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『魔弾の射手』―ドイツ・オペラの名作が、完全映画化。
上演時間約2時間40分のドイツ・オペラの名作『魔弾の射手』が、完全映画化された。キャストはいずれも、実績と名声のある声楽家たち。彼らの声を彩るのは、ダニエル・ハーディング指揮のロンドン交響楽団。クラシック音楽ファンにとっては、まさに夢の競演。物語の背景とあらすじを事前に予習して、「ストーリーよりも音楽を堪能するために観る」ことが、この作品を楽しむこつだ。3月10日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、同24日(土)よりシネ・リーブル梅田にて公開中。近日、名古屋シネマテークにて公開。(C)SYQUALI MULTIMEDIA AG
「桃まつりpresents すき」―9人の女性監督が手がけた、9種類の「すき」。
「桃まつり」は、「若手女性監督たちにもっと上映の場を!」という声で立ちあがった、女性監督による製作・上映集団。第5回開催となる今年は「すき」をテーマに、9人の監督が手がけた9本の作品が上映される。3月17日(土)~30日(金)、渋谷のユーロスペースにて。個性豊かな9作の中から、「台詞と会話の妙を堪能できる3本」をピックアップ。(C) 2012 momomatsuri.com All Rights Reserved.
「第6回 TOHOシネマズ学生映画祭」―無料で入場・鑑賞できる、「学生による、学生のための映画祭」。
「学生による、学生のための映画祭」というコンセプトのもと、2007年に始まった「TOHOシネマズ学生映画祭」が、今年、第6回開催を迎える。3月18日(日)、会場は東京のお台場シネマメディアージュ。入場無料の映画祭である。コンペティションでは、「ショートフィルム部門」で7作品、「短編アニメーション部門」で6作品が上映され、それぞれグランプリと準グランプリが選出される。作品の作り手はもちろん、企画・運営もすべて学生がおこなっているこの映画祭。さあ、未来の巨匠を探しに行こう。
「GEIDAI ANIMATION 03 TALK 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第三期生修了制作展」―次世代を担う旗手たちの作品が、渋谷にやってくる。
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の第三期生たちによる修了制作展が、”GEIDAI ANIMATION 03 TALK”と題して開催される。3月17日(土)~23日(金)、会場は渋谷のユーロスペースだ。国立大学では初のアニメーションに特化した専攻で学んだ学生たちが、技術と個性を磨いた集大成を発表する。次世代を担う学生監督たちの全14作品の中から、エンターテインメント性が強く感じられる6作品をピックアップしてご紹介。
【イケメン青田買い】『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』東京・初日舞台挨拶―金田敬監督、高崎翔太さん、新井裕介さん、林明寛さんがご来場。
市民オーケストラを舞台に、ヴァイオリニストの守村悠季と指揮者の桐ノ院圭が、音楽家としての互いを高めあいながら愛を育んでいく『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』。3月10日(土)に公開初日を迎え、シアター・イメージフォーラムにて舞台挨拶が開催されました。金田敬監督、高崎翔太さん、新井裕介さん、林明寛さんによる、和気藹々とした舞台挨拶の模様を、ほぼノー・カットでお届けします。※この記事には、映画本編の詳しい内容に関する記述が含まれています。ネタバレを控えたいかたは、本編のご鑑賞後にご覧ください。
『へんげ』―恋愛、ホラー、特撮、SF、人間ドラマ……、娯楽映画のあらゆる要素がつまった、快感あふれる1本。
昨年と今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭でも注目を集めた『へんげ』が、いよいよ映画館に登場! 公式の呼びかけで「ネタバレ厳禁」の戒厳令が敷かれるほど、驚愕と興奮のラストが用意されている本作は、3月10日(土)よりシアターN渋谷にて公開中。全国順次ロードショー。娯楽映画のあらゆる要素がてんこ盛りに備わっている本作の驚嘆すべきラスト・シーンは、映画館の大きなスクリーンで見届けてこそ、快感が何倍にもふくれあがる。(c)2012 OMNI PRODUCTION
東日本大震災 被災地復興支援シネマ「仙台ノスタルジア映画祭」―ギンレイ映画キャラバン隊、3月11日に始動。
飯田橋の名画座ギンレイホールが、「映画キャラバン隊」を組織して、東北地方をボランティアで巡回上映する。その第1回目となる「仙台ノスタルジア映画祭」が、3月11日(日)、エル・パーク仙台スタジオホールにて開催。成瀬巳喜男監督の『君と別れて』と『腰弁頑張れ』、マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の『岸辺のふたり』の計3本が上映される、入場無料のイベントだ。「『映画の感動』を通して少しでも多くの方々に生きる勇気や人生の喜びを」という思いを積んで、キャラバン隊のトラックが東北へ発進する。
『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』―原作ファンが思い描いていた情景のすべてが、ここにある。
20年近くも多くのファンに愛され続けている、オーケストラを舞台にしたボーイズ・ラブ小説の金字塔―秋月こお氏原作の『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』が、遂に実写映画化された。金田敬監督、出演者、スタッフ―作り手全員が、原作を尊重かつ研究し尽くして映像化したと一目瞭然の作品である。コミカルでリアリティのあるボーイズ・ラブ映画であると同時に、ふたりの音楽家の成長物語でもある。3月3日(土)より、渋谷のシアター・イメージフォーラムにてロードショー。(C)2012秋月こお/角川書店・富士見二丁目交響楽団シリーズ製作委員会
【実践映画塾 シネマ☆インパクト】 大森立嗣監督コース リポート
刺激的なワークショップ「シネマ☆インパクト」のもようを追う連載記事。第一期のトップバッター大森立嗣監督コースのレポートをお届けします。授業というより本気で映画! という気迫に、心臓バクバクです。