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『きみといた2日間』―どん底状態の女の子がネットで恋活!?
ネットでの恋活が市民権を得て久しいが、現在アメリカでは結婚したカップルの3分の1がネットで出会うといわれている。本作の主人公は「仕事なし」「オトコなし」「部屋もなくなりそう」という、どん底状態の女の子。そんな彼女に予想外のことが起こり、新しい恋の予感が……という寒い冬にぴったりのラブストーリー。
『セッション』で注目されたマイルズ・テラー、人気上昇中のアナリー・ティプトン、TVドラマ『ゴシップガール』のヴァネッサ役ジェシカ・ゾーら、勢いのある若手俳優達が出演している。
12月23日(水・祝)より、新宿武蔵野館他にて全国公開
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『イスラーム映画祭2015』-恋愛、結婚、家族、あなたが共感するイスラームの人々の感情に出会えるかもしれない映画祭
2015年をふり返ると”イスラーム”ということばが頻繁にニュースにとりあげられた。巨大な宗教であるにもかかわらず、日本にいるとイスラームの情報はあまりに断片的だ。ユーロスペースでは12日より7日間、イスラームをテーマに映画祭が開催される。コメディから社会派ドラマまで、イスラームを信仰する人々の暮らし、悩み、喜び、楽しみ、苦しみがつまった、よりすぐりの9作品が一挙に上映される。映画祭期間中は上映後にトークセッションもあるのでより深くイスラームの世界の今を知ることチャンスだ。今回は映画祭おすすめの3作品をご紹介。映画の中で、あなたが共感するイスラームの人々の感情に出会えるかもしれない。
【第16回東京フィルメックス】スペシャル・メンション受賞『クズとブスとゲス』で見せた奥田庸介監督の本気度
第16回東京フィルメックスが、2015年11月21日(土)から9日間にわたって開催され、今回もコンペティション部門に選出された10作品は魅力溢れる力作が並んだ。そんな中、奥田庸介監督作品『クズとブスとゲス』は3年ぶり2度目のコンペティション選出でスペシャル・メンションを受賞。舞台挨拶とQ&Aに登場した際の様子と共に、作品の魅力をご紹介します。
『第16回 東京フィルメックス』-原点回帰。世界に羽ばたく映画作家たちが戻ってくる映画祭
11月21日より第16回東京フィルメックスがスタートする。カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭をはじめとする国際映画祭が今後注目するであろう映画作家を、世界に先駆けて、いち早く紹介し続けてきた映画祭、東京フィルメックス。東京フィルメックスをきっかけに世界に大きく羽ばたいていった映画作家は再び東京フィメックスに戻って世界が注目する一本を公開する。そのさまは川に戻ってくる鮭のよう。東京フィルメックスが原点ということもあるけれど、映画好きが集まる雰囲気のなかで作品を共有したいという思いがあるからだろう。16回目の今年はコンペティション部門10本をはじめ33作品のいずれも見逃すことのできない作品が目白押し。今回は戻ってきた鮭ならぬ東京フィルメックス出身の監督の上映作品をご紹介します。© Bandai Visual, Bitters End, Office Kitano
第28回東京国際映画祭・追悼特集『高倉健と生きた時代 』― 倍賞千恵子さんが語る高倉健さんとの思い出
2015年10月22日(木)〜10月31日(土)に開催された第28回東京国際映画祭。プログラムの一つ追悼特集『高倉健と生きた時代』では、昨年11月に他界した名優・高倉健さんの一周忌を前に10本の主演作品が上映された。25日(日)には会場となったTOHOシネマズ新宿に倍賞千恵子さんが登壇し、これまでに高倉さんと共演した『幸福の黄色いハンカチ』(77)、『遙かなる山の呼び声』 (80)、『駅 STATION』(81)の映画3作品の思い出と、在りし日の高倉健について公の場で初めて語った。
『カミーユ、恋はふたたび』-今の記憶を持ってタイムスリップしたら人生をやり直せる?
今年は『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(’89)で、1985年からデロリアンが到着した記念すべき未来の年。この作品は(2012年製作だが)、人生に失望した中年女性が逆に現代から1985年にタイムスリップし、亡くなった両親や友人、そして自分を捨てた夫に再会する物語だ。人生をやり直す機会を得た彼女は軌道修正できるのか。切ないながらも、彼女の今後の人生の幸せを予感させるファンタジーだ。時計屋の主人役のジャン=ピエール・レオーがさすがの存在感を示している。
10月31日(土)新宿シネマカリテほか全国順次公開。



