントレポート】第27回東京国際映画祭レッドカーペット
10月23日アジア最大の映画祭、東京国際映画祭が開幕しました。オープニングを飾るのは映画人が華やか登場するレッドカーペットセレモニー。フェスティバル・ミューズを務める中谷美紀さん、スペシャルアンバサダーの嵐のみなさんやフェスティバル・ナビゲーターのハリー杉山さんと岡本あずささんの他、国内外から多くの映画人が集まり、賑やかに祭りのスタートを切りました。今回はミニシア流にレッドカーペットをレポートします。もちろん、ミニシア名物靴チェックも気合入ってますよ。
『トム・アット・ザ・ファーム』-亡くなった恋人の家族との息詰まる関係を描くサイコ・サスペンス
『わたしはロランス』で日本でも注目を集めたカナダの新鋭グザヴィエ・ドラン監督。自殺した恋人との家族との危うい関係と、そこからにじみ出る狂気を描いた本作では監督・主演をつとめ、2013年の第70回ベネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した。2014年10月25日(土)、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷アップリンク、キネカ大森、テアトル梅田ほか、全国順次公開。
『スガラムルディの魔女』公開記念! アレックス・デ・ラ・イグレシア監督&カロリーナ・バングさんトークショー
スペイン映画界が誇る鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシア監督と妻で女優のカロリーナ・バングさんが、新作映画『スガラムルディの魔女』のPRのために来日。10月14日には、東京・六本木で行われたトークショーに登壇した。トークショー後にはイグレシア監督とカロリーナさんを囲んだパーティーも催され、会場に駆けつけた多くのファンとともに大いに盛り上がった。
第27回東京国際映画祭―大作だけじゃない。映画だけじゃない。今年の東京映画祭は更にパワーアップ
アジア最大級の映画祭、第27回東京国際映画祭が10月23日よりスタート。オープニングを華々しく飾る「ベイマックス」や大注目のクロージング作品「寄生獣」などアジア最大級の映画祭にふさわしい大作が並ぶが、見るべき作品は大作だけではない。今後が気になる若手監督の作品がチェックできる「アジアの未来」部門や「日本映画スプラッシュ」部門など、ミニシア好きなら押さえておくべき作品が目白押し。また、歌舞伎座での特別上映や東京国際映画祭でしか味わえない東京映画食堂などスクリーンだけではない映画祭の楽しみ方も満載。ミニシアおすすめの作品とイベントをたっぷりとご紹介します。
第15回東京フィルメックス―映画に刺激される9日間
11月22日より第15回東京フィルメックスがスタートする。カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭をはじめとする国際映画祭が今後必ずや注目するであろう映画作家を、世界に先駆けて、いち早く紹介し続けてきた映画祭、東京フィルメックス。15回目の今年は『長江哀歌』を始め国際映画祭で高い評価を受けるジャ・ジャンクー監督を審査委員長に迎え各賞が決定される。コンペティション部門9本をはじめ「映画好きを刺激する」25作品がそろい踏み。「ミニシアターに行こう。」流の楽しみ方をご紹介します。(作品画像は『さよなら歌舞伎町』) © 2014年『さよなら歌舞伎町』製作委員会
『第11回ラテンビート映画祭』― ラテンカルチャーの魅力満載!! 新しいLBFFにでかけよう!
10月9日(木)より新宿・梅田・横浜の3都市で順次開催される『第11回ラテンビート映画祭』。次の10年に向けて新しいスタートを切った同映画祭では、今年もスペイン・中南米から選りすぐりの最新映画や過去の名作映画を17作品もお届けするほか、昨年に続き2回目となる“COMIDA(コミーダ=料理)”、新たな試みとして“LIBRO(リブロ=本)”のイベントも同時開催。ラテンカルチャーの魅力がいっぱいのラインナップから、ミニシア注目のプログラムをご紹介します!
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