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大人になれない若者たちのコミカルで爽やかな青春群像劇『明ける夜に』が、「田辺･弁慶映画祭セレクション2023」の上映作品として2023年8月18日（金）よりテアトル新宿にて公開を迎える。注目の新鋭・堀内友貴監督の長編デビュー作となる本作に、漫画家の大橋裕之氏、歌人の穂村弘氏、アイドルグループ「GANG PARADE」のテラシマユウカ氏より応援コメントが到着した。

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モラトリアムをテーマに映画制作を続ける堀内友貴監督が描く、夏の一夜

2021年に監督・脚本を務めた『また春が来やがって』で第32回東京学生映画祭観客賞と審査員特別賞（城定秀夫監督）を受賞した注目の新鋭･堀内友貴。モラトリアム（大人の領域に踏み込めずにうろうろしている状態）をテーマに映画制作を続ける堀内監督の長編デビュー作『明ける夜に』は、海辺の町を舞台にした夏の一夜の物語だ。新人監督の登竜門とされるSKIPシティ国際Dシネマ映画祭、TAMA NEW WAVE、東京学生映画祭、なら国際映画祭、田辺･弁慶映画祭に出品しグランプリ2つを含む計5冠を獲得した本作が、「田辺･弁慶映画祭セレクション2023」にて8月18日（金）より劇場公開される。

フレッシュなキャストが集結した青春群像劇

就活に苦戦する主人公･山ノ辺を演じるのは、『走れない人の走り方』ほか話題作への出演が続く五十嵐諒。山ノ辺が面接会場で出逢うキミ役には、舞台を中心に活躍する花純あやの。キミの親友で野球部のマネージャーだった凛子役には『海を盗んだふたり』のとしお理歩。元野球部の秀一役には米良まさひろといったフレッシュなキャストが集結した。

応援コメント

＜大橋裕之氏／漫画家＞
みんな気まずい夜を乗り越えて、それぞれの夏を終わらせる。
電話を切ったあとに見せたあの青年の一瞬の笑顔が忘れられない。

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＜穂村弘氏／コメント＞
夢も大事なものもばらばらな人々が、偶然、海まで歩くことになる。
噛み合わない会話の生々しさにどきどきしました。
まだ何者でもない若者たちの夏の終わり。
自分にも、こんな永遠の一日が欲しかった。

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＜テラシマユウカ氏／GANG PARADE＞
夏らしいことなーんにもできなかったよねー。
毎年夏の終わりを予感するたび、夏を達成できなかったことについて保険をかけるかのようになんとなく口にしていた言葉だ。
自身が大人になったと感じる瞬間が増えるのと比例して、8月31日を夏の終わりであると明言できる感性が羨ましいと思う気持ちが育っていった。
『明ける夜に』は、そんな私のちいさく抱えた感情をそっと昇華してくれた。

予告編＆作品概要

【STORY】8月31日から9月1日にかけて、夏の終わりを目前とした若者たちの群像劇。予定していた面接が急遽延期になった就活生の山ノ辺とキミ。野球部のマネージャーだった凛子に電話をかける秀一。コンビニでバイト中の健斗とキョーコ。海の近い町で、それぞれの忘れられない一晩が過ぎていく。誰もがもっているようなそんな夜の話――

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▼『明ける夜に』  公式サイト
（2023年／95分／日本／ヨーロピアンビスタ／ステレオ）
英題：All Summer Long
出演：五十嵐諒、花純あやの、としお理歩、米良まさひろ、佐野日菜汰、志真うた、在原貴生、七瀬てつ、巴山祐樹、松本高士

監督･脚本：堀内友貴
撮影：中村元彦　照明：木村美夢　録音：堀内萌絵子　美術：石井晴菜　助監督：湯本充　演出助手：福島桃音、黒岩陽太　撮影助手：村松里香　照明助手：フブンクン　録音助手：木内拓海、三輪優奈　美術助手：藤本泰知 　衛生：佐伯虎志郎　車輌：西永恭子　照明応援：埋田向日葵　制作担当：山田翔平　制作主任：山田蓮　編集・カラーグレーディング：中村元彦　 整音：堀内萌絵子　音響効果：三輪優奈　題字：中村元彦　 スチール：木村響　メイキング：七宝治輝、木村響
主題歌「eyelids」作詞･作曲 ヤマダカイト　演奏 chie
宣伝美術：近藤賢太郎　配給･宣伝：工藤憂哉　宮本陽香

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