『第10回ちば映画祭』— 若手監督の秀作&傑作を上映!「ちば映画祭」が2年ぶりに帰ってきた!

  • 2019年03月13日更新

イキの良い若手監督をチェックするなら、ちば映画祭へGO!

2年間の充電期間を経て、ちば映画祭が帰ってきた!
千葉県初上映の括りで、将来有望な若手監督の作品をメインに上映する本映画祭。過去には、真利子哲也、山戸結希、二宮健 、杉田協士などの監督作品を特集上映し、ほかにも白石和彌、瀬田なつき、鶴岡慧子、冨永昌敬、中野量太の作品を取りあげるなど、そのセレクトには多くの映画ファンが注目する。

2008年にスタートし、このたび10回の節目を迎える本映画祭は、2019年3月29日(金)の前夜祭を皮切りに30日(土)・31日(日)に千葉市中央区の千葉市生涯学習センターで開催される。前夜祭では、千葉県で活躍するアマチュア映画作家による作品千葉県とゆかりのある作品などを無料上映し、杉作 J 太郎監督『チョコレートデリンジャー』(本作は有料上映)最新バージョンも上映予定。本祭では2日間で計16作品を上映するほか、各上映後には監督などゲストによるトークも予定されている。実行委員会が 1 年以上かけて企画したプログラムは、いずれも映画の楽しさを体感できるラインナップだ。

特集は国内外で注目される清原惟監督! 5作品上映&ゲストトークも!

東京藝大大学院の修了作品の『わたしたちの家』がPFFアワード2017のグランプリに輝き、第68回ベルリン国際映画祭にも正式出品されるなど、国内外から高い評価を受ける清原惟監督を特集。「おとめ心・あそび心」と題し、30日には短編作品の『火星の日』『波』とPFFアワード2015入選作『ひとつのバガテル』を上映し、31日には短編作品『網目をとおる すんでいる』と前述の『わたしたちの家』を上映。両日とも、上映後のトークに清原監督ほかゲストを迎えて作品の魅力に迫る。(画像『わたしたちの家』)

映画祭を賑わせた傑作、短編作品など貴重なスクリーン上映が目白押し!

特集上映以外も見逃せない作品ばかり。第12回大阪アジアン映画祭インディー・フォーラム部門のJAPAN CUTS Award受賞、第20回上海国際映画祭のAsian New Talent Award部門で脚本賞・撮影賞を受賞した、まつむらしんご監督によるラブコメ映画の傑作『恋とさよならとハワイ』、PFF アワード2018 のエンタテイメント賞と第 12 回田辺・弁慶映画祭 TBS ラジオ賞を受賞し、2018 年12月に劇場公開されたばかりの新鋭・野村奈央監督『からっぽ』、現役高校教員の丹野幸一郎監督がメガホンを執り、杉田協士による撮影と高校生キャスト(撮影当時)で制作された『席のむこう』、幅広い活躍をみせる新星・松本花奈監督の短編『僕もあの子も』、第6回の本映画祭で好評を博した田崎恵美監督『海にしずめる』の再上映、石野理子(赤い公園、ex. アイドルネッサンス)を主演に迎えた頃安祐良監督の『ファーストアルバム』、大工原正樹監督の『やす焦がし』、注目の女優・福永朱梨主演作『彼女はひとり』(中川奈月監督)と『恋はストーク』(亀山睦実監督)、PFFアワード2018で審査員特別賞を受賞した道本咲希監督『19歳』、村松正浩監督『兄兄兄妹』など、貴重なスクリーン上映となる注目の作品が目白押しだ。(画像上:『恋とさよならとハワイ』©2017Ippo、画像下:『からっぽ』)

上映作品の詳細とタイムスケジュールは『第10回ちば映画祭』公式サイトでチェックを!  なお、高校生以下入場無料、お得な前売券は3月25日まで発売中だ(チケット情報はこちら)。

>>『ちば映画祭のテーマ~初期衝動~2019ver.』MV<<

▼『第10回 ちば映画祭』開催概要
期間:2019年3月29日(金)〜31日(日)※29日は前夜祭
会場:千葉市生涯学習センター(千葉市中央区弁天3丁目7番7号)
JR千葉駅「千葉公園口」「東口」「北口」、千葉都市モノレール千葉駅より徒歩8分
入場料:
・1プログラム券 前売800円 当日1,000円
・2プログラム券 前売1,200円 当日1,500円
・1日通し券 前売2,000円 当日2,500円
・高校生以下、入場無料
・全席自由・各プログラム入替制
主催:ちば映画祭実行委員会
問い合せ先:ちば映画祭実行委員会 電話 070-1410-0722
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『第10回ちば映画祭』公式サイト

文・編集:min

  • 2019年03月13日更新

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