協力ライター
『タクミくんシリーズ あの、晴れた青空』―浜尾京介と渡辺大輔のタクミとギイを味わえる最後の作品。
ボーイズ・ラブ小説の金字塔『タクミくんシリーズ』の映画版は、5作目の本作でひと区切りを迎えます。2作目からタクミとギイを演じてきた浜尾京介と渡辺大輔は、今作でこの役を卒業。祠堂学院で絆を紡いだふたりを網膜に焼きつけつつ、今後このシリーズを支えていくフレッシュなキャストにもご注目を。8月20日(土)より、シアター・イメージフォーラムにてレイトショー。全国順次公開。(C)2011 ごとうしのぶ/角川書店・タクミくんシリーズPartners
『ムカデ人間』 北村昭博さん×塩田時敏さん トークショー―日本で初めてムカデ人間になった男と、日本で初めてムカデ人間を観た男。
7月2日(土)のロードショーを皮切りに、日本でも話題沸騰の『ムカデ人間』。公開初日、東京・渋谷のシネクイントで、「ムカデ人間の先頭・カツロー」を演じた北村昭博さんと、映画評論家の塩田時敏さんによるトークショーが開催されました。「日本で初めて『ムカデ人間』になった男」の北村さんと、「日本で初めて『ムカデ人間』を観た男」の塩田さんが繰り広げたトークは、「日本映画の世界進出」にも話題が及んで……。劇場公開が続々と拡大している『ムカデ人間』、あなたはもう、「つながって」みましたか?
『ミラル』―『潜水服は蝶の夢を見る』のシュナーベル監督が紡ぐ、紛争の地での愛と希望。
約半世紀に渡るイスラエルとパレスチナの紛争。その時代を生きた4人の女性の人生を軸に、愛と絆、そして希望を描いた感動作が誕生した。本作は、『潜水服は蝶の夢を見る』のジュリアン・シュナーベル監督が、パレスチナ人女性ジャーナリスト、ルーラ・ジブリールによる自伝的著書を元に映画化。『スラムドッグ$ミリオネア』で一躍注目を浴びたフリーダ・ピント、『扉をたたく人』『シリアの花嫁』の名女優ヒアム・アッバス共演で贈る、平和へのメッセージが詰まった必見作。8月6日より、ユーロスペース他にて全国順次ロードショー。(C)photos – Jose Haro
フランス映画祭 2011―リュック・ベッソン団長ほか来日映画人の、「今」の日本への想い。
6月に開催された、フランス映画祭 2011。東日本大震災の余波と、原発問題の渦中にある日本に、リュック・ベッソン団長をはじめとしたフランスの映画人がゲストとして訪れました。記者会見とオープニング・セレモニーでゲストが語った言葉には、「今」の日本を案じて愛する想いがたっぷり。当日の華やかな画像とともに、ご紹介致します。また、質疑応答では、ベッソン団長の口から「GACKTさん」の名前が飛びだして……!?
『LAゾンビ』―ゲイ・ポルノとゾンビ映画が融合した問題作、奇跡の特別上映。
アート・シーンにも多大な影響を与える、クィア映画界の第一人者、ブルース・ラ・ブルース監督の最新作『LAゾンビ』 ― 昨年のメルボルン国際映画祭で、上映用マスターが警察に押収された上に「焼却」までされた問題作です。日本公開は絶望的と言われていた本作の、奇跡的な特別上映が決定しました。7月16日(土)・18日(月)、銀座のヴァニラ画廊にて、「ポルノ」、「ゾンビ」、「耽美」が融合する神秘をご覧あれ。
『田中さんはラジオ体操をしない』―彼が解雇された理由は、「ラジオ体操をしなかったから」?
自分を解雇した勤務先の正門前で、25年に渡って毎日、抗議活動を続ける田中哲朗さん ― 彼の活動と人となりに興味を持った、オーストラリア人のマリー・デロフスキー監督によるドキュメンタリー映画です。田中さんが解雇された理由。それは、「ラジオ体操をしなかったから」? 現代日本が抱える、「身近な人権問題」に真っ向から立ち向かう人々の姿を映した本作は、7月2日(土)より、新宿K’s cinemaにてモーニング・ショー。